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こじらせアラフォーついんずのぶらり途中下車の旅VOL.1

2020年に脱サラして好きなことをしよう♪自由に生きるんだ‼と意気込んだものの、あれよあれよという間にコロナ過に突入してしまい、へっぴり腰の我々双子は、引きこもりを余儀なくされてしまい早2年。何のために社会のレールから外れたのかという日々。

時間の経過とともに終息が見えてきた流行り病にどんどん好きなことを取り戻す人が出てきてる。でも、中々重い腰が上がらなかった…。そんなこじらせ系のアラフォー双子が、人生は一度きりだしやりたいことやるぞーと一念発起して始めた旅LOGが新連載です。

テーマは「10代の頃憧れた大人の嗜み」

それでは行ってみましょうーーー!


第一話「馬券を握りしめてスリルを味わいたい!」

日本には「競馬」というギャンブルがある。パチンコにもカジノにも興味は沸かないが、「競馬」だけは一味違う感動があるのだ…

まだ、我々が子供だった頃の話だ。
あるドラマのワンシーンで馬が走る姿に沢山の観客が熱狂する。ゴールの瞬間にごぉおおーーという怒号とともに空に馬券が飛ぶのだ。その光景になんとも言えない爽快感を覚えたのは言うまでもない。

https://king.mineo.jp/reports/29179

それから、数年後のことだ。クリスマスだというのに特に予定のない陰キャ学生だった私達は、帰宅中の車内で、
「なんと100円が100万近くになったんですから凄いことですよね~」
「マツリダゴッホを買えた人はいないんじゃないですかね~、羨ましい…」
という、興奮冷めやらぬ有馬記念で万馬券が出たニュースを聞くことになる。


https://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/arima/result/arima2007.html

「100円が100万円、100円が100万円、、、、、」
大人になった自分が言いたいセリフがこれだった。

そして時代は令和。初夏の風を感じながら出向いたのはここ!

大井競馬場であります!

東京だと、競馬場と言えば府中にある東京競馬場や千葉にある、中山競馬場まで行かないと競馬が楽しめないと思っている方も多いのでは?
実は、東京都品川区にもあるんのです。それが、大井競馬場。

アクセスは浜松町駅からモノレールに乗車し「大井競馬場前」で下車か、もしくは品川から京浜急行で「立会川」で下車で行ける距離感。

立会川からは徒歩で6分程で競馬場が見えてきます。せっかくだから街ブラしながら。


立会川は坂本竜馬ゆかりの地。竜馬が20歳の頃、ペリー来航時の江戸警護をこの辺りでしていたらしい。このマスク姿の竜馬の写真は100年後に100万円になるかしら…。などと考えながら歩を進めると見えてくるのが、

天祖・諏訪神社。創建は1100年~1190年と古く、御祭神は天照大御神、豊受大神、建御名方刀美神、小碓命。

勝負ごとや受験などここぞという時の大一番に強いとされる神社なんですって!!これは、良いこと起きそうとばかりに、
「これから競馬で大当たりしますよーーに。」
と私利私欲満載の願掛け。

それでは競馬場まで行くぞーーー。


中に入ると早速、パドックに人だかりが。

パドックとは、次のレースで出走する馬の歩く姿をみて、「調子がよさそうだな」とか「ちょっと太いな…。」とか見ながら馬券の判断材料にする場所です。馬を良く知るプロになると、ここで走る馬を見分けられるんだとか。

しかし、我らは初心者。

イケメン~名前がイイね!ありかも♪とか、

お尻が光ってる!!なんか縁起がいいから走るかもね♪とか

白毛の馬ってだけで推したくなるんだなぁ。。などと言いながらまずは初戦のレースを購入!

結果は、、、、

見事的中!100円の投資で480円を手にした我らは気を良くして次のレースも参戦!

馬が一気にゴールへと駆ける瞬間は圧巻で、「タタタッ、タタタッ…」とリズミカルに足音がどんどん近づいてきたかと思うと、爽快に過ぎ去っていって1着がどの馬だったかなんて見分けがつかないんです。。

この生で見るからこその馬のイキイキした走り姿に元気を貰うなんていう人も多いんじゃないでしょうか?

まぁ、1発目こそ的中したもののその後のレースは外れ馬券のオンパレート。。

最終レースをまたずに資金に底をつき、終了しました。(あーー残念。。)

帰りは最寄り駅まで徒歩であるいて、腹ごしらえ。

春冷えの夜には、このれんげ食堂TOSHUさんの味噌ラーメンが五臓六腑にしみわたりました。

一喜一憂の競馬チャレンジでしたが、百聞は一見に如かず。良いものですね~。ぜひ、競馬仲間を作って、売店でモツ煮とビール片手にまた行きたいと思います。(酒好きには堪らない。大井競馬場限定のクラフトビール)


さて、第一話「馬券を握りしめてスリルを味わいたい!」はいかがでしょうか。次回もお楽しみ♪

それではまた!

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