【お酒と物語と女優と】VOL.1
こんにちは!そして初めまして!私たちはPONKOTWINS(ぽんこついんず)といいます。文字通りおっちょこちょいでポンコツな双子で活動している自由人です。
なんだこいつら!と思ったあなたも久しぶりに来たわ!というあなたも最後まで読んでいただけたら幸いです。
私たちと言えば無類の酒好き!去年は何を隠そう365日中364日飲酒していた酔いどれtwinsなのです。
そんな私達が、「このお酒ってあの映画に出てくるあの女優ぽいね…」とか「このカクテルを飲みながらこの映画みたら最高に酔えそう…」なんて酔いどれトークするコーナーです。お酒大好きなフレンズの皆さまだけでなく映画や女優好きさんにも楽しんで貰えたら嬉しいです。
ではいってみよーー
1.ドラマチックな愛の逸話を持つバーボン「Four Roses」
フォアローゼズの創始者「ポール・ジョーンズJr」はある舞踏会で絶世の美女に一目惚れしてしまいます。彼は、迷わずプロポーズをしました。
しかし、彼女は簡単にイエスとは言ってくれなかった。その代わりにこんな言葉を残したのです。
「どうか次の舞踏会までお待ちください。プロポーズを受けるなら薔薇のコサージュを付けて参ります」…と。
そして約束の日。彼女は4輪の深紅の薔薇のコサージュを胸に付けて現れたのでした。そんな愛の物語から名付けられたのが「Four Roses」というバーボンウイスキー。
そんな物語を持つフォアローゼズは1888年に誕生し、100年以上愛され続けています。ラベルにある薔薇同様、ウィスキーなのに花のような、果実のような、ほのかな香りとなめらかな味わいが魅力です。
男臭くてダンディの象徴でもあるウィスキーだけど、華やかで妖艶。でもハードリカーならではの強さを持つこのフォアローゼズは女性がとても似合うと思う。女優に例えるならナタリーポートマン。
子役時代に大人を凌駕する演技をみせた「レオン」はまさに映画史に残る傑作。ナタリーポートマン好きや映画好きの皆さんなら今までみた映画ベスト50には必ず入れたくなる人気作品ですよね。まだ未視聴な方はぜひともオススメです。
ナタリーポートマンは、世界で一番美しい顔に二度も選出された経験を持っています。まさに、フォアローゼズの物語に出てくる彼女そのものではなんて思うのです。
そんな彼女。ドラマチックな経歴をもっているのはご存知でしょうか?
生まれはイスラエルのエルサレム。そう、キリスト教やユダヤ教などが聖地として謳っている場所です。イスラエル人で医師の父とアメリカ人でアーティストの母の間に生まれました。3歳の時にアメリカに移住。10歳の頃、化粧品会社のレブロンからスカウトされたことをきっかけに、芸能界入り。13歳のときに映画「レオン」のオーディションで2000人以上の候補者の中から大抜擢され、マチルダ役として女優デビューを果たします。これが大ヒット。その後数々の有名作品で女優としてのキャリアを磨く一方、学業で才能を発揮しています。高校時代の成績はなんとオールAだったんだとか…。
恐るべしですよね…。両親の優れたDNAをきっちり受け継いでいるのも凄みを感じてしまいます。
その証拠に、化学実験が論文として雑誌に掲載されたことがあり、女優だけでなく科学者としても成功できたに違いありません。大学は名門「ハーバード大学」で、心理学の学位を修得しています。「スター・ウォーズ」シリーズの撮影時期はまさに大学生。そんな撮影との両立をしていた時でさえ、教授からは一目を置かれるほど、優秀な学生だったという逸話もあります。大学時代は、講義をさぼって車でイオンまで行って昼寝をしていた我らtwinsとは本当にかけ離れ過ぎていて恥ずかしい…。
語学も堪能で、なんとヘブライ語、ドイツ語、英語、フランス語など6カ国語を話せるのだとか。もう何もいうことなしの才色兼備です。
そんな才能ある彼女も現在では42歳。フレッシュな時期を超えて油が載ってきた現在だからこそ、様々な役にトライし続ける彼女は本当に輝いて見えます。
特にアメリカの偉人ジョン・F・ケネディの奥様を演じた「ジャッキーファーストレディー最後の使命」では、母としての強さだけでなく大統領の妻としての威厳と誇り高いオーラが印象的でした。ぜひ、フォアローゼズをロックでちびちびやりながら見たい映画ですね。
2.女性初の偉業を成し遂げたシャンパーニュ「VeuveClicquot」
シャンパーニュのメゾンとして超有名な「ヴーヴ・クリコ」は、クリコ家のフランソワ・クリコとポンサルダン家のバルブ・ニコル・ポンサルダンが結婚し、設立したメゾン。両家とも事業を展開しており、紡績業の市場を拡大を目的とした政略結婚だったらしいです。クリコ家が保持していたブドウ畑でシャンパーニュの生産を始めたのが1772年。画期的なマーケティング戦略で、海外にまで顧客を持つようになりますが、1805年急に一家の大黒柱であるフランソワ・クリコが自死。奥さんである二コルは小さな子供を持つシングルマザーになってしまいます。そんな状況だからと、義父はシャンパーニュ事業から撤退しようと考えましたが、せっかく自分の夫が情熱を注いだシャンパン造りを終わらせてはならないと一念発起し、ビジネスを継続することに。この時奥さんの二コルは27歳でした。
1800年代のヨーロッパは各地で戦争が勃発。ましてやこの時代、女性がビジネスの最前線にいること自体が初めてだったんだとか。そんな状況の中で世界で市場を拡大していったヴーヴクリコは世界中で愛されるシャンパーニュとして成功する。
2023年になり「風の時代」と言われるようになり、フットワーク軽く世界中で成功する女性が増えてきましたが、今から200年以上前に、世界のセレブに愛されるシャンパーニュ会社を率いていたとは胸が熱くなる事実です。世界の映画の中心であるハリウッドへオーストラリアから進出していった名女優ニコール・キッドマンにも重なります。
ニコール・キッドマンは、1967年ハワイに生まれる。学者であり著者の父と看護インストラクターであり活動家の母のもとですくすくと成長します。4歳の頃にオーストラリアへ移住し、その頃からバレエや演技のレッスンを始めます。高校時代には、同じ演劇クラスに女優ナオミ・ワッツがいたんだとか。その頃からドラマやMVに出演するようになったんだそう。演技の道を極める為に高校は中退。そこから映画の出演へと女優の階段を上っていきます。
転機となったのは1988年。出演した作品『デッド・カーム/戦慄の航海』をなんと元旦那さんトム・クルーズが見て「彼女をハリウッドに連れていきたい!」といったんだとか。その後、彼女は渡米。トムが主演を務める映画の相手役に抜擢。そこからはハリウッドで有名女優としてどんどん知名度を上げていきます。
実生活でもトムと結婚、「アイズワイドシャット」で共演し、話題を呼びましたが、その生活も長く続かず離婚。ですが、この離婚を機にニコールの魅力がどんどん発揮されていきます。(個人的に離婚してからの作品の方が輝いて見えるだけかもですが…。)この部分もシャンパーニュ会社ヴーヴ・クリコの経営者クリコ夫人に重なります。というのも、離婚後の作品「ムーラン・ルージュ」そして「アザーズ」と同じ年に全く個性の異なる役を演じ演技派と呼ばれるように成長していくからです。
特に「ムーランルージュ」では、ダンスあり歌ありのミュージカル映画仕立てとなっており、若い頃から女優を目指してバレエや演技の勉強を積んできたことがやっとお披露目できたんだろうなぁと感じました。とは言え、私達は当時、まさかニコールが歌って踊れると思ってなかったのでびっくり。その歌声も必聴です。
華やかなムーランルージュの世界に酔いしれながら今日は贅沢にシャンパーニュでもいかがでしょうか?もちろんヴーヴクリコで…
3.憧れの魔性のカクテル「アブサン」
今度はカクテル?アブサンって。と思った方も多いかも知れません。日本人になじみのカクテルがテキーラやウォッカなどアルコール度数が30~40度くらいのスピリッツを使用するのに対し、アブサンは70度ほどあるお酒。そしてその原料となるのは「ニガヨモギ」「アニス」「ウイキョウ」などをベースにかなり多くのハーブ、スパイスを使った蒸留酒となります。 ヨーロッパでは広く愛されているリキュールなんだそう。薬草を使ったお酒というだけで癖が強そうですが、それ以上にアルコール度数が高いので日本人でこれを飲める方はかなり癖もんかバッカスだと思います。
えっまずそう…と思われるかも知れません。でも飲んでみたいなぁ。と思うほど映画のワンシーンでカッコよく描かれているんです。その映画がこちら!
ジュード・ロウが主演を務めた映画「アルフィー」。主人公は、イギリスからニューヨークに移住してきたプレイボーイ。マンハッタンのホットな女性たちをとっかえひっかえしている。そんな恋するプレイボーイが行き着いた恋愛感とは?というあらすじ。当時はジュード・ロウ人気が凄かった気がします。アブサンに話を戻しますね。ストーリーの中で、資産家で化粧品会社のオーナーの年上マダムと出会った際に、アブサンが登場します。
「何か飲む?」と聞かれた主人公はウイスキーにしよう。「ミドルトン・レアはある?」
とカッコつけて答えるんですが、「アブサンはどう?」とマダムに言われ、「アブサンって何?」なんて聞けないプレイボーイは知ったかぶりをする。
で、その飲み方がとてもカッコいい!アブサン専用のスプーンの上に角砂糖を置きグラスに渡し、砂糖にアブサンをかけながらグラスへ注ぐ。
そしてここから素敵なんです。砂糖にライターで火を付け、青い炎がスプーンの上で立ち上がり砂糖が溶けて緑のアブサンに滴り落ちると何故か色が白く濁るんです。飲むドラックとも言われ禁制品だったことが伺える飲み方。それこそがアブサンの魅力。
映画の中では、スーザン・サランドンとアブサンを楽しむジュード・ロウでしたが、プレイボーイがオフで付き合ってたのがこの作品で共演しているシエナ・ミラー。
金髪美女でアジア人が憧れるタイプの女優さんです。
シエナ・ミラーは1981年にニューヨークで生まれ。銀行員の父親とリー・ストラスバーグ・アカデミー・インスティチュートを運営する母親。6歳の時に両親が離婚し、父親が再婚する。幼少期にはイギリスに移住しており国籍は2つあるんだとか。演技の世界に身を置いていた母親の影響か、モデルとしてキャリアをスタートさせ、のちに女優の世界へ。セクシーでキュートな雰囲気なだけでなくファッションセンスが抜群で、ELLEやvogueなどには必ず出てきてましたね。私達も当時彼女のファッションに夢中でした。
実際に実のお姉さんとファッションブランドを立ち上げて起業家としても成功しているんだとか…。お洒落で目立つからか、私生活をパパラッチされることが多くその派手な私生活も話題に。特に恋愛遍歴の濃さには映画アルフィーに負けず劣らずな感じです。現在は40歳を超え、母として女優として、たくましい顔立ちになりました。お洒落でキュートな彼女を知りたくなったら、この映画がおススメ。
アンディーウォーホルのミューズ(彼女)役として主演した映画「ファクトリーガール」はアメリカンポップアートの鬼才アンディーウォーホルとその時代を作っていった作家やアーティストなどの生き様を描く映画。彼女のファッションは現在でも参考になるポイントが多いので、お洒落好きさんは必見です。新しい時代を作っていく人達の新鮮でアブノーマルな雰囲気を堪能するのにいつもと同じビールじゃつまらないですよね…。
せっかくなので、アブサンにトライしながら見てはいかがでしょうか?
調べてみたらAmazonで売ってましたww
アブサン専用スプーンがついたアブサンのアルコール55度のボトルです。通常のアブサンより少し度数が控えめで飲みやすいのでは?
そして女子会やいつメンでの集まりをいつもと違う演出にしてみたいアナタにおススメしたいのが、こちら!
アブサンのもっともポピュラーな飲み方。水割りを作る機械です。ちなみに東レの(日本製)ですww
氷と水で割ったリキュールを4口の注ぎ口からグラスに注いて飲むスタイルです。なんかパーティー感が満載でいいですよね。
いかがでしたか?
今回は、3つのお酒と3人の女優にフォーカスして語ってみました。
ぜひ今宵、映画を楽しみながらお酒と美女に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回!
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