氷河期サバイバーたちの現実
1990年代後半から2000年代前半、バブル崩壊によって就職難となった時代に社会へ出たのが我ら氷河期世代だ。
団塊世代の退職ラッシュと少子化が重なったことにより、空前の就職売り手市場に沸く令和日本からは想像もできないが、当時は大卒でもろくな就職先がなく、子供たちのあこがれる職業第一位が”公務員”となってしまう夢も希望もない時代であった。ユーチューバーやプロゲーマーに憧れる令和の子供たちの方が余程健全だ。
就職に失敗した若者や、正社員にはなれたもののブラック労働に壊されてし