「嫌いな人」について

誰でも嫌いな人はいると思います。
私にもいます。でも私は嫌いな人はずっと嫌いで
好きなることがめったにありません。

出会ったときから嫌いな人もいますが、
いろいろ嫌なことをされたと思い込んでしまうと、
相手のすべての行動や言葉が嫌いに感じてしまうのです。

ああ面倒な脳ですが、私はそれを自分に許しています。
夫に叱られても治らないとあきらめています。
それは夫に甘えているからというのもあります。
神様を信じている人は、自分を決して見捨てたりしないと
傲慢に思っているから

それから私はすぐ「あの人は自分に害をなす人」
というレッテルを相手にはってしまって夫に叱られます。

いったんその人を「嫌い」ボックスに分類してしまうと
後戻りできない自分がそこにいて、どうすることも
できない気持ちになります。

私の夫は人に対してあれこれ評価したりしません。
評価しないというのは、好きとか嫌いに始まって
あの人はああいう人だから、こういう人だからと
言って決めつけないのです。

私にはとてもそれは信じられません。
私と夫は全く違う考えで、夫婦としてそれを認め合いたいけど
私にできないのでいつもそこに夫婦の危機があります。

それで夫は、私が決めつけて先に何かされないように防御にまわって
あれこれしようとするのを嫌がります。ときには防御するつもりで攻撃して
しまっているからです。過剰防衛ですね

自分は嫌いになった人を好きになることができないのに
自分が嫌われるのが嫌で、怒り出したりします。
何故自分のことを嫌うのかと。そしてつきまとったりして
その人が好きにならないと・・・結局私はその人を
嫌いになってしまうのです。

悲しいです。こんなに歳を取っても経験を重ねても
心は十代のころのままなのです。