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【壺中人事塾】#8 労務担当者としてコーディネートする

先日Xで壺中人事塾の学習会のグラレコを登録したら沢山の方から「いいね」をいただき、驚きました…。

壺中人事塾では毎週水曜日に学習会というものがあります。「労務コース」と「人材マネジメントコース」があり、私は労務コースで申し込みしていますが、20:00-労務、21:00-人材マネジメント…と続くので、選んでいない方も時間が許せば参加して学ぶことも可能です。

先日、11/13(水)のテーマは「体制」と「組織開発」でした。今回すごく濃い内容で面白かったので、自分の振り返りも含めてまとめたいと思います。

労務コース「体制」

テーマは、図解労務入門のChapter.9「体制」でした。

どのような外部パートナーと連携をしながら、労務の仕事をしているのか?それは何故か。
これらの問いをファシリテーターで社労士の岩田さんと共に考えていきました。

社労士や弁護士、税理士、アウトソーシング先…で「その人だから」こその理由はあるのか?何故その体制をとっているのかなど、ビジネスなら当たり前のように考えるのに、思考停止していないか?ベストなチーム体制、パートナーなのか?という問いかけがあり、改めてその視点を持つことはとても大切だと思いました。

きちんとバリューが出るのか、労務の問題解決をするためにしっかりと考え、労務はプロドューサーとしてキャスティングをする。

岩田さんからこの話を伺い私が重ねて思ったことは、人事は色々なことの板挟みとなり調整をすることがわんさかあるのですが、これは「コーディネートしている」のだと思いました。

この帽子とTシャツとスニーカー。ジャケットとスカートとパンプス…。様々な事象に対して最適な手段を選びコーディネートして。
そしてそれによって達成したい目的が正しく、よりよく、効率的に出来るようにそのコーディネートが出来る(洋服や帽子を仕入れる)外部パートナーとの連携も含めた体制をも大きくコーディネートするような…。

労務ごった煮会の運営のカツオさんもおっしゃっていて言語化してくださりました。まさにその二つがあると思います。

そして、労務は1番従業員の情報を持っている、からこそ、外部パートナーが出来ないようなこと=現場に足を運んで深く対話して、という役割をもっと全うして、さらに外部パートナーと連携していく…というサイクルを回し、会社を動かす。そんなチームづくりをして運営しているんだと考えたり、感じました。

人材マネジメントコース「組織開発」

人材マネジメントコースクラスのテーマは「組織開発」。実は以前、私は久々に会った友人に言われた「ぽんちゃんは人事やってるんだー!私は今組織開発やってるよー」という言葉に「?????(よくよく話を聞くと人事っぽいけど何が違うの?)」と思ってモヤモヤしたテーマだったので、今回は労務コースから続けて参加させていただきました🙇‍♀️

坪谷さんが、組織開発入門の書籍は、組織開発の言葉がバラバラでまとまらないから言葉を揃えてプレゼントしたもの、という執筆背景をお伺い出来たのが印象的でした。

組織とは何か?良い組織とは何か?
組織モデル色々あるのに、なぜ違う事を言っている本も出てくる。しかも一つ一つ分厚い本で…。という様々な対話に終始うなづきっぱなしでした。

少し最近、私の思うことをお話し出来ればと思うのですが、私は自分自身のやりたいことについてちょっと昔と比べると捉え方が変わってきている…と感じています。

会社でキャリアに関するシートを書く機会があるのですが、「人事をやりたい」とは書かなくなりました。

なんだか、人事という職種にこだわっているのではないなと。もちろん、やりたいことは人事がやっている「動詞」に多いのではないかとは感じます。

じゃあ何?という話ですがこれがまだうまく言えなくて…。

ふと他に目をやると、そのやりたいことや「やりがい」「大事にしたいこと」は、人事じゃなくて他の職種に変わったとしても同じように出来るし、求められるところに居場所を置いて自分が作り出すこと(※)がそのチームや組織にプラスになるならば願ったり叶ったり…という、なんともふわふわした想いに変わってきたように思います。
※作り出すことは、具体的なアウトプットだけでなく、私がいることによる空気や雰囲気も含めて

変な執着が無くなったというか、大きいところが同じならいっか、という。たた大きいところはまだ探り中…。今はそんな気持ちになっているぽんなのでした。

少し話が脱線してしまいましたが、つまり組織開発は人事だけのものでなく、誰か担当をつけるのではなく、みんなでそれぞれがやる取り組みというか、働きかけだよね、ということを伝えたかったのと、私のやりたいと考えていたことは、人事でなくても出来る大きな概念?で、組織開発のことも近い(または含まれている?)のかなと思いました。まだバシッと言い切れていなくてすみません💦

さて、いよいよ壺中人事塾の終わりが近づいていて寂しいと感じますが…改めて振り返ると、壺中人事塾で学べたことは、そもそもの人事の構造理解、本質理解をする上で非常に助けとなりました。

そして、岩田さんのオススメしてくださった判例100個は読んで本当に良かったです。絶賛社労士勉強中なのですが、この本を読むというプロセスは様々な解釈の厚みを学ぶ上で本当に通って良かったプロセスだと思いました。一見遠回りかなと迷いましたが、全然そんなことはなかったです。

引き続き学びの足を止めず、頑張ります。
道を一本きり歩いていく、いうよりも、色々歩いて行って景色を見て、色々な感情や感想をもちたい、そして自分の人生の1日1日を変化させて楽しみたい、味わいたい、そんなモチベーションが私は近いかなと思っています。

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