1年のはじまりを、ゆるゆると迎えるということ
うかうかしているうちに、2022年がはじまった。実は去年の短答試験が終わってから10月くらいまでの記憶がほぼないのだが、そんなことはどうでもいい。
お正月らしく、新年の抱負を語ろうではないか。
おみくじの内容に思う
最近私が引くおみくじはいつもいつも、不気味なくらい同じことが書いてある。
試験勉強を始めてすぐの頃に引いたおみくじは大吉で、「頑張れば夢叶う」(要約)と書いてあった。
去年の短答試験直前に引いたおみくじは吉で、「最後までベストを尽くして頑張れ」(要約)と書いてあった。
去年の12月くらいに引いたおみくじは末吉で、「困難な時も歩みを止めず、無心に挑め」(要約)と書いてあった。
私は決して信心深い方ではないけれど、さすがに感じるものがある。
そんなわけで今年の抱負その1は、「できるだけ後悔を残さない」である。
人間は悔しがりで夢想家で、煩悩にもまみれていて、多分どんなにベストを尽くしても後悔というものは残ると思う。それでも、1日1日をコツコツ積み重ねていって、試験当日の後悔をできるだけ減らしたい、と思った。
これは仕事もそう。
そもそも私はライターになりたくてライターになった人間じゃない。大学時代にドロップアウトしてしまい、しかも帰省した田舎ではロクなバイト先もなかったことから、ニートから脱出するために仕方なくライター業を始めただけである。
でも、もともと文章を書くのが好きではあったので、どんなに順調な人生を歩んだとしてもどこかでモノを書く仕事をしていたような気がしなくもない。
ライター業を始めて数年経った後、自主的にインタビューをやったり、K野先生のHP作りを手伝ったり、クリエイター向けの法律記事を書いたり、と半分趣味のような形でお金にならない「やりたいこと」をたくさんやった。
「忙しいのに何やってんの」と周囲の人には呆れられたけど、結果的には全部仕事になって返ってきた。しかも記名記事やインタビューの仕事が増え、ライターとしてのキャリアには大きなプラスになった気がする。
二兎を追うものは一兎も得ず、という。あれこれ手を出して中途半端になってしまうのは怖い。
でも、本当にやりたいことを我慢していると、チャンスの神様を逃すんだ。
今年は勉強と仕事の両立が厳しくなる年ではあるけれど、両方とも悔いを残さないように攻めていきたい。
健康で文化的な生活を送る
新年の抱負その2は、「健康で文化的な生活を送る」である。
冒頭で、実は短答試験直後から10月頃まで記憶がない、と書いた。その原因は、家庭環境の変化に起因する極度のストレスである。
自分でもびっくりしたのだが、あれこれ何かしらはやっていたはずなのに、驚くほど何も身に付いていない。読んだ本の内容ももちろん覚えていない。
「ストレスMAX状態や気持ちが落ち着かない環境で勉強しても、全然身につかないんだ!!」と気づいたことは、私にとってはちょっとしたターニングポイントであり、かつショッキングな出来事だった。
冴えた頭脳労働をするには、心身の健康がものすごく大事なのだ。
ここのところ、うるおいのない生活を送っていたので、今年こそはメリハリをつけてもう少しうまくやりたい。私にとって、ストレスを解消できる趣味ってなんだろうと考えて、残ったのが次の3つ。
我慢しすぎてストレスが溜まると、ぼーっとしてしまったり、Twitterで時間を潰してしまったりで物凄く生産性が落ちたし、何よりすごく不健康だった気がする(Twitterのおかげで色んな人と仲良くなって自主ゼミも組めるなどメリットもあったが、SNSは悪い意味で中毒性がある)。
はっきり言って、趣味をやっている暇があるのかどうか疑問だが、ツイートをしまくるより趣味の文章をnoteで書き散らす方が確実に本業にはプラスなので、あまり思い詰めすぎずにやっていきたい。
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