企業の代表交代について思うこと
先日こんな記事がありました。
比較的近い業界にいて普段からもNewspicksを利用していたこともあり個人的にも注目していた企業でした。
代表の梅田さんが海外事業の不振、一時撤退の責任をとって退任されて稲垣さんへバトンタッチする、という記事です。
今回執筆しようと思ったのは、この発表の仕方です。
よくある流れとしては、役員報酬の減俸などが多いなか、ここまで責任を明確にすることってなかなかできないなと。
ましてや、その内容をこのようなリリース記事でしっかりと明記するところがこの会社のスタンスなんだなと思い非常に好感が持てました。リリース記事だけでは無く、本人の口からも直接以下のような説明があり、新代表の稲垣さんとのやり取りもお互いの信頼感を感じ取ることができネガティブな要素を減らすこともできています。
一方で、会社の代表は会社のアイコンでもあり、カルチャーでもあると考えています。特にこのような新しい企業であれば尚更その傾向も強いのかなと。つまり、一番影響をうけるのは社員です。
会社の方向性が変わる瞬間に立ち会えるワクワク感と、変化に疲弊する社員で別れてくるんだろうなと想像できます。
ただ、今回の決断がある意味この会社の「本気」スタンスを示せたと思うので、緊張感が高まった社員も多かったのではないかと思います。
会社は常に変化が求められるので、その中で変化を楽しめる人が最後まで生き残れるし、どんな会社でも通用する人材になるんだろうと思います。
個人的にもUzabaseは今後も応援していきたいと思いますし、梅田さんの次の挑戦も気になるのでチェックしていきたいと思います。
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