見出し画像

メイクがもつ魔法

最近転職のため無職になり、こんなご時世なので家にいることも多くてすっかり化粧をしなくなってしまった。
仕事は昨今の事情でマスクをしていることをいいことにアイブロウとマスカラしかしていかなかったこともあるが、プライベートではちゃんとしているつもりである。

けれどやっぱりマスクを外さないので1番好きだったリップをつけられず、メイクをしよう!という気持ちが少し薄れてしまった。
やっと楽しいなと思うようになったのでこれを機に上げたいと思うのでこれは頑張る宣言でもメイクの魅力を語る回でもある。

初めてのメイク

自分のお金でちゃんとメイクをするようになったのは高校生になってからだったと思う。高校が校則が全くない私服高校(普通の公立)に通っていた影響がとても大きい。周りがばっちりメイクで服もお洒落な子が多かったのでその子たちが色々教えてくれてCANMAKEなどから買い出した。

高校になってから自分でやりだしたけれど興味を持ち出したのは小学生の頃だった。母がしているメイクに興味を持ってずっとメイクポーチやドレッサーをよく漁っていた思い出がある。そこから友達が持っていたりしてやったり、近所の所謂ギャルママに夜家に行かせてもらってばっちり濃いメイクをしてもらって家に帰ったあと母に「まだ子どもなんやからそんなんに興味持たんでええのに…」と言われてしまったのを覚えている。昔から実年齢よりも下に見える童顔にばっちりのメイクをされて母的には違和感や複雑な思いはあっただろう。

確かに終わって自分の顔を見た時似合っていたとは言えなかった。でも憧れていたフルメイクをしてもらった満足感や初めてのコスメの匂いに包まれる感覚を今でも思い出すことができる。それが私のちゃんとした初めてのメイクの経験である。

これでいいのかな?

やりだしたはいいもののお世辞にも上手いとは言えなくてなんだか変だった。これいいよと言われればやってみるけどなんか違う。結構時間をかけてもえ、化粧してたんや!と言われることも多くてそこでやる気がなくなってしまった。

そこから諦めてスッピンで通ったけれどいざ大学生になるといよいよちゃんとしないといけなくなった。UNIQLOでバイトをすることになってエチケットとしてちゃんとメイクをするようになる。ただ朝が7時半からが最初のシフトで学校前に働くと朝が起きれなさすぎて何回もスッピンで行って社員さんに怒られました。

それでも頑張って色々やってやっと自分の似合うものが分かるようになって今日のメイク可愛いやんと言ってもらえるようになった。アイラインとか引いていたけど自分にはやっています感がすごくてやめたりして、足し算や引き算を覚えていった。

初めてのデパコス

そんな私が初めてデパコスを買ったのは大学2回生の頃である。超絶人見知りのため話しかけられることが無理だったのでずっと行かなかったが誕生日に姉がPAUL&JOEの下地を買ってくれることになりついにデパコスデビューした。

値段が高え…となってもったいなくて使えなかったけど使ってみると乾燥敏感肌で合わないものもあるのにこれは乾燥しにくくて今までのメイベリンとかの比じゃないくらい良くっていい意味でショックを受けた。ここからデパコスにハマってRMKやADDICTIONなどのコスメを買うようになっていった。

その中でも衝撃だったのはADDICTIONのアイシャドウの「Shangri-La」という色だった。ガーネットのような色でアクセントとして艶々の綺麗な色に一目惚れして今も愛用している。こうやってカラーにも目覚めてしまい赤系のシャドウを集めるようになっていった。

完全にデパコスの沼にハマっていって少ないバイト代を持ってコスメカウンターへ行くようになった。

アラサーになって

現在アラサーになってあまりコスメ自体を買うことがなくなって同じものを継続して使っている。最近はデパコスで買いたいと思うことがあまりなくなってcosme kitchenで買うことが増えた。

元々肌があまり強くないので石鹸でも落とせるコスメが多いcosme kitchenはとても重宝している。オーガニックなものが肌に合っているのかあまり肌荒れもしにくくなったのでこれからもリピートして通うことになりそうである。

そろそろ下地がなくなりそうなのでずっとリピートしているnaturaglaceのメイクアップクリームを購入。

10周年の限定でBe alrightというゆずとイランイランの香りが気に入って購入。ずっと通年で売って欲しいな…

メイクは誰にも魔法となる

最近ではメンズコスメも増えてきて女性だけのものではなくなってきた。誰にだってメイクによってコンプレックスを隠すこともできるし、なりたい自分になれるんだから誰にでも使える魔法なんだと思う。

すっぴんになると別人になってしまうこともあるけど、それだけ努力しているってことだし、それでとやかく言うやつは放っておけばいい。外見しか見てない証拠だから。

魔法はこれからもずっと書き換えられていく。それについて行くことはとても大変だけど自分にプラスになることを吸収していきたい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?