敵意帰属バイアスを生活音から紐解いてみる
こんばんは。前回は「炎上騒動に惑わされず物事の本質を見極める」的なことを記事に上げたもののあんまり納得感の出せない感じになってしまったので、今日は挽回するぞという気持ちで臨んでいる社会人5年目のぽんです。(誰得)
今日のテーマですが、ちょっと前置きをば、、。
僕はいま一人暮らしをしているんですが、掃除機をかける時には大抵大音量で音楽やらYouTubeの動画を垂れ流しています。気持ち的には、どんだけ大音量で流していようが、掃除機の音には負けるので別にいいやろ、的なノリでやっています。(隣人に迷惑はかけたくないので、両方起動にした状態で、ベランダにでたら見事に掃除機の音しか聞こえなかったので、多分OK)
そこでふと浮かんだのが、、
「同じ騒音なのに、なぜ掃除機の騒音はOKみたいな認識なんだろ?」
という素朴な疑問です。
音量が問題ではないらしい
ということで今日の本題は、「掃除機の騒音」は大丈夫(仕方ない)と思っているが「大音量の音楽(騒音)」はよそ様に迷惑がかかる、というのは同じ音量(騒音)が出ているのになんだか一見矛盾してるんじゃね?という疑問を解消して、これ実生活でも気を付けないといけないね、という感じで終わろうと思います。
ここで1つ確かなことは「[音量]という絶対的なものが騒音と感じるか否かの判断軸ではない」ということです。
そこから読み解くと、「判断軸は、その音に必要性(仕方ない部分)があるかないかである」という考え方が自分的には腹落ちできそうです。
なぜ必要性があると、騒音は許容範囲内に収まるのか
それはもちろん自分自身もその騒音を出しちゃっているから、という結論でいいと思います。(急に適当)
自分も掃除機とかよくかけるし、そんな生活音をいちいち気にしててもしゃーないよね、という暗黙の了解的な感じかと。
ここで個人的に解消したいのは、むしろその逆の「必要性がない騒音を迷惑に感じやすい」ということです。なぜなのか。その結論の1つとして、敵意帰属バイアスが関係しているような気がしています。敵意帰属バイアスとはこんな感じです。
敵意帰属バイアスとは、相手の言動・行動が、「敵意」や「悪意」によるものだと認識してしまう心理的傾向のことを言います。
※引用元:https://kuma-partners.com/manegement/biased/
例えば、大音量の音楽が隣から流れてくると「なぜ音量を小さくして聴くこともできるのに、わざわざ大音量にするのか!」「こっちは静かに休みを謳歌したいのになぜ邪魔するのか!」と、心の狭さ区大会1位の自分は思っちゃいそうなんですが、これはまさに敵意帰属バイアスかなと。相手(騒音元)が自分に対して悪意を持って行動していると(無意識レベルで)受け取ってしまうって感じです。けど、当の本人(騒音元)はただただ自分が気分よくノレるから大音量を流しているだけ、という。(それはそれでどうかと思うが)
人間関係もこんな感じで勝手に悪い印象を持たれそう
これ人間関係に置き換えると、ちょっと怖いなと思いました。
自分が何の気になし言った言動や行った行動が第3者から「敵意」や「悪意」を向けられたと勘違いされることもあったりするのかな、と。そうなると自分も気づかないうちに「相手に嫌われていた(その逆もしかり)」なんて悲劇が起きる可能性がありそうです。
「嫌われてると思ったけど、話してみたら案外良い人だったー!」とかっていう出来事ももしかしたらこういうボタンの掛け違いが原因だったりするのかな、、、なんて。まあそういう時は余ったボタンホールが、同じ様に持て余したボタンホールと出会うことで意味ができたならいいと思います。(急にミスチル)
自分なり気を付けたいなと思ったこと
ここまで色々話しておいて身も蓋もないですが、ぶっちゃけ相手がどう思うかなんて、自分がコントロールできないことなんでそこは多分時間を割くだけ無駄かなと思っています。アドラーさんとかもそういってたんでガチです。(長い物には巻かれるタイプです)
ただ、そう思わせる(敵意帰属バイアスを引き起こさない)確率を下げることはできるかなと思うので、具体的なアクションとして2点を守ったらいいのか~と思いました。
アクション①:不平不満は言わない。あったとしても口には出さない。出したとしても気心知れた(自分のことを知っている人)仲間にしか言わない。それ以外の人には聞こえないようにする。
アクション②:相手にとって、絡みやすいような雰囲気づくりをする。常に笑っている、元気よく挨拶をする、すぐに否定しない、肯定から入る、良くリアクションをする、威圧しない、とか?
こんな感じですかね。
偉そうにいろいろ書いておいて、ほんとに考え方が合ってるのか自信はありませんが、考えを巡らすのは良いストレッチになりますね。
これも日々の積み重ねということで、少しでも成長できてたらいいな~。明日からもまた頑張ります。今日もお疲れ様でした。おやすみなさい。