酒を巡る旅〜八丈島①〜
東京島酒のGI認定お祝いの酒蔵ツアーin八丈島に参加してきました。
※GI、地理的表示とは
酒類の品質や社会的評価等が主として産地に帰す場合、その産地名を独占的に表示できる制度であり、TRIPS 協定を根拠としている。当該指定産地以外の産地の酒類等は指定産地と誤認しない表現を用いても指定産地を表示することができない。例えば「シャンパーニュ」「コニャック」等があり、日本では2024年3月現在、酒類におけるGI認定は、日本酒、焼酎、ワイン、リキュールがある。
GI東京島酒は伊豆諸島を産地とする焼酎を指し、2024年3月に認定されました。
原料の条件は以下3つとなります。
・芋類は国内で収穫したさつまいものみを用いること
・こうじは麦(麦麹)のみであること
・水は伊豆諸島の島内で採取されたものであること
つまり、主に、麦麹を使用した、芋焼酎・麦焼酎・芋、麦のブレンド焼酎の3種になります。
伊豆諸島は江戸時代に、政治・思想犯などの島流しの地となっており、八丈島に流罪となった鹿児島県出身の丹宗庄右衛門が島内で栽培が広がりつつあった、さつまいもを原料に焼酎造りの技術を島民に伝承したことが焼酎造りの始まりとされています。
酒造りを知れば知るほど、農業の問題に直面します。他の地と同様に、八丈島でも芋を生産する農家が減ってるそうです。安価で重さもあり重労働の芋栽培よりもロベという観葉植物にシフトしている農家が多いとのこと。そうしたくなる気持ちも確かにわかる。。
今回、4つの蔵に伺いました。
蔵のことは次のnoteに記したいと思います。
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