見出し画像

泥酔したおじさんを救った話

久々の投稿。かなりサボってしまった。。

いつかこの記事は消そうかなと思うけど笑、最近、泥酔した知り合いの人からとんでもないセクハラを超えたセクハラ(というレベルなのか?)を受けた。

幸い、肝心なところでしっかり阻止したので大事には至ってない。
警察呼んだら逮捕できるんじゃないかレベルだ。しないけど。 

ただここで私は「信頼してたのに!」などと精神的ショックを受けるような人間では決してなく、後から「いや、あの出来事ほんとおもろかったな。なんだったんだあの経験」と色々分析してしまう方である。

まず、その人と私の関係性。ビジネス上の付き合いである。年も下手したら親子レベルに離れている。
百歩譲って、たまたまバーで出会った後腐れないような子にワンナイトで手を出すならまだ分かる。
しかし、今後も仕事上の付き合いがある相手に、いくらお酒に酔ってたとしてもゴリゴリに手を出すだろうか。
呆れる。アホすぎる。。。

場所は某県のホテル。
出張中で、5次会(笑)の集団での飲み会終わり同じホテルの階だったが、あいにく同じフロアだったのが私とその人だけで二人きりになってしまい、部屋に戻る前に、あまりにも泥酔したその人に襲われかけた。

私は早めにその人の動きを阻止して、説教を始めたのだった。
もうどんな構図だよ。。この人、役職者じゃん。。

しかし、その方は普段あまりにもしっかりしているのに、その時は何を言ってもめちゃくちゃ適当な返答しか返ってこなかった。

「なんでダメなの??そんなに言う?」
「いいじゃん!!!だって可愛いから!!」

うわぁもう駄目じゃん!!!会話できねぇ!!

しまいには「俺のことさ、馬鹿だと思ってるでしょ?」と真顔で言うから「自覚あるんですね」とニコニコで返してあげたら消沈していた笑

私は諦めなかった。この人をどうにかしないと、と。
普段お世話になっている人だから、この人にこんなしょうもないことをやらかして欲しくなかったのだ。
まぁ手遅れなんだけど。私が相手で良かったですねと。

ホテルの廊下で根気よくお説教し続け、段々と自信をなくしてしょげていくその人をどうにか自身の部屋に押し込め、強制解散させ、事態を収束させたのだった。

AM4時に。本当に何やってたんだろう。。
当然のように全く寝られなかった。

4時間後の翌朝。その人からチャットが届いていた。
はーやれやれ。お詫びのチャットが来るかと思って開けたら「昨日はありがとう!」というものすごく爽やかな文章。
もしかして記憶ない?と思って確認したら何も覚えていないとのこと。
ただ「む◯たさんになぜかすごく怒られたことだけは覚えてる。芯の通った営業さんですね」とあった。

そこで丁寧に昨日のことを教えてあげた所、その人は真っ青になって何度も平謝りしてきて、今度正式にお詫びをさせてください&今後は何でも使ってください、もうしもべになりますと言ってくれた。
今後はより仕事がしやすくなりそうである(笑)

立場関係なく、正当に自己主張しながら相手を動かす(たしなめる?)ことは大事である。

しかし、本当に夜のあの人は全く昼間とは別人だった。
何が本性なんだろう。普段は押さえている欲望なのだろうか。だとしたら猫被りすぎだろという。

あれこれ考えるのが好きなので、こうやって無駄に文章に落とすのもスッキリするのである。

あとは、その人の人生をある意味救ったと思うので、「ははっ命拾いしましたねー感謝してくださいよ」と笑って返信してあげたら「大声で泣いている」スタンプと再度のお詫びメッセージが返ってきた。

「本当に面白いなぁ、どう料理してあげようかなぁ」と、くすくす笑いながらPCを閉じた。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?