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きっと理由を知ることになるだろう
私の時が止まって、理由を探ることもできなくなった時に
キリスト様が今までの苦悩を
お空の教室で一つずつ説明してくれるから
そしてペトロの約束の話もしてくださるに違いない
そして私は ー 彼の悲しみを思いながら ー
自分の苦痛のひとしずくなんて忘れ去ってしまうだろう
今はとっても痛いけれど ー 火傷のようにね!
人はいかなる苦痛もいつかは癒えるものだと信じて止みません。そして、あの人の苦しみに比べたら自分の苦痛なんて…と言い聞かせて耐えようともします。しかし、今、自分が苦しんでいることに変わりはないのです。そんなどうしようもない気持ちを表現した詩だと感じました。