【クソババア】中学受験で母が毒親化した

私は今23歳の社会人一年目ですが、もう10年以上も前の小学生の頃に中学受験を経験しました。大人になった今振り返ると割と異常な世界に身を置いていたなと思ったので文章化してみようと思います。

突如始まる勉強地獄

小学3年生の2月、私は母親に連れられ中学受験の塾に通い始めました。そこから長い長い中学受験生活が始まりました。2歳上の姉が日能研という大手の塾に通って中学受験に挑んでいたのですが、私は節約のために個人経営の塾に放り込まれました。母親いわく大手の塾である程度のノウハウは掴んだらしいです。ちなみに受験したいとは1ミリも思っていなかったのですが、母親には私に優秀な学校に通って欲しかったみたいです。

当時の勉強スケジュール

小学4年生→平日2-3時間 休日3-4時間
小学5年生→平日2-3時間 休日4-6時間
小学6年生→平日4-6時間 休日10-12時間

一般的な中学受験バイブル本みたいにのってる勉強時間ってこんな感じだったと思うのですが、私の親は中学受験のハウツー本を買い漁っていたので、まじで小学6年生の頃は休日12時間勉強させられました。

小学6年生の生活を振り返ってみると
【平日】
6:30   起床 計算ドリルを解く
7:50   登校
16:00 帰宅後宿題を急いで終わらせ塾に向かう
21:00 塾から帰宅 すぐに風呂に入る
21:30-23:30 勉強

【休日】※塾がない日
8:00 起床 計算ドリルを解く
9:00 朝食
9:30 算数、国語の過去問や演習問題
13:00 テレビを見ながら昼食
14:00 過去問を解く
16:00 風呂
16:30  過去問の復習
18:00 夕食
19:00-23:00 社会、理科の暗記強化

確かこんな感じだったと思います。
ハウツー本に暗記科目は夜にやると効果的と書いてあったのを見た母に指示されてこんなスケジュールで勉強していました。
ちなみに、何時間もぶっ通しで勉強出来るような集中力は当然持ち合わせいないので、落書きとかして時間潰してました。母親からしたら私がちゃんとスケジュール通り勉強しているという事が分かればいいので、どうやって隠れてサボるかばかり考えていました。

私はゲーム大好き・勉強大嫌いな典型的な子供で、友達と地元の中学にそのまま進学したいと思っていたんです。しかし、母親に言われるがまま、母親の願望を押し付けられ、偏差値60後半の大学付属の学校を志望校として勉強していました。

実際のところ、塾内での月例テストでは総合1位になることも多く、非常に頭のいい子供だったと思います。しかし、その頃の勉強する理由は親に怒られたくないから ・失望されたくないから その一心だけでした。

母親が毒化し始める

月例テストで1位を取れなかった時や、勉強をサボっていることがバレた時、母親はヒステリックを起こします。普通にビンタとかされたし、キンキン声で怒鳴りつけられ、今思い出しても涙がでます。ちなみに父親はというと、すぐにヒステリックを起こす母親をなだめることを優先していたので、成績が悪いと父親にもめっちゃ怒られました(実際ヒステリックを起こすと手がつけられない母親はすごく面倒くさいので同情もしてる)
そして何より、自分の中学受験のせいで両親がケンカしているのはすごく傷ついた。

心身共に崩壊し始める

小学6年年生の過去問演習中、ストレスで体調を崩しながらも母に怒られるのが怖くて勉強机で耐えていました。恐る恐る体調不良を訴えても母は過去問出来の悪さに激怒し、「そんなに具合が悪いなら病院に行け」と言われフラフラの中自力で自転車を漕いで病院に向かいました。診断は軽い風邪扱いでしたが、帰り道に自転車漕ぎながらリバースしました。
こんなに辛いのに、誰も信じてくれない、本当に悲しかったです。

小学6年生の頃の私完全に壊れてたと思います。
1人でコソコソとインターネットで「楽に死ぬ方法」を検索してNAVERまとめのサイトとか見てた記憶があります。醤油を大量に飲むとか首吊りとか、無駄知識を学びました。実際に行動に移すことはできなかったけど、この頃から希死念慮を抱き始めます。
またこの時は、自分が自殺して母親に復讐してやるという闘志もありました。
私が優秀であることや世間体ばかり気にする母親にとって、娘が自殺することはこの上なく恥ずかしいことだろうという考えです。

寝不足からかストレスからなのか分かりませんが、立ちくらみやめまいの症状もありました。まだ12歳なのに。

結果はというと

そんな辛く長い受験生活もとうとう終わりを迎えます。結果は、第1志望の学校には落ちたものの、親がそれなりに志望していた学校に合格しました。当時の私は受験に1ミリも興味が無かったので本心では行きたい学校などありませんでした。母親の第1志望の学校に落ちたことに対しての悔しさなども微塵もありません。怒られるかもという恐怖だけはありましたが、勉強地獄から解放されたことが本当に嬉しかったです。

ちなみに東京の山奥にあるMARCH付属中高一貫で、厳しい校則のなかクソつまらない6年間を過ごしました^^

中学受験は親の受験

母親は私のことが嫌いだから私の事を勉強地獄に追いやったのではないと思います。ただ、「中学受験は親の受験」という有名な言葉にもあるように、なんとかして私を優秀な学校に行かせるためのサポートに必死だったんだと思います。
でも合格に囚われて私の本当の気持ちなんて一切分かっていない狂った母親のことが大嫌いです。
大人になった今も小学生の頃に抱き始めた希死念慮は消えていません。

というか、大人になって社会を知ることで母親の異常性が分かってきて、歳を追うごとに母親への嫌悪感が強くなっています。
23歳にもなって母親との過去にとわられる自分が情けないです。
小学生なんてめいいっぱい友達と遊んでその時しかない時間を楽しめばいいじゃん、と私は思います。

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