観たあと、「あれはいったいなんだったのでしょうか」となった愛すべき映画たち

「とりあえず筋トレ初日はちょっとだけ」
そう思ってやった、腹筋30回×3セット。
まさかこんなにバッキバキに筋肉痛になるとは思わなかったわけで。
しかも夜やって、朝起きてもうバッキバキ。
まだまだ若いぜと思いつつ、2日目にして上半身の筋トレを諦めた。

丸一日のお休み、久しぶりに映画でも観ましょうかと
最近ネットフリックスに入った”ミッドサマー”のディレクターズカット版を鑑賞。
去年のちょうど今ごろにオリジナル版を観たんだけど
なんかもういろいろ衝撃的すぎて、一緒にみた子と「え、結局なんだったの?」「なんかわかんないけど胸糞悪いぞ」などと言い合ったのを覚えてる。ほんとうに口が悪いですね。

1年経っての再鑑賞だったのだけれども、やっぱり、ほんっとにわけがわからなかった。2回観たら見方変わる~!とかあるじゃん。もう全然ない。
ぜーーーんぜん意味わかんなーーーい!!!

思わず目を引くような、めちゃくちゃ綺麗な色づかいとは真逆に、めちゃくちゃえぐい。
ちょっとネタバレなんだけど、殺される描写がなく、リアリティもないのになんとも無惨な死体になって出てくるかつての友人たちが続々登場。ってかもう何人か原形ないし。

あれハッピーエンドって言われてるけど、そうなん?
ってかあれでエンドなん?続きないんか?アリアスターごめん、私にはよくわかんなかったわ。
また4、5年後に観たら感じ方も変わるのかな。

3時間弱、訳が分からないものを見させられた後に
逆にこんな感情にしてくる映画は今までにあっただろうかと考えた。
よくよく考えたら2作品だけあったので、記録として書き留めておこうとおもう。
ワタシ、noteニ、記録、書キ留メガチ。
ルロ剣ノ、「オロロ」ノ、数トカ。

ちょっとだけ映画のネタバレがあるので注意して読んでネ!

ヘレディタリー/継承

ミッドサマーを作ったアリアスター監督の第一作。
これが第一作。もう完全にアリアスターは変態。
すごい大まかにいうとカルト系ホラーなんだけど、ホラーとも言い難い。
っていうかミッドサマーもそうだったんだけど、アリアスターがジャンルそのものなんだわ。

気づかないほどに張り巡らされている伏線を最後にどんどん回収していく。
が、そもそも伏線に気づいていないので回収にも気づかない。
結果公式のネタバレサイトを見て気づき、確認の為にもう一度見てしまう始末。完全に心惹かれている。

最初から最後までずーっと暗い映像と頭がおかしくなりそうになる音楽。
ちなみに見終わった私の第一声は「え、なんでみんな裸だったん?」だ。
意味わかんないでしょ。ほんと意味わかんないんだって。
でもなんか書いてたらもう一回観たくなっちゃった。

ミスト

「IT それが見えたら終わり」や「シャイニング」、「ドクタースリープ」などモダンホラーの帝王スティーブンキングが原作の映画。
ITもシャイニングも好きなんだけど、これはもう見たくないし、たぶん見ない。

終盤で「噓でしょ!?」連呼。
ちなみにこの作品は一人で鑑賞したんだけど、声を出さずにはいられなかった。
ざっくりいうと気持ちが重くなる。
胸が苦しいっていうのも違うし、やりきれないっていうのも違うし
こわいでもないけど、とりあえず気持ちが重くなる。
昇進が決まった後でもずーんとなるレベル。
人間のイヤなところが全面に出ている、ナンバーワン胸糞映画。さっきから口が悪くてほんとうにびっくりする。

たぶんこれからもこんな映画は増えていく

いろいろ書いたけど批判ではなくて
良くも悪くも私の記憶にしっかり刻み込まれた作品たち。
やっぱりハッピーエンドが好きだけど、それだけが面白い映画じゃない。
これからもいろんな映画に出会って、いろんな感情と共に生きていこう。
せっかくネトフリとアマプラと、支払い設定が元カレのクレカのままのディズニープラスにも入っているからね。

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