卒業
こんばんはぷりんです。ごぶさたです。
先日無事に大学を卒業しました。
私の通っていた大学は卒業式を挙行することができたので、最後の最後に卒業袴を着ることができてとても嬉しかったです。でも感染症拡大防止のために保護者や在校生は参加できず、卒業・修了生と教職員のみのソーシャルディスタンスを保った式でした。
私の彼は研究発表会で一位の評価を得た(!)ということで、代表で学長から学位記を受け取っていました。ばっちり動画撮りましたが、めちゃくちゃかっこよかった・・・・惚れなおしました。のろけてすみません(笑)
式が終わったあと、彼と二人でプリクラを撮りに行きました。彼は生まれて初めてのプリクラだったらしく、なかなか楽しんでくれたようで良かったです。(笑)
そのあと研究室にいくと、在校生が待っていて、寄せ書きとプレゼントをもらいました。すっごく嬉しかったです。この大変な状況の中皆がんばって準備してくれたのだと思うとすごく感慨深い気持ちでした。
もう卒業式の日には私も彼もそれぞれの勤務地付近への引っ越しを終えており、私は翌日に会社に行かなくてはならない用事があったためその日のうちに自宅へ帰らないといけない状況でした。ですが久々に行った研究室が楽しくて楽しくて。とにかく居心地がよくて。なかなか帰ることができず、でも帰らないといけないので気力を振り絞って最終の新幹線に間に合うように、最後までいてくれた後輩の何人かと彼と一緒に研究室を出ました。大学の出口や後輩の家の前など、最後の挨拶を何回もして名残惜しさも覚えつつ、後輩と彼、そして私の三人になり、そのメンバーで駅へ向かいました。途中で最終の新幹線に間に合わない時間になっていることに気づき、「やば!!」となり(笑)これ、もしかして今日はこっちに泊まりで明日の始発で帰ることになるのかしら・・・とか思いながらちょっと早歩き。当時は臨時ダイヤになっていたのでもう一度時刻表を調べてみたら、乗る予定だった最終の新幹線のもう一本遅いのがあるらしい?!と判明。(笑)え、ほんとにあるの?!でもそれに乗るにもかなり時間がギリギリ・・・!ということで、自転車を押しながら歩いていた後輩が先に駅へ行ってくれることに。そして私と彼は駅へ向かってダッシュ!!!(笑)私だけ大きい荷物を持っていたので、彼が持ってくれて。さすが元陸上部。とにかく走れ!ということで必死で走った結果、最終の新幹線発車10分前に駅に到着し、急いで窓口で切符を買い、バタバタのまま改札口で2人とお別れをしました。彼とはこれから終わりの見えない遠距離恋愛のスタートです。もう少しちゃんとお別れしたかったな。でも入社式で二人とも東京に行くのでその時に会えるんだけど。と思いながら、私は一人で新幹線乗り場に向かいました。
ホームに着くともう新幹線は入線していたのですぐ乗り込みました。車内は空いていたので、適当な窓側の席に座りました。腰を落ち着けると、今までの大学での(特に研究室での)思い出がどんどんと思い出されてきました。研究室でもらった寄せ書きを読みました。じっくり3周くらいしました。ボロ泣きしました。さみしくてさみしくてとにかく涙が止まらなくて。30分くらい一人で静かに泣いていました。
ここで事件が起きます。(笑)
睡眠不足だったのもあり、気づいたら寝ていました。
誰かに肩をたたかれて目を覚ますと、降りる予定だった駅をとうに過ぎ、終点まできていました。おっと・・・・これはまずいと思って急いで新幹線を降りると時刻は深夜0時少し前。そうです。まさかの新幹線で寝過ごすという事件。しかも最終。(笑)
在来線もほぼ終電の時間を過ぎており、急いで電車を調べたら自宅最寄り駅の2つとなりまで行く電車(終電)があと10分で発車する!!とのことで急いで電車に乗りました。そこでも気づいたら寝ていて、誰かに「終点ですよ」と声をかけられ起きたらそこは終点の駅で、車掌さんに起こされてました。(初の経験)とりあえず最寄りの2つ手前まで来られたので、とりあえず家に帰ることはできそう。体力があって荷物が軽かったら家まで歩くこともできなくはない距離でしたが、そのどちらも当時の私にはなかったのでタクシーを使いました。3000円くらいかかったかな。もったいないけどしょうがない。そして深夜2時くらいに家にたどり着きました。
とっても長い1日でした・・・(笑)最後にあんな事件が待っているとは思ってもみませんでしたが(笑)
とにかく4年間を終えて、今まで関わってくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。研究室の人たちと会えなくなるのがすごく寂しいのですが、世の中が落ち着いたら真っ先に会いに行きたいと思います。
ああ・・・さみしい・・・