27歳も上半期が終わったので自分で重ねて、選んだことを振り返る。
10年に1度という単語を毎年のように聞いている気がする。
台風、大雨、酷暑、大雪。
そのうち例年通りといいだすんだろうか。嘘をついているわけではないのだけれど、「10年に一度」はおおかみ少年のようになってきていて危機感も薄くなってきた。去年もいってたなぁと。とはいえ、今年も酷暑であることに変わりなく、すでに痛ましい熱中症のニュースもきいているのでしっかり水分補給をしてなるべく外にでない生活を送っている。
27歳も半年がすぎ。
前半はカオスになったあとキャリアがグラウンドゼロと化したので今年はにぎやかだなと他人事のようにみている。毎年うわぁと思いながら過ごしてはいるのだけれど、自分のことで大変なのは久々だった。数年間ためこんでいたし、そのうちこうなるだろうと予感もしていたから「今だったんだな〜」と意外と冷静に受け止めている。もうすこしやりようがあったのではと思わなくもないが、タラレバだ。
なるようにするのだ、なんでも。そう自分に言い聞かせている。
リセットをしたおかげか、自分の時間が返ってきた感覚があり。
「実は興味をもっていたもの」にすこしずつチャレンジしはじめた。
まず、看護師。先日から近くの内科クリニックでパートを始めた。
いままでは事務兼用のなんちゃって看護師だったが、問診をとり、処置の補助をし、バタバタとかけまわっている。
一度看護師として一通りの処置をやってみたくなったこと、家から近かったこと、すぐ働きはじめたかったことなど複数の利害が一致して面接の1週間後から働きはじめた。単に時給がよかったこともある。
はじめはおっかなびっくり処置をしていたが、ベテランの先輩看護師が気長に教えてくれ、「看護資格があるんだからどうどうとやれ」と開き直れるようになってきた。
27歳でそろーっと入職した私はクリニック内のスタッフ平均年齢をがっと下げたらしい。職に年齢は関係ないと思っているけれど、年下が珍しいらしく、「これ持って帰りなさい」と帰りにお土産をよく持たせてもらっている。ガトーショコラ、果汁ゼリー、飲むヨーグルト、金色の包み紙に包まれた焼き海苔。いまもいただいた笹かまぼこを食べながらこれを書いている。未熟さを寛容にみてもらえて、ありがたいなとおもう。
そして、プログラミングの勉強もはじめた。
看護師の仕事をパートにしたのはこちらの勉強時間を確保したかったこともある。
そういえばプログラマーに憧れたことがあったなと思いはじめてみたら思いの外おもしろく。解剖生理や家具の組み立てなど、分解したり組み立てることがすきなので、相性がいいようだった。
お仕事としてできるようになったら楽しいだろう。
ほのかにそう思っている。
キャリアなんか何回でも崩してあたらしくつくったらいいと思えるようになったから、キャリアブレイクは悪くない。待つ暇があったら、自分で取りにいけばいいのだ。
先の予定ははっきりとしていないけれど、プログラミングの勉強をしつつ、秋ごろにははっきりさせたいなとおもっている。
自分の時間を使う、経営するような感覚をもてるようになったのも今年の大きな変化だ。
ワーキングホリデーにもいきたいし、働き方も増やしていきたい。レベル1からまた始める楽しさをちょっとずつ思い出している。
書くこともそう。
もう少し、更新頻度を上げていこうと思っている。せっかくはじめて、書くことに癒やされてもいるのだから続けていきたい。
だれかにこんな人がいますと発信することの大切さをより重く感じている。ご縁ってあるなあと。
見つけてもらうためには、声をださなきゃいけない。
ここにいると証明しなければいけない。
見つけてもらえるとは限らないけれど、可能性を0から1にできる。
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