乗客のいない列車
前回 は国内旅行について「観光地に行くことになった」という話をしました。
しかしまた思い浮かんだ旅行があるので、そのことについてお話ししたいと思います。
今回は電車絡みの旅についてです。
私が住む街について
私が住む街は都会ではなく田舎です。
かといって田んぼだらけかと聞かれるとそうでもなく、近場に新幹線の停車駅が2駅はあり、数十分で空港に行くことも可能。
買い物にも不便することはないような、何とも言えない土地柄です。
電車に関しては12両編成くらいの列車と、1車両しかないタイプの田舎行きの列車が両方停まる駅が私が住む家からの最寄です。
この12両編成くらいの列車によく乗るのですが、いつも奥の方でチラッと見えている“1車両しかないタイプの田舎行きの列車”には乗ったことがないのです。
そこでふと、この列車に乗って出かけてみたいなと思ったのです。
聞いた話
友達から昨年、その1車両しかないタイプの田舎行きの列車に人生で初めて乗ったという話を聞きました。
ただでさえ乗車人数が少ないのに、乗っていた乗客全員(約5人ほど)がみんな降りてしまい、友達は車内の乗客では一人だけになったそうです。
乗っていた時間帯も夕方で、気がつけばあたりは真っ暗。
特に田舎なので、建物の灯りもほぼなし。
友達も私同様に、人がいなくなるとラッキーだと思うようなタイプなのですが、それでもその時ばかりは「このままどこへ向かうのだろう」。「どこへ連れて行かれるのだろう」。という思いが募ってきて、一人で乗っていることが怖くなったと話します。
そんな話をしていたなということを今更思い出し、
なんて楽しそうなのだろうという考えで頭がいっぱいになってしまいました。
まるで千と千尋の神隠しの物語のようではありませんか?
数年前の話
数年前、美容院に行くためだけに最寄駅とは異なるちょっと離れた土地から繋がった、田舎行きの2両編成の列車に乗ったことがありました。
その時に驚いたことといえば
・一枚の切符で改札を2回通らなくてはならない
・扉はボタンを押さなければ開かない手動タイプ
・降りる時は車内で車掌さんに切符を渡す
ということでした。
改札を通る時点で謎だらけだったので駅員さんの力を借りなければならず、車両に乗り込む方法もわからず他の人が行っている方法を見てから真似して乗り込み、乗り込んだ後は扉を手動で閉めることを忘れて誰かが閉めてくれるという至難。(※周囲の人に迷惑をかけすぎです)。
極めつけは、車内で車掌さんに切符を渡して出るという全体的に「?」な体験をこの時にしました。
あの時のような体験をまたすることになるのではないかと思うと、
何も時間に縛られない旅を目的として出かけるのであれば、非常におもしろそうだなと思い、また近いうちにでも行きたいなと思ったわけです。
田舎行きの無人列車であれば、ソーシャルディスタンスも何もそもそも人が乗っていない可能性も考えられるので、今のこのご時世でものびのびと出かけられそうです。
あと田舎行きの列車の事を考えると、どういうわけか都市伝説系の話を思い浮かべてしまうのですがなぜでしょう。
とにかく楽しそうでなりません。
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