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なぜ育てている植物に限って喰われてしまうのか
5月の末頃に バジルが喰われる という記事でお話したのですが、育てているバジルがひたすら虫に喰われ続けています。
そこでふと「なぜ育てている植物に限って喰われてしまうのか?」疑問に思いはじめたので、そのことについてお話します。
素朴な疑問
5月の半ば頃から育てているバジルは、あれからも虫に喰われ続けています。
もはや虫のために植物を育て、ご馳走しているようなもの。我が家はいつから虫向けのビュッフェになったのでしょうか。
以前書いた記事の中で虫の種類を勘違いしていたような気がしますが、喰われ方の様子としては穴が空いているので、ヨトウムシ様やベニフキノメイガ様がバジルを召しあがっているのではないかと予想しています。
ここでふと思ったのです。
自然に生えてくる、所謂「雑草」と呼ばれる植物は虫に喰われている気配はないのに、なぜ育てている植物に限って喰われてしまうのか?
夏休みの自由研究になりそうな素朴な疑問です。
なぜなのか
そこで詳しい理由を調べてみたのですが、なかなか納得のいく内容が見つけられず。
唯一それらしき内容を、住友化学園芸さんがWebページに掲載されていました。
“病害虫も好きな植物と嫌いな植物があり、自然界ではこれらの植物が共存し、万一病害虫が発生しても蔓延しにくい環境になっています。その点、家庭の庭では特定の植物が多く植えられているため、発生しますと蔓延し被害が大きくなります。 ”
参照⇒ 住友化学園芸
と記載がありました。
なるほど。
他にも様々な品種の植物を植えて育てると、もしかしたら生き物同士が共存するかたちで、もう少しうまく育てられるかもしれないということがわかりました。
“なぜ育てている植物に限って喰われてしまうのか?”という疑問からは少々外れてしまいましたが、少し理解したような気がします。
人間と虫は、食べたい葉の種類が似通っているのかもしれませんね。
雑草や害虫について
いつも悩むのが「雑草」や「害虫」という表現方法についてです。
「雑草」や「害虫」はあくまでも人間の視点からひとまとめにしてそう呼んでしまっているだけで、
「雑草」は草の一種で「害虫」は虫の一種であるということが頭にチラつきます。
私は普段から庭の草を抜くことで息抜きをしたり、バジルに寄って来ないようレモン水を吹きかけたりしているので、正直なところ「雑草」や「害虫」感は拭えませんが、文字として表現する際にはここの線引きが難しいです。
人間も「雑草」や「害虫」のような差別が行われると悲しいことはわかる分、ついそう思ってしまうのです。
とはいっても、
バジルの一番下あたりに生えている葉は喰われすぎてもうアウトです。
ヨトウムシ様やベニフキノメイガ様、そろそろ別の場所へおかえりください......。
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