パントリーが必要な時代が来るかもしれない
自然災害だけでも私たちの生活に危機を及ぼしていましたが、ついにウイルスというカテゴリーまで追加されてしまいました。
2000年代あたりまでは、こんなにも危機に迫られるような出来事がやってくるのは10年に1度くらいではないかと思っていましたが、最近は数年に一度はそういった出来事が訪れているように思います。
そういった生活の中では、生活用品を買い置きしなければならない機会が増えました。
毎日家の中に居ることで、ふとあればいいのにと思ったのが
「パントリー」です。
パントリーとは
パントリーとは、キッチン横あたりに設けられる収納スペースです。
本当に収納だけのスペースとして用意されている場合や、ウォークインクローゼットのように部屋くらいの広々としたスペースを設けているご家庭もあります。
土地面積が広く、スーパーまで車で時間をかけなければ行けない場所に住んでいるというアメリカでは、食品をたくさん保存するためのパントリーは必須のようです。
買い置きが見直される時代に
近年では日本でもパントリーを設けているご家庭は増えているように思いますが、まだまだ馴染みがありません。
しかも日本の場合、パントリーに食品だけを収納できれば良いのですが、おそらくトイレットパーパーやティッシュといった日用品まで入れているというご家庭は多いはずです。
特に今回、オイルショックのようにトイレットパーパーやティッシュ、マスクが売り切れてしまったような事態を経験すると、
今後はパントリーを設けるご家庭が増えるのではないかと思うのです。
現に今までは「またストック買いしたの?無駄だからやめて」。と家庭では普段非難を浴びていたような人も、今回のコロナショックで見直されたのではないでしょうか。
どちらかというと私はあまり物を買い置きしたくないと思うタイプであるため、トイレットパーパーやティッシュが途中で無くなりそうになった時は店頭に並んでおらず、非常に困りました。
買い置き可能な定番商品
食料品
・米・パスタ等の炭水化物
・インスタント麺
・缶詰やレトルト食品
・乾物
・調味料
・小麦や片栗粉といった粉類
食料品の買い置き目安として、売り場で常温で並んでいる商品が目安。
温度変化がない、冷暗状態で保存を心がけるのが重要です。
日用品
・トイレットパーパーやティッシュ
・マスク
・洗剤類
・ボディケア用品
トイレットパーパーやティッシュ、マスクに関しては、いざという時に焦って買いに走ったり長蛇の列に並ぶよりは、普段の何気ない生活の中で買い置きすべきであることを、今回実感しました。
話を聞いた数名の知り合いの方は花粉症でマスクを年中買い置きしているそうで、コロナショックの影響は無かったそうです。
今回のコロナショックでメディアの影響か外に食べに出られない影響か、ホットケーキミックスが売り切れているそうです。
個人的には、これは予想外でした。
パントリーの位置から学んだこと
これは雑学ですが、パントリーは基本的に北半球の国では北や東、南半球の国では南や東向きにつくられているそうです。
なぜかというと、食品を保存する部屋であるということから、日光を避けるために設置位置が調整されているのだとか。
最近、東京の神田古書店街は日除けのために全て南側に店舗が位置しているという情報をメディアで知り、驚きました。
確かに、陰っていなければ古書を今の時代にまで綺麗に遺して行くことは不可能だったのではと思います。
生活をする上で、こういった日のあたる位置を意識した設計というのは多く取り入れられているのかもしれませんね。
この機に、私はパントリーから“物の保管場所を考える”ということを少し学びました。
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