電子書籍と紙媒体、決め手は時間と生活環境かもしれない
近年書籍の電子化が一気に進んでいるように感じます。
特定の端末を買わなければ読めなかった書籍も最近ではスマートフォンで読めるようになったりと、多くの人が電子書籍を試しやすい環境が整いはじめました。
電子書籍と紙媒体の使い分け、今後どうすべきか。
私自身もこのことについて何度か悩んで来たため、悩んでいるという方に向けて電子書籍と紙媒体が持つ、それぞれのメリットやデメリットについてお話ししたいと思います。
紙媒体のメリット・デメリット
紙某体のメリットとデメリットについて考えました。(必然性とよくある意見の両方を混えて挙げています)。
メリット
・人に貸すことができる
・本として手にした時の嬉しさがある
・気に入ったタイトルを並べて楽しめる
・電子端末では手に入らない古書がある
デメリット
・部屋で場所を取る
・サイズが大きいと持ち運びに困ることがある
・読みたい時に売り切れていることがある
・スマートフォンやパソコンに気を取られると読まなくなる可能性がある
・電子書籍でしか発売されない話がある(★妥協もしくは使い分けポイント)
電子書籍のメリット・デメリット
電子書籍のメリットとデメリットについて。
メリット
・場所を取らない
・いつでもどこでも場所を選ばず読める
・読みたいと思った時にすぐに買って読める
・売り切れがない
デメリット
・人に貸すことができない
・買った時の喜びが薄れる
・買ってすぐに読めるので買いすぎる
・サービスそのものが終了したら何も残らなくなるという不安
・古書等希少な話は読めないことがある(★妥協もしくは使い分けポイント)
電子書籍限定の作品が出た
紙某体を購入し続けていた私に壁ができたのは
電子書籍限定の作品が出た時でした。
「電子書籍限定の新連載!」
「今回の作品は電子書籍のみです!」
といった記載内容を見て、今後電子書籍と紙媒体、どちらを選択して行くべきかということについて考え始めるようになったのがきっかけです。
電子書籍が登場したことでできたデメリット
そもそも紙某体しかなかった頃というのは、部屋で場所を取ることも、大きく重い本が必要に迫られると持ち歩くということについても、当たり前でした。
ですが、電子書籍という端末一台で済ませられる手軽なアイテムが登場したことでデメリットと捉えるようになったように思います。
私自身はどちらかというと紙某体で購入するタイプで、やはり部屋の中でも割合を占めているものといえば本です。
本を電子書籍に変えると、部屋は非常に広く使えるようになると思います。
紙某体であれば買いに出かけても売っていないことがほとんどですし、ネット通販でも売り切れていることが多々あります。
それでもつい紙某体で購入しようと思うのは、やはり満足度を優先した結果だと思います。
時間と生活環境で決める
紙某体で購入するという方の多くは、やはり満足度を重要視しているのではないでしょうか。
読むことも好きであるけれど、本そのものが好き。
本のページをめくりながら読むあの感覚と時間を、より大切にしている方であるのではないでしょうか。
大切な時間を得られるのであれば、紙某体を選ぶことはとても大切なことだと思います。
一方で日常生活が忙しく本を読む時間がなかなか取れないという方は、いつでもどこでも読める電子書籍がやはり適していると思います。
時間を有効活用し、空き時間で知識を取り込むことが可能であるのが電子書籍です。
また、簡単なところから始められるミニマリスト生活にも、電子書籍に移行することで適えられるのではないでしょうか。
よりスマートな生活に切り変えて行く、いいきっかけになりそうです。
余談ですが、電子書籍でしか手に入らない作品があり、電子書籍で購入したら数か月後に紙某体が発売されたという経験があります。
その際私は、紙某体も購入しました。
作家の方には貢献できたと思うので、本当のファンであれば両方購入するというのも手です。
家では紙某体をじっくり楽しみ、外では電子書籍を開いて、いつでもどこでも読むことができる。
(この終わり方では今回のテーマが台無しです)。
電子書籍と紙媒体、今後どちらで生活をしていきますか?
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