この路はいつか通った路
歩道脇の錆びついてジャンクな雰囲気を醸しだしている金属フェンス。
今にも欠けて破片が落ちてきそうだ。蔦も這い放題。
ふっと記憶が蘇る。
この路はいつか通った路。
子供のころ、手をひかれて歩いたところにそっくりだ。
幼すぎて正確な場所さえ、もうよく覚えていないけど。
秋はちょっとだけセンチメンタルになってしまうね。
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