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幼少期に憧れた戦い続ける女の子でいたいのかもしれない。

小さい頃は女の子が戦うヒロインものの
アニメが好きだった。
なんならそのアニメのヒロインになりたかった。

色々ヒロインものを見てきて、
神風ジャンヌだったり、カードキャプターさくらだったり、
新しいもので言えばプリキュアだったり、
アニメの変身グッズなど
誕生プレゼントや、サンタクロースにねだり
よくそれを手にして1人で遊んだり、
友人と遊ぶことが多かった。
とにかく幼少期はいつもなにかと戦って遊んでいた。

その中でも私の心の中に大ヒットしたのは
セーラームーンであった。
ちょうど幼稚園の時に
私の世代はセーラームーンの
再放送の時期だったのか、
地上波で見ることが多かった。

当時3.4歳の自分にはセーラームーンの姿が
心に刺さり、セーラームーンになりたくって
幼いながらに髪の毛をお尻くらいまでに伸ばし
その伸ばした髪の毛を金髪にしたい!と
母に泣きながら懇願し、
母は大反対、
父は泣きながらお願いする私を見て
一回くらい良いのではないか、、、?
と家族会議が始まるほどに。
結論的には金髪の夢は諦め、
お尻まで伸ばした長い髪の毛を
ツインテールにし、その上に
セーラームーンのようにお団子を二つつくり
ツインテールの毛先を
くるりと母がカールしてくれることで
その欲は満たされたことは未だに覚えている。


だいぶ余談が長かったが、
成長して大人になり、
今の自分が抱いている考え、
ここからまた大人になるにつれ
今の自分の考えは今の自分にしかもてないこと
その貴重な時間の中で、思えた出来事や
自分の考えを残そうと思い、
noteに様々なことを書いている。

そもそもnoteを書いてみようと
行動に移せるほど、
自分の考えを残したいと思った
出来事としては、
男女平等に少し違和感をもってしまっていて
そこの考えを残したかった。

女性として生きていて

日本という国の豊かな国の中で
女性の働き方に不満を持ってしまっている。
反対に旦那と同棲を始めてからは
今まで見えてこなかった男性の働き方にも
問題があるんではないのかなと考えている。

男性に当たっても、残業代ありきの給料のところがいまだに多い。
残業をして長時間労働が当たり前、
基本給だけでは生活していくには低すぎて
残業代ありきの給料であることが
今の日本ではほぼほぼなのではないか。
けれど今、日本の女性が求めている
旦那の姿というのは、
家庭内での家事の両立や、
"イクメン"という言葉は嫌いなので
使いたくないが、
いわゆる積極的に育児にも
自分から介入できる男性が求められている。

もちろん、家事育児男性に対しても
暮らしている以上、自分の家事をすること、
男性にとっても我が子、
積極的に育児に介入しなければならないのも
当たり前ではあるが、
この男性の勤務形態を知った時に
果たしてこの求められていることが
男性がこなすには24時間では足りないのではないかとすら感じる。

家事育児をしっかりやりたいと
思う気持ちが
ある男性がいたとしても、
実際に行動に移せる時間に余裕のある人は
やはり今の日本の勤務体制では
難しいと思う。

反対に女性にしても、
子どもを産むという性別的な特色を持つため
子どもを産むという選択をしない人でも
勤務時間がそこまで長くなかったり
反対に時間的な労働が短いからこそ
薄給であったり、
将来的に男性と比べると稼げる金額に差が出ていたりする。

こんなことをいつまでも行っている時点で
男女平等とは言えたものではない。

男性に当たっても、女性に当たっても
この日本の文化が
(男が仕事、女が家事育児)
根本的に植え付けられている人が多いことに
加えてこのような勤務体制ではいつまでも何も変わらないとも思う。

私はまだ出産を経験する予定もなく、
今は仕事が楽しく働き続けたいと思っているが
そもそもこのような勤務体制、給料面での
不満箇所は底なしにあるし、
この仕事から来る男女の家事の不平等さにも
未だ納得できていないので
子どもを持ちたいとさえも思えない世の中である。

両親や旦那、
時には同じ職場の同棲の先輩にさえも
この話をすることが多く、
どうしても今の日本の体制では
人生の次のステップに踏み出せない、と
伝えたり、悩んだり、話してみるものの
みんな声を揃えて
しょうがないことだよね、
何も変わらないよ、
そこに対しては諦めた方がいい
自分の立場をわかったほうがいい
なんて言ってくる。

私自身だって分かっている。
私が今ここで不満を言ってもがいたところで
政治のことをしっかり調べて
未来の日本に対しての希望を持って
選挙に行っても
結局は何も変わらない。

変わらないどころが
どんどん全てにおいての状況が
傾いてきているとさえ思えてきてもいる。
社会的欲求が満たされずもがいているが
きっと近々社会的欲求なんて
持つ余裕もなくなり
安全欲求が第一になるような世界さえも見えてくる。
そんな世界で自分の身体を張って
大切な存在を産みたいとさえも思えない。

自分の今のこの余裕もない、
未来に希望も持てない
そんな状態で子どもが増えるわけないじゃないと思ってしまう。


私自身、自分でも分かっているのだが
まだ精神年齢が同世代の人と比べると
かなり幼いのだと思う。
だからこそ、自分の置かれた状況に
納得いかなかったり、諦められなかったり
もがいたところで、ここで発言したところで
変わらないというのは分かっている。
分かってはいるんだけれど
そんな自分の考えも否定したくない。
書いて書いて残し続けたい。

なぜ自分は何かに抵抗しながら生きているのか
考えた時に幼少期にかっこいい女の子たちが
何事にも諦めずにもがきなざらも進んでいく
姿に魅了され、
自分でも気づかないうちにその姿が
自身の性格の基盤になったのかもしれない。

これから少しずつ大人になっていくにつれ
置かれた状況を理解したり、受け入れたり
少しずつもしかしたら今とは違う考えになっていくであろう。

幼いかもしれないけれども今の私は
まだ、受け入れたりすることが難しいから
精一杯苦しみながら、もがきながら
26歳の自分としての記録をここに残して
将来的に振り返った時に
その状況に満足して生きていけるような
人間になっていてほしいと思う。

どうせ変わらないとは思っているが、
諦めるのではなく、選挙にいったり
政治を学んだり、世界の状況をみたり
こんな自分でもできることを、
一つひとつ行っていきたいと思う。
そのためには考えることを辞めたり
諦めるという形をとるわけではなく
まず知ること、伝えること、
これだけは続けていきたい。

振り返った時に男性も女性も
自分がこの性に生まれてよかったと
思えるように、
同じ土俵に立つ平等ではなく、
互いの性別の特性を活かしながら
理解をしあって思いやりをもちながら
共存していけるような世界にしたい。
何十年先でもいいからそうなれるように
みんながありのまま生きていいんだと
思えるようなそんな世界を
後世に残してあげられるように
諦めずに生きていきたいと思う。

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