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何歳になっても不安だなという独り言

不快感のある方は読まないでください。


予定日から1週間。月のモノが来ない。
来る気配もない。

元々不順ということや
色んなことがあり、
数ヶ月に一回婦人科を受診しているので
大それた病気ということもなく、
数年前から服用していた
低用量ピルを一度お休みして経過観察中なのだ。

経過観察の間、2回ほど順調に来ており
調子良くなったなあ、なんて感じていたけれど
またこれだ。

仕事柄この1ヶ月は運動会練習があったり、
プレッシャーもそこそこ感じていたり
まあ、ストレスで身体と心が意識していない間に
負荷がかかって遅れているだろうと思っていたが
妊娠の可能性も捨てきれず
毎回トイレへ行くたびに
「来ておくれ、、!!」と願って
下着を下ろすも真っ白で。

下着が汚れるのは嫌だけれど
この待つ期間は赤くなっていてくれと
願うばかり。
女性の方はなんとなく共感してくれるだろうか。


恋愛ドラマとか小説で
よく高校生の妊娠というものも多く取り上げられてきていた。
周りの友だちたちの間では
年齢的には大変だけれども
好きな人の子どもを早いうちから産めて
一緒に育てられるのってなんやかんやいいよねっなんて意見もあった。

私はそんなドラマや話を見るたびに
とんでもない、恐ろしい。
と感じていた。

誤解してほしくないのだが、
この感情は偏見とか、世間体とか
そういったことではなくて
10代のうちはまだまだやりたいこともあるのに、
遊びたい気持ちしか自分はないのに、
自身の将来像もあるのに
たった1回の妊娠で
自分の可能性が途切れてしまう。
途切れるとまではいかなくても
自分としては生きれる時間が止まってしまう。
だからこそ、とんでもない。
と感じていた。

後の旦那となる彼氏と同棲を始めた23歳の時、
この時もストレスで1週間ほど遅れて
検査薬を行うことが凄く恐怖だった。

その時感じたのは、まだ23歳。
仕事も少しずつ任せてもらえるようになって
楽しくなってきたところ。
まだ結婚しているわけではないし、
子どもが来てくれたのなら
結婚して産むだろうけど
職場的に順番が違うとか裏で言われそう、、。

そんな不安があった。

しばらくそこからピルを始めたので
数年そんな不安はなかったが、
28歳になって久しぶりにまたその状況になった。

1週間以上来てくれなかったので
検査薬を使用した。
あの結果が出る
1分間ってなんであんなに怖いんだろう。
なんであんなに色んなこと考えるんだろう。

間違ったことしてなかったはず、
失敗してなかったはず、
でも100%はないしなあ。
仕事もっと続けたいな。
旦那と自分と愛犬の時間をもっと過ごしたい。
来年の夏には長期で旅行に行こうって言っていたのに。
11月にはライブハウスのライブに行くのに。
年末は友だちと遠征するのに、、。
お酒飲みたかったな、ダイエットしたいのにな。

過去のこと、もしかしたらの未来のこと。
あの60秒間にすっごく詰め込んで考えて、
その中でも後悔ばかりが多い気がして。
色んなこと考えて、最後はやっばり怖くなった。

結婚、出産適齢期である28歳。
結婚して3年目。経済的にもキャリア的にも
もう誰にも文句は言われないし、
なんなら祝福されることも分かっている。
けれど自分自身が納得していなかったし
自身が望んでいないからこそ、
そのようになった時を考えると本当に怖かった。

結果は陰性で死ぬほどほっとした。
まだ自分として生きれる。

ぼんやりといつか家族を持てたらいいなとは思う。
けれどこういった経験をしたときに
自分自身の本音が凄く分かった。

10代だから、結婚してないから
怖いんじゃないんだな、
環境があって、経済力もまずまずあって
年齢的にも大丈夫で、しっかりとした相手がいても自分が望んでいなかったら不安でいっぱいなんだなと改めて感じた。

別に怒っているわけではないし、
2人の関係のことだからこそ自分には責任はあるんだけれども、
このようなことになるとやっぱり男性が羨ましいなとも思う。
こんなこと書いたら
また、男だって色々あるんだ〜みたいなコメントきちゃうかもしれない。

違うよ違う。
言いたいのはそういうことじゃなくて
一回のきっかけで
自分の人生がまるっと変わることがないでしょ、
身体が急に体調悪くなって
仕事が捗らないことないでしょ。
2人のことなのに1人で抱える不安。
自分の身体なのに自分のものじゃなくなる感覚。

自分の人生なのに"母親"ってだけで
求められる環境は綺麗事なしに
保育の現場にいても
"父親"より多くのものを
求められているのを感じる。

2人の子どもなのにね。

男だから女だからっていうよりも
相手の立場を
まるっきり体感することもできないし
辛さも嬉しさも怖さも
全部共有することはできないから
互いに辛い自慢で戦うのは良くないよねと思う。

結論何が言いたかったのかと言うと、
どんな年齢になっても
やりたいことや理想像は増えていくし、
若いからとか環境とかで怖いわけではなくて
幾つになっても、環境が整っていても
みんな初めての経験や、
その経験をしてしまうんじゃないかという不安は
当たり前にあるよなって話。
年齢を重ねたからといって
受け入れられるようになるわけでもなく、
怖くなるわけでもないから
互いに寄り添えたらいいなってことと、
私はずっとやりたいことがあるから
その選択をできる時がくるのかなと漠然と思う。

私は今女性としての不安を書いてみたただけ。

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