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ハッシュタグと私の、めんどくさいけどちょっとだけ良い関係【2022年3月30日】

 こんばんは、あらたまです。
 この記事を書いてるのは、ちょうど午前から午後に切り替わった頃。
 TwitterやInstagramみたいに「今」や「旬」を猛スピードで切り取るのも面白いですけども、お手紙が入ったボトルを海から拾い上げるみたいな、しかもそのボトルをいつ開けるかも拾った人次第な……そういうnoteの世界がますます居心地良いなと思えてきています。
 

 自分で書いて、放流した記事もだいぶ多くなってきました。
 成長アルバムみたいなものですから、後で読みなおすこともします(たまに、ね)。
 だから読みたい記事をパッと引っ張り出せるように、分類して整理整頓したいなと思うんです……生来の大雑把でめんどくさがりなので、なかなかうまくいかないんですけど。

 デキるビジネスパーソン(←パーソンって……もうちょいセンスのいい置き換えってないのかしらといつも思う)の仕事術!みたいな文書でも、よくでてきますよね。メモやノートの検索性を上げて、効率よく仕事を回そうぜ!みたいなの。
 効率よく仕事を回せなくても良いけど、検索性を上げるのは大賛成なのでそこそこマメに目を通しています。通すんですがぁ……そこでもやっぱり分類と分類ごとの収納を提案するのみで終わってしまうことが多くてですね。
 その分類のコツが知りたいんですー(´;ω;`)ウゥゥ
 
「役に立ちましたか?ためになった記事には👍ボタンを押してね」
 その提案には、ゴメン乗れないわ……とノーリアクションで立ち去るばかりです。

 noteにはマガジンというシステムがありますよね。
 大雑把な分類なら何とかなるタイプの私なので、非公開設定にすれば切り抜きや抜き書きメモをクリアファイルに挟むみたいに、ぽんぽん放り込んで使えるのは大変に有難いです。
 Twitterだとリストを同じように使っています。
 で・す・が。
 マガジンの中の記事が増えてくると、更にそれを分類しないといけなくなるんですね。別マガジンを立ち上げて、仮想的な入れ子構造にすることも考えたけど、それはそれで検索性が落ちそうです。収納ケースが増えるとかえって部屋が片付かなくなる罠と同じね!

 そこで、これまで苦手意識が勝って避けて通っていた、ハッシュタグの使い方を研究することにしました。現在、鋭意実験を繰り返しながら、自分で使い勝手のいいやり方を模索しています。

 タグの付け方は基本「マガジン内での分類と検索のしやすさ」ですが、あんまり抽象的なのは避けるか、より具体的なタグとセットにします。
 例えば「#小説」ってタグは頻繁に使いますけど「#連載小説」や「#怖い話」をセットにする、なんて方法です。
 ですが、ハッシュタグって全世界共通ですからね。
 下手につけると他の方のご迷惑になっちゃうかもしれないんです。
 見知らぬ誰かが引っ張ったハッシュタグで私の記事が出て「関連性が薄い!」と怒られるかもしれない……うーん、この辺りの匙加減が難しい。
 ビジネスぱーそん向けの記事でこの手の分類法の具体例をあまりお見かけしないのは、その難しさ・奥深さに理由がありそうだなあと前向きに捉える気にもなろうってもんだわ。

 ちょっとした下心は有りますよ、そりゃあ?
 誰かが引っ張ったハッシュタグに予想外のヘンテコ記事――私のnoteが出てきたら「なんだよコレ……」と最初はウンザリするでしょうよ。でも、ほんのちょっとの好奇心て誰にもあるでしょう。そこに賭けたいなあって下心、有りますともさ!でもって、気に入ってもらえたら良いなあっていう都合のいい事も勿論考えてる!
 私が書いた全てのnoteは私の一部ですもの(←人間だもの、みたいに言ってます)。
 さらにそこから、マガジン全体――私(一部)をまるっと好きになってもらえたら超嬉しい!

 あ、でもなあ……。
 特定のハッシュタグが付いてるnote「だけ」好きになってもらうのは嬉しい……かもしれないけど。
 嬉しいけど、そこだけ特化してキャラクタ作りしてると思われるのは怖いなあ。歪な、尖った、一面的キャラクターってのを作って発信するのは私の本意とは掛け離れた捉えられ方だなあ。
 そういう手法を取ることでプロたりえる職業の方、いらっしゃるでしょう?
 アイドルとか。
 私生活を見せない役者さんとか。
 そういう分野の人じゃないし、私は私で居たいし、そういう誤解をされないような使い方を学ばねばならんなあ。ハッシュタグ、奥が深いぜ。

 私は自分が書きたい・スキと思ったことを書きます。
 私の思い入れを受け取ってくださった方が面白いと思ってくれるのは、大切な御褒美なんです。時代の大多数がそういう私を求めてないという人も居るけど、それはそれで結構なことだと思うのよ?
 全世界の遍く全ての人々に受け入れてもらおうなんて、夢を見るにも度が過ぎてるわよ。
 一握りの人たち――たった一人でも良いのです、面白い!楽しい!と、私という人間から産まれ出る何かを求める人の、その人の心をコチョコチョする事を考えながら日々書いています。
 そういう奇特な方々が検索してくださる可能性があり、未だ御縁が繋がっていない「そういう方々」にも、たまたま偶然の検索で御縁が繋がるかもしれない。そんな繋がる可能性も積み込めるのがハッシュタグ、とも言えるかもね。

 難しくて、奥が深いよね。ハッシュタグ。
 けどここを楽しめるようになってくると、読者様と私との間で新しい形のコール&レスポンスが始まるかもしれない――自分の利便性を追求した結果、誰かの便利に繋がったら、それは大変にハッピーなことなんじゃないかと思えます。
 つきましては。
 ここまでこのnoteを読んで「なんかオモシロ!」と思ってくださったなら、ですよ。
#希里峰ぽんぱ
#虎徹書林
 試しにこの二つのハッシュタグで分類されてる小説なりなんなりも楽しんでいただけたなら嬉しいです。


 ハッシュタグから始まるコール&レスポンスに期待を込めつつ……。
 あらたま


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