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文学フリマ京都7の思い出 3/3【希里峰の苗床:無料配信】
三日目:お世話になりました、また来年も参加できますように
最終日の朝は早い
京都三日目の朝は、文学フリマのアットホームな気分の余韻に後押しされて、楽しみつくす気合いのギアが一段上がっていた。
夜明け前に起きて、身なりを整え、あらかたの荷物はパッキング。朝ごはんと筋トレは敢えて休んだ。
街歩き用のリュックサックには最低限の持ち物だけを入れた。
チェックアウトの時間まではたっぷり時間がある。
よし!と一声、建物全体が未だ夢の気配に包まれる中、私は意気揚々と京都の街へと繰り出した。
目指したのは伏見稲荷大社。
Googleマップで徒歩経路を検索すると、30分程度で着くとのことだったので、朝のお散歩コースにぴったりだと思った……んだ、けどね。
鼻歌交じりに歩き始めたのは良いが、Googleマップには隠された罠があることをすっかり忘れていたのだ。
Googleマップさん、なにげに『最適』ルート選びの基準がピーキーすぎて、地元の人でも驚くような裏路地をオススメしたりする。
まだ夜も明けきらぬ京都の街では、少し大きな通り沿いでもすれ違う人がほとんど居なかった。通勤と思しき車とすれ違うけど、家々からは煮炊きの気配もしない。
街中が眠っている……というより、息を潜めて祈りながら夜明けを待つっていう雰囲気だ。
せめて車通りやコンビニ、自販機が多いだろう明るい通りを歩きたいんだけど、Googleマップは「こっちが!最短ルートです!30分で着きたいんでしょ⁉」と舗装もそこそこの込み入った路地裏や街灯も消えてる線路脇の細道を指定して、並行する県道っぽい道を歩こうものなら「1分遅れる!」とか「こっちのルートに入れ!」と他所のお宅の敷地みたいな場所に線を引き直す。
天災的方向音痴でルート初見の旅行者には、早朝から街中肝試しの気分を味わうが如し……であった。陰謀論っぽく意地悪な考察をするとすれば、もしこのルート検索プログラムに『地域密着型・町興し要素』のような公的意見が反映されているのだとしたら、私に対してはその策は悉くスベリ倒していたと断言しよう。
必死に泣くのを我慢して、歩くこと15分を過ぎたあたりだったか、ようやく街灯が整備された広い道沿いに出た。やった!一本ルートと喜んでいると、すぐにその日の第一コンビニを発見。水筒替わりのペットボトル入り緑茶をようやく買う。
怖い話にはよく、恐怖体験をした登場人物がコンビニに駆け込むくだりが出てくるけれど、あのコンビニの明りに希望を見出して縋る思いが湧き上がるのはけだし当たり前のことであったのだ。さすが、都会のオアシスだぜ。
伏見稲荷大社で猫に大歓迎された話……他
伏見稲荷大社の入口鳥居に到着する頃にはすっかり空が明るくなって、沿道の出店が開店準備をしていた。
人通りが少ないうちに記念写真を撮ろうと思ったのだけど、なかなかピントが合わない。スマホのカメラ設定を調整しようと手元に視線を落とすと、自分でも思ってもみなかった怖さを味わった証だろう、手が上下左右、小刻みに震えていた。
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麓の御社でご挨拶詣りを済ませ、山登りコースに足を踏み入れた途端、チビデブの私は日頃の不摂生をどちゃくそお説教受けてる気分になった。
風の噂で朝のランニングコースにしている人もいらっしゃると聞いていたので、山登りとはいえ楽しい遠足レベルだと思っていたのだけど、いやいやそこは霊験あらたかな御社、修行と信仰の場であり、踏み入る人に己を見つめるよう促す厳しさが……坂道、きっついいい!
往復でたっぷり三時間強かかったよね、結局。なめてかかって申し訳ない、運動不足を超反省、チェックアウトの時間まで帰れるかしら、朝ごはん食べてないから力がでないよ……等々、煩悩木っ端みじん且つゴメンナサイ100万発祭りが脳味噌いっぱいに開催されてしまった。
分かれ道で迷子になったり、体力がつらくてへこたれそうになると、なぜか猫にであう。全然違う場所でそれぞれ一匹ずつ、合わせて五匹の猫が励ましに来てくれた。
お山の猫は住民の方々に大変かわいがられているようで、毛艶ツヤツヤだしお喋り大好き、擦り寄ってきてニャーとご挨拶したかと思うとお尻をこちらに向けアナタ撫でてもいいわよと仰る。
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お留守番をがんばってる社主を思い出し、耳の後ろや鼻の上を撫でてあげると、大きくゴロゴロ言っちゃうお山の猫の皆様。こういう場所では餌やり厳禁なので、ありがとねと挨拶して別れた。
お山の猫の皆さんが、事故に遭わず怪我をせず、心無い人間に誘拐されたりせず、地域の方々と幸せな関係を築いて長生きできますように――遠い空の下からお祈りする日々である。
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道の中程、開店してすぐと見られるお茶屋で抹茶モナカアイスをいただく。朝ごはんは未だ我慢したいのだが、さすがに糖分を補給しないと行き倒れてしまうと思ったのだ。早朝登山の運動強度をなめてかかった私が全部悪いんだけども……。
こちらの抹茶アイスはとにかく奥深い甘さと旨味で、アイスで本気度を見せつけるのか!と感心するやら、これほどのクオリティをさらりと提供する京都という土地柄に舌を巻くやら。またまた心の中でフル土下座するしかなかった。
いや、それにしても、助かった……文字通り、命を拾いました。大変、御世話になりました。お茶屋のマダム、ありがとうございました。
やっと御目文字、山頂・下山・朝ごはん
山頂を含め、伏見稲荷には三つの鳥居がある。
青息吐息とはいえひとつひとつの鳥居に無事辿り着いたことと、今回の文学フリマを始め多くの御縁をいただいたことを感謝して、ようやく山頂の文字を見た時には何も考えられなかった。
写真撮っとかないといけないのでは?と、辛うじて気が付いたのは、偉かったなあ自分。
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お茶屋さんには「ここが山頂です。お尋ね無用」とあって、私以外にもしんどすぎてゴールがわかんなくなっちゃった人がたくさんいたんだなと思った。そしてこれからもやって来るから、貼り紙があり続けるんだろうなとも。
めったに来られないところだから、山頂でしか手に入らないという手拭いを買い求めた。登頂記念みたいなもんですわ!と仰る御主人の物腰の柔らかさに、自然と「昇って良かったなあ」と充足感が湧き上がってきて、途中で引き返さなかった自分を再び腹の中で褒めた。
手拭いの写真は載せないでおこう。山頂のお茶屋さんに辿り着いた人たちとの、共通の思い出だからね。
帰り道はこれまた膝が壊れそうになったけれど、行きの道よりもスピードアップで進んだ。途中おみくじをいただいたら大吉でただただ嬉しかった。
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思い立ったらホニャホニャ!はこの時のおみくじに励まされて、今年のスローガンの如く実践している。家に帰りついてすぐにゆしま一箱古本市の出店を決めたし、文学フリマ東京36には少々悩んだけれどドドン!と過去一最多の在庫を持って行くことにした。遠征文フリもあと一回、どこかに行こうと思って計画し、10月の文学フリマ福岡に出店応募をすることに。
はっきり言って怖い話というのは、ブームが続いている実話怪談を除いて売れないジャンルだなあというのが、正直な肌感覚だ。とはいえ、そのニッチなジャンルに熱い視線を向けている読者様の存在は決してゼロではない。生活必需品でもないし暮らしの知恵も詰まってない本で、相変わらず「役立たず」と鼻で嗤う向きも多いが、役立たずでも楽しく生きていて良いのだと証を建てるためにも図々しく攻めていけと励ましていただけた気がした。
清々しく下山したはいいが、帰り路を逆算するとチェックアウトぎりぎり。手早く食べられる朝ごはんを探していると、参道に御うどん屋さんがあって、きつねうどんと稲荷寿司がセットになってるのが食べられるという。
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嗚呼!これだよコレ!御稲荷さんお詣りして、御きつねセットを食べたいっていう壮大な駄洒落をやりたくって、朝ごはんを抜いてきたんだよ!!というわけで、迷うことなく入店した。お詣り登山で疲れた体に、喉越しも優しい麺と京都独特の旨い御出汁。汗をかいて芯が冷えた体が、文字通りに息を吹き返した心地だ。実にありがたい。門前町ってコレだから大好き!
食後のお茶までのんびりと堪能していたら、さすがに徒歩での帰宿は無理になったので、伏見の駅から京都までは京阪電車で。
旅の醍醐味の一つとして、その土地の電車に乗って車窓からの街並みを眺める事を忘れてはならない……え、無いですか?私は絶対に在来線や私鉄・地下鉄・バスに乗らなきゃ機嫌が悪くなるタイプ。
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東寺とトッピングでサプライズ御褒美
宿をチェックアウトした後、あらためて帰りの新幹線の時刻を確認した。出発は夕方。ほぼ半日の予定は真っ白のままだった。
何処で何をしよう……スマホのロック画面に表示された時計がそろそろランチ時を示そうという頃合いだったので、稲荷詣セットの感動冷めやらぬ状況ではあったけど、とりあえずごはん屋さんを探すことにした。不思議なもので、そう決めた途端に腹の虫が鳴るのだ……。
以前に「京都は意外とパンとラーメンが大好きな街」みたいなエッセイをどこかで読んだのを思い出す。なので、私の腹はラーメンをお出迎えするモードへと設定。
そういえば乗ってない乗り物があったじゃないか!と京都駅にズラリと横づされたタクシーを見て一計を案じた。乗り場へ行き、順番通りに乗車して、運転手さんに尋ねた。
「おすすめのラーメン屋さんてありますか?」
旅の醍醐味その二。タクシー社交術その一。タクシーの運転手さんとフレンドリーな会話を楽しもう!……人見知りな私が、珍しく饒舌になる瞬間である。
ラーメンの好みは千差万別、運転手さんと私の味の好みが合わないという危険性は十二分にあったけど、そこはそれ、ダメもと精神が肝要でありそこから会話の華が咲き乱れればオールOKなのだ。
「ごめんなあ、おじちゃんラーメンよぅ食べんねんわ」
(;゚Д゚)エエッ……ダメもととはいえ、マジものの100%ダメを出されると清々しいほどに途方にくれるもんである。
とはいえ、そこは客商売のプロ、運転手さんの方から話題をサジェストいただき、最近の京都のラーメン事情として豚骨がブームらしいというのを教わった。ラーメン嫌いな割にとても詳しいので、大変に参考になりましたゾ!
とても楽しいひとときを過ごせて大満足な中、なんとなく観光地っぽいという先入観で東寺を目指していただく。前回私的に京都に来た時は東寺近くのブルワリーに来たきり、東寺へはお詣りしてなかったのだ。
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なんとなく、なんとなーく拝観すると、たまたま時期が良く、五重塔開放(一階だけ)拝観ができた。予期せぬラッキーが、ちょっと嬉しかった。
老眼と近眼のダブルコートで薄暗い堂内ではなかなか仏様の顔を拝見することが難しいのだけど、それでも各御堂で厳かな気分で創建当時の人々の信仰に思いを馳せたりして有意義な時間だった。
とんでもなく広い境内を散策していると、怪談ではお寺さんが絡むと「ちょっと泣ける話・イイ話」になる率高いよねみたいなことを、ふと考えついた。子育て飴の話も、そういやお寺――というか高名なお坊さんのお誕生日秘話として語られていたような?東京浅草寺のご本尊の話も、怖いというより、不可解だけどありがたいよね、みたいな纏められ方だった気がする。
私はどうしようもなく下卑たおばちゃんなので、その手の話が苦手だ。特に説教臭い「泣ける話」や「深くて良い話」など、とって付けたような感動話が大嫌いだ。
と言いつつ、歳をとって、ひとりで神社仏閣をお散歩するのが何より落ち着く、とか言っちゃうようになった今日この頃。件の子育て飴の話も、子を想う母の執念に哀愁を感じてしまい、ホロっとほだされては嗚呼、世間様はこれをして「感動的な母の愛」とか言っちゃってんのか……と大いに納得できるようにもなっている。
人間の本性が剥き出しになった瞬間の「怖い」を好み、それを慰めるような気持ちで書くことに固執するきらいがある私。そんな私がもうちょい人間的に成長して彼岸が近くなったりしたら「お寺に漂う穏やかな雰囲気を想像できるようなイイ話も一本くらいは書いてみたいわ」とか考えちゃったりするんだろうか?
人間なんて立場や目線の高さが変わるだけで如何様にも、この世を極楽にも地獄にも感じ喩える事ができる。私にほんとにそういう未来がやってきても、珍しくもなんともないんだろうな。きっとそれこそも諸行無常なんだろうな。
伏見稲荷登山で足が草臥れていたこともあり、思索に頭を使ったら血糖値が急降下したようで、空腹感が限界に。
Googleマップで近場のラーメン店を検索すると、いかにも街のラーメン屋さんといったアットホームな風情のお店を見つけたのでそちらに向かった。
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タンパク質を多めにと思ったけど、チャーシューが品切れ。
それではということで、トッピングを京都らしくネギにする。
ネギ、特に青いネギが関西文化圏の御出汁をたっぷり吸ったやつが、滅法好きなのだ!100円で関西圏の味をたっぷり堪能できるなんて最高じゃん、と迷いなくオーダーしたら――
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100円で?トッピング?ネギラーメンていう別メニューじゃなくて?と暫しフリーズ。嬉しすぎるあまり、思わず腰が引けてしまうサプライズだった。
お味も口当たり優しいスープと麺が減り過ぎたお腹に最適解!ネギを余さず食したいがゆえにレンゲをいそいそと動かしていたら、スープも一緒に平らげてしまった。満足でした!!
梅小路へ……つまりテッパク!
ネギでお腹がパツパツになるほどラーメンを楽しんでも、まだまだ時間がたっぷり残っている。楽しめることをしっかりと楽しまねば!
ということで、ほんの一駅でも地元私鉄を堪能したいということで近鉄奈良線の東寺駅を目指すことにした。
途中、京都みなみ会館というイイ感じの外観のミニシアターがあって、ポスターショーケースを暫し見てニヤニヤ。見る人が見れば不審者通報されていたかもしれない。
私が子供の頃に「コドモはこんなん見ちゃいかん!」と、大人に問答無用で目隠しされてた系の、古くてエネルギッシュで、良い意味でトンチンカンなんだろうな想像するに難くないタイトルがいっぱい。一週間ほどたっぷりと時間をとって滞在できたなら、こういう映画館で贅沢に旅の一日を過ごすのも悪くないなあと思った。
京都なのに、奈良線!という頓智クイズのような東寺駅から近鉄奈良線にのり、今回の旅のホームポジションとも言うべき京都駅へ戻ると、駅構内を散歩しながら「あ、ここ『科捜研の女』で見た!」とかなんとかプチ聖地巡礼と洒落込む。
某日、日帰りで仙台旅行に行った折、仙台駅の中の充実ぶりに大いに感動した経験から、ターミナル駅の中をしつこく味わうのが私の中でちょっとしたブームになっている。
次の目的地が決まらないなら、構内のファミレスで昼ビールを引っ掛けながらグダグダやるのも良いかもね……と安易に堕落しようとした時、或る行き先案内板に目が留まった。
「鉄道……博物館……あああああ!大事な場所を忘れてんじゃねえよ私!!」
そうと決まれば、あとは行動あるのみ。
駅の観光案内所に駆け込み、親切な係の人に行き方を教えてもらい(地図もくれた!)梅小路蒸気機関車館改め京都鉄道博物館に足取りも軽く向かったのだった(←この時点で既に20,000歩近く歩いていて、膝が大爆笑)。
ここからは厳選した写真だけを……何も言いますまいよ。
ていうか、語彙が吹っ飛んで「スゲー!」と「わぁぁぁ!」しか言ってなかったのだよ。
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スマホで写真撮ってたので面白いように電池が尽きていった。こんなこともあろうかと!と大容量充電池を準備していたのだけど、なんとスーツケースに仕舞い込んでロッカーにぶち込んでしまうという痛恨のミスが発覚(とほほ)。
とはいえ、新幹線の時間がよい塩梅に迫ってきたこともあり、ワゴンセールに突入するかの如くミュージアムショップでガツガツお買い物して、私の初京都鉄道博物館見学は終わった。
ほんとはもっと買いたいモノあったけど……いっそ博物館に二泊三日ほどお泊りしたかったけど……後ろ髪惹かれる思いって、ほんとに後頭部がググっと重たくなるものなのだと知る。
ホームにはどう見てもテッパク帰りのファミリーがわんさかいて、その中に、ママに手を引かれる少年がもう一方の手にドクターイエローのぬいぐるみを抱っこしてたような気がしたんだけど、きっと空目に違いないので羨ましいとか「ねえ、それは何処にあったの!?」と聞きたくなったとかは、全然なかった……と思うよ、うん。
京都駅へ向かう車中で、お留守番係から「リサーチした!」と送られてきたのは、京都駅限定で販売されている超絶ステキ駅弁の情報だった。
晩ごはんは極力おうちで食べる、という我が家のささやかなルールに則り、駅弁を私とスタッフの分を合わせて持ち帰り、のんびりと家でくつろぐ算段である。いくつかの候補の内、私が選んだのは京都まんざら亭さんの『とろとろ炙り豚角煮弁当』1080円也。冷めても美味しいのはお弁当としてマストなんだけど、トロッと解ける舌触りが脂っこさ無く味わえるお仕事の丁寧さに大満足。
後から調べたら京都まんざら亭とは予約も難しい超人気の居酒屋なのだとか??……それも加味すると、1080円はかなりのお値打ちの一品なのではないだろうか。
とっぷりと日が暮れた後の車窓からの景色を、哀愁よりも眠気が勝つ眼で眺めながら一路、東京へ。
新幹線に始まり、途中でも新幹線を挟んで、新幹線に終わる初の出張販売作戦。先ずはめでたし、めでたし、といったところだろうか。
来年もまた、文学フリマ京都に出店できるかどうか……は前向きにがんばりたい。その節はどうぞよろしくお願いいたします。
<おわり>
あとがき
半日とはいえ、不慣れな街での出店でしたので、前乗りして下見から始めて、ゆっくり休みながら帰っておいで(その実、全くやすんでなかったが)と企画し、送り出ししてくれた家族に感謝しています。
そしてこんな取っ散らかったオバちゃんがひとりでお店番をしていたブースに訪れて下さった皆様、お隣近所で楽しい出店経験を共有してくださったサークルの皆様、運営・ボランティアの皆様、懐深い京都という街の全てに、ほんとお世話になりました!どうもありがとう!
この体験と感謝は、この先に何回でも伝えたいです。
次の文学フリマ京都でもぜひお会いしたいと考えつつ、執筆活動をはじめ日々の作業を進めています。御縁をいただけましたらば、既刊・新刊をお届けに参りますので、楽しみにしてくださると嬉しいです。
※行けないよう……という京都並びに近県の方にはAmazonでのお求めというルートもあります(電子書籍版のご用意もアリ〼)
※文フリ会場の時のようなじっくり試し読みをしてみたい……という方にはお試し読み付の出版目録が便利です。出版作品に収録されているほぼ全話の冒頭をたっぷりお読みいただけるので、じっくりご検討くださいませ。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
最後に一言だけ……やっぱサイコーだな、新幹線(∩´∀`)∩
ではでは
またどこかで……
虎徹書林店主 あらたま
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