今更だけどCMSって？メリット・デメリット、タイプについてのまとめ
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弊社では、アパレルサイトのコンテンツ制作のお手伝いをさせていただいています。CMS導入はほとんどのサイトでされており、当たり前になりつつあります。代表的なCMSといえばワードプレス（WordPress）、ムーバブルタイプ（Movable Type）などで、実際に操作することも多いのですが、 そもそもCMSって？メリット・デメリットは何なのか、基本的な知識について確認していきます。
Content Management System（コンテンツ管理システム）の略。
• HTMLやCSSなどの専門的知識がなくても更新が可能なシステムの総称
• コンテンツの追加や修正といった更新作業がWeb運用の初心者でも容易にできる
CMS導入するメリットとデメリット
メリット
• タイムリーな更新が可能
→いつでもWEBサイトの専門スキルが無い人でも更新作業をすることができる
• 更新費用の削減
→制作会社にサイト更新の依頼が無くなるのでランニングコストを無くすことができる
• 検索エンジン対策（SEO）
→コンテンツの充実や検索キーワードを盛り込んだ情報を発信していくことでSEO的な効果も得ることができる
デメリット
• デザインの自由度が制限される
→CMSはデザインテンプレートが存在するため、デザインのアレンジが効かないケースが多い
• 機能を覚える必要がある
→操作方法を習得する時間が必要
• セキュリティの懸念
→脆弱性を狙った攻撃が近年増加している
またCMSは導入形態によって「オープンソース型」「パッケージ型」「クラウド型」の3種類に大分されます。それぞれの特徴についてさらに詳しく掘り下げてみようと思います。
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オープンソース型CMS
プログラムのソースコードをオープン化し、誰でも自由に利用・改善・再配布できるようにしたソフトウェア、利用者数も非常に多く無償で利用できるCSM。
メリット
• ライセンス費用が無料
• 機能のカスタマイズ自由度が高い
デメリット
• ベンダーからのサポートがない（保守作業の外部委託）
• アップデートや不具合対応などは自己責任
• 脆弱性などを狙った攻撃によるセキュリティリスク
代表的なCMS
WordPress https://ja.wordpress.com/
Drupal http://drupal.jp/
Concrete https://concrete5-japan.org/
Joomla http://joomla.jp/
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パッケージ型CMS
ベンダーが独自に開発したCMSライセンスを購入し、自社サーバにインストールするタイプのCMS。CMSの基本機能がパッケージ化されているため、個別カスタマイズをあまり必要としない。
メリット
• ベンダーのサポートを受けられるため安心
• 承認機能など管理機能が備わっている
デメリット
• 初期費用やライセンス利用料が必要となる
• 機能拡張に追加費用が発生
代表的なCMS
Movable Type https://www.sixapart.jp/movabletype/
ShareWith https://www.share-with.info/jp/
NOREN https://noren.ashisuto.co.jp/
クラウド型CMS
CMSを提供するベンダーが管理するサーバにシステムやデータを保管し、インターネット経由で利用できるCMS。別途サーバを用意したり、CMSをインストールしたりする必要がない。
メリット
• 初期費用がかからず、ランニングコストが安い
• サーバの準備やソフトウェアの初期設定が不要
• サーバやソフトウェアのメンテナンスコストや手間が発生しない
デメリット
• 機能が固定化されているためカスタマイズができない
• システムやサーバにトラブルが起きた際、ベンダーの対応に依存してしまう
代表的なCMS
CMSは種類によって内容は異なるものの、様々なメリットを持っています。良質な情報を発信し続けることが重要視される現代ではCMSの導入はコスト削減のためにも必要不可欠です。目的・用途・運用方法に合ったCMSを選定することはユーザビリティの観点からも高いパフォーマンスが期待できるので、導入する際は機能や価格はもちろん、将来性やサポート体制など総合的な考慮が必要かと思われます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
書き手：Pomalo株式会社 纐纈（こうけつ）
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