※11/21追記 早慶ファイナル模試について(早稲アカ 基準 ボーダー 難易度)
※11/21追記↓
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指導開始2ヶ月弱の生徒の成績です
中3駿台第1〜3回平均、偏差値50台前半(偏差値55超は1度もなし)
指導開始から1ヶ月で、
駿台第4回偏差値60超
早慶プレ偏差値60
指導開始から2ヶ月弱で、
早慶ファイナル偏差値64.2(↑画像)
私は、秋以降の模試の点数・偏差値についてはさほど気にしておりません。
重要なのは入試本番での得点力なので、重視しているのは過去問の点数です。
この生徒は過去問の点数も順調に伸びている中での、このファイナルの好成績です。かすかであった自信が揺るぎないものになりつつあります。
私が最も嬉しかったのは、この生徒自身がこの結果にまったく満足していないことです。
このように、国語はわずか1・2ヶ月でも得意教科にすることができるのです。
この国語で得られた自信は他の英語・数学にも強く影響します。
人間は基本的に「自分ができると思えた」ことしかできません。
この生徒は、他教科の点数も順調にUPしています。
この揺るぎない自信を持った状態で入試に臨めれば、持てる力を最大限発揮できます。
結果はどうであれ、力を出し尽くせたならば悔いは残らないのではないでしょうか。(もちろん私は志望校へ合格させることしか考えておりませんが。)
私がお手伝いできるのは、この力を出し尽くせる環境を整えることです。
国語の点数UPを通して、この環境を整えるお手伝いをしております。
中学1・2年生は今から始めましょう。中学3年生もまだ間に合います。
受験勉強を通して、生きる上での自信を手に入れてください。
自信を持つだけで世界の見え方が変わる。特にお子様にはその世界を早く見せてあげたいと常々考えております。
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※11/21追記↑
駿台中学生テスト第4回の成績が発表されました。
国語の全国1位の偏差値は
驚異の113.2!!
その点数は95点で全国2位とは23点の点差があります。
私の指導してきた生徒の偏差値は90台が最高なので、このような数字を見ると心が躍ります。
私も指導者として、駿台模試の全国1位は何度か経験しておりますが、やはり1位は格別です。1度その世界を知ってしまうと、見える世界が変わります。1人でも多くそのような視野を持たせてあげたいので、日々、精進しております。
偏差値40から70台というのは、もはや日常茶飯事になってしまったので、今は「偏差値40以下から全国1位」を目標に指導方法を研究しております。
やはり、偏差値70で満足せずに、ここまで育て上げたいとは常々思っております。入試において数学と英語が重要なのは言うまでもありませんが、すべての国語講師がこのレベルを、まずは目指してほしいと思います。国語で合格させるという思いを持ち、「国語はできなくても気にしないでください」などという言葉は絶対に口にしてほしくないと思います。某大手塾の担当者はよく口にしていると、多くの方からお聞きしますが。。。
【早慶ファイナル模試について】
さて、表題の早慶ファイナル模試ですが、こちらも前回の早慶オープン模試同様に過去問(国語)を数年分解く機会がありましたので、感想をお伝えいたします。
点数は気にしなくて良い
(早慶入試問題と、内容・設問等がかけはなれているため、この模試の結果が入試の結果に直結するとは到底考えられません。特に慶應系を志望する生徒にはその傾向が顕著に表れると思います。模試の問題は早稲田系寄り。)
前回とまったく同じ感想です。
早稲アカ内のクラス上昇(基準・ボーダー超え)のためだけにこの模試を受験される方も多数いらっしゃいます。そんな方には、まずは点数がすべてなので、ひとつアドバイスをするとすれば、以下の通りです。
過去問を解いて対策を練りましょう。
事前準備は入試とまったく同じです。前回の早慶オープンも過去問を解いた生徒は対策ばっちりでクラスアップに成功した子が多数います。(大問1に時間を浪費した生徒は皆無)
実力テストの対策をしてどうするの?実力を測るのが実力テストでしょ?
という意見もありますが、入試問題と難易度も合わず、傾向も反映できていないこの模試で、早慶合格に必要な実力などそもそも測れないのです。クラス上昇のためだけと割り切って過去問を解いて準備する方がよっぽど現実的で建設的だと思います。
今回のファイナル模試は早稲アカ生でも受験を避けるご家庭が増えてきました。優先順位をつけた結果、受験しないという選択をされる。素晴らしい決断だと思います。人によっては期末テストの結果のほうがよっぽど重要である場合もあります。
過去問ベースの学習を進め、塾の言いなりになるのではなく、ご家庭で考え抜かれた方法で受験勉強を進める。これはとても重要なことです。
まずはご家庭で受験勉強の軸を確立してください。塾の言いなりになり、思わぬ結果を招いても誰も責任は取ってくれません。その後の高校生活3年間を決めるのは、今、この瞬間のご家庭での決断・判断です。
塾の言うとおりにしていれば問題ない。という前提を疑ってみてください。
問題があるかないかは簡単に判断できます。点数が伸びてきていますか?過去問の点数が伸びているのであれば、問題ないと思います。
しかし、過去問をはじめ、模試等、すべてにおいて結果が出ていない場合は、現状に改善点があるとしか言いようがありません。
信じてきた前提を疑う。
国語の問題文ではよく出てくるテーマです。疑うことはとても骨が折れます。しかし、何かを変える、自分自身が変わるためには避けては通れないテーマです。
問題文に真剣に向き合うと、勉強以前の思考、行動が変わります。国語という教科はすべての基本であるとつくづく感じます。すべての基本であるという意味で、受験において軽視すべき教科ではないのです。