早慶附属高校合格の可能性(早稲アカ 基準 ボーダー)
新年度が始まり、現段階(春)でお子様が早慶附属高校に合格する可能性がどの程度あるかを簡単に見極める基準をお伝えいたします。
【塾に期待してほしい成績(実例)】
※画像(上)は、中2(6月)から指導を開始し駿台模試を3回受験(中2)した生徒の成績です。中3時には駿台模試でも国語は安定して偏差値70を超え、最終的に早稲田本庄・早稲田高等学院・早稲田実業すべてに合格しました。
画像(下)は、中1(3月)から指導を開始し駿台模試を4回受験(中2)した生徒の成績です。もちろん中3になってからも国語は偏差値70超が当たり前でした。最終的に慶應志木・慶應義塾高校・早稲田本庄に合格しました。
1年以上継続して塾の指導をお受けになったならば、これぐらいの成績は期待してください。それにお応えするのが我々講師です。成績が伸び悩んでいる場合には、今一度塾との付き合い方をお考えになってみてはいかがでしょうか。
【中2第4回までの駿台偏差値の目安】
※中3・6月の駿台までの結果でもおおよそ同じです。
<駿台中学生テストの偏差値(3教科)>
偏差値65以上 → 早慶合格率 80%
順調です。大きな課題が出てくるまでは現在の勉強方法を継続しましょう。
偏差値60以上 → 早慶合格率 50%
ひとまず順調です。課題を解決しながらさらに上を目指しましょう。
偏差値55以上 → 早慶合格率 30%
早慶合格には足りない部分が必ずあります。専門家に客観的なアドバイスをもらい、勉強方法を再構築しましょう。
偏差値55未満 → 早慶合格率 10%未満(実質0% 私の経験上)
生活習慣を含め、根本からすべてを見直しましょう。
この基準は私が今まで指導してきた生徒のおおよそのデータです。
私の経験上、駿台偏差値55未満で早慶附属高校に合格した者は1人もいません。
(世の中には合格している子もいます。)
【早稲アカの実情】
昨年度より独立し、個人指導をしておりますが、私の指導している生徒の
100%が早稲田アカデミーの生徒です。(昨年度は9割)早稲アカに通っていれば、自動的に成績が上がるのであれば、私の指導を必要とする生徒はいないはずです。どの生徒を見ていても感じるのは、
「早稲アカは 基本的に 生徒を管理できていない」
ということです。もちろんしっかりと管理できている教室や、熱心な先生の下では結果が出ている方もいるでしょう。
早稲アカが早慶附属高校合格に最も適した塾であることは間違いありません。しかし、早稲アカに通っているだけで合格できるなどということは絶対にありません。早稲アカ(塾)をうまく利用できた者だけが早慶附属高校に合格できるのです。母集団の大きさを見逃して、単純な合格数だけで判断してはいけません。日本一の合格者数の裏には、(おそらく日本一の)不合格者もいるのです。
ここで、上記のデータと合わせて現状確認の基準をお伝えします。
(中1から2年間通塾)
駿台偏差値60を超えていなければ、良いサービスを受けられているとはいえません。
(中2から1年間通塾)
駿台偏差値50を超えていなければ、良いサービスを受けられているとはいえません。
これは、たった1回の駿台模試の結果ではなく、結果を平均的に見た場合です。
上記の基準以下でも次のような場合は、まずまず順調であると言えます。
駿台偏差値の結果が右肩上がりである。
※しかし、1年以上通塾し、駿台偏差値50未満である場合は、スタッフの怠慢としか言いようがないと思います。早稲アカ生であれば他の教室に移る、他塾生は塾を変えることをお勧めいたします。
まずは現状を正しく把握することが最優先事項です。
成績が伸びていない場合、同じ塾で同じことを続けていても、入試で望まぬ結果になる可能性が非常に高いのは事実です。