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文章力の基本.04
このノートは、阿部紘久さんの「文章力の基本」を読んでのまとめです。
引用:文章力の基本
文章力の基本.01.02はこちらから読めます。
▼文章力の基本.01を読む
▼文章力の基本.02を読む
文章力の基本ってどんな本?
文章力の基本には、77のテクニックが掲載されています。
文章を書く上でのスタンスから、接続詞の正しい活用方法まで載っており、初心者でも実践可能な内容がほとんどです。
何気なく使っていた言葉の正しい使い方や、何となく違和感を覚えていた言葉に対しての理由が分かる本でもあります。
この本を読みながら、私が大切だと思ったところや、やりがちなミスを項目ごとにツイートしていたので、ここでまとめます。
7章まである本なので、各章ごとにnoteを作成しようと思います。
では、第4章のまとめです。
第4章の内容
◎読み手に頭を使わせない
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
→考えなくてもスラスラわかる文章力
・文章
→読むことによって自分の想像が膨らみ、考えが展開するきっかけを作るもの
→何度も読み返して頭を悩ますのは、良い文章ではない
#文章力の基本
◎主役(主語)は、早く登場させる
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
・書き手は主役が誰か分かっているので、その主役の説明から書き始めがち
・読み手は何の話かわからないため、主役が登場するまで何の話かわからないまま文章を読み進める
→まずは主役(主語)を提示する
その上で、補足情報や説明を繋げる
#文章力の基本
◎修飾語は直前に置く
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
・書き手は全ての状況が分かっているため、思いついたままの順番で書きがち
・読み手は何も知らないので、書かれた順番で読み進めるしかない
→どういう状況か想像する必要がある
⇒読み手が読み進めるだけで、全ての状況を把握出来ることが大切
#文章力の基本
例
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
× 私は一番、彼女が歌っている場面が印象的だった。
〇 私は、彼女が歌っている場面が一番印象的だった。
→「一番」 が修飾するのは 「印象的」 のため、冒頭ではなく「印象的」の直前に置く#文章力の基本
◎「これ」「それ」などの指示語は直前の言葉を指す
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
・指示語の対象が明確でないと、読み手に誤解を与える
→指示語を使うのは、直前の言葉を指す時のみにする
・それ以外は、具体的な言葉を添えて対象を明確にする
#文章力の基本
◎読点は、意味の切れ目に打つ
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
•読点は息継ぎ記号ではない!
→意味の固まりを視覚的に示すもの
・長い主語の後
・長い目的語の後
・文章中の「原因」と「結果」の間
・文章中の「理由」と「結論」の間
・「前提」と「結論」の間
#文章力の基本
・「状況・場の説明」と「そこで起きていること」の間
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
・時間や場面が変わるところ
・逆説に変わるところ
・2つのことを対比する時
・よく使われる、別の意味の表現と区別したい時
例( × 〜より多くの〜 / 〇 〜より、多くの〜)
・平仮名ばかり、漢字ばかり、カタカナばかりが続く時#文章力の基本
◎一連の意味の固まりを、読点で分断しないように注意する
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
#文章力の基本
◎省略された主語は変えない
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
例
× 本によって時には考えさせられ、時には新しいことを教えてくれた
〇 本によって時には考えさせられ、時は新しいことを学ぶことが出来た
→本が主語なのか、私が主語なのかを統一させる
・一つの文の中では、なるべく同じ主語で貫く
#文章力の基本
◎ぼやかした表現をしない
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 4, 2019
・伝えることを目的とした文章の場合は、ストレートにはっきりと表現することが大切
例
・「〜とか」
・「〜など」
・「感覚」「〜な感じ」
・「〜する中で」
→これらの言葉に含みたい事柄を、具体的に言語化して書く
#文章力の基本
◎明確な「つなぎ語」を使う
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 11, 2019
× 〜したことがなく、
⚪︎ 〜したことがなかったので、
× 〜する中、
⚪︎ 〜する一方で、
このような曖昧な接続語を使うと、伝えたいことがぼやけてしまう。
→「〜なので 」「したがって」「よって」「ゆえに」といった、はっきりした接続語を使う
#文章力の基本
◎何でも「ことで」で繋がない
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 11, 2019
× 開催されることで
⚪︎開催されると
× 存在することで
⚪︎存在すれば
文章の前後の繋がりがどの関係でも、「ことで」で繋いでしまう傾向がある。
→何でも「ことで」1つで済ますと、単調で安易な印象を与えるため、状況に応じた言葉を使い分ける
#文章力の基本
◎箇条書きを活用する
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 11, 2019
いくつかの事象のを列挙する場合は、全てを文章に詰め込まず箇条書きにすると良い
・わかりやすくなる
・文章を客観的に見やすくなる
・余計な部分や抜け、論理的矛盾を発見できる
→ひと目で内容がわかるようになるので、読み手へ内容を伝えやすくなる
#文章力の基本
◎話は1つずつ済ませる
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 11, 2019
A.
(1)提案
(2)背景
(3)解決策
B.
(1)提案
(2)背景
(3)解決策
C.
(1)提案
(2)背景
(3)解決策
いくつかの事象を含んだ長い文章を構成する場合は、上記のように事象ごとにまとめる。
#文章力の基本
(1)(2)(3)の項目ごとにまとめると、それぞれの事象について飛び飛びによむ必要があるため、理解しづらくなる。
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 11, 2019
また、要望や提案をまとめる時は項目を必要以上に多くせず、なるべくシンプルにすべき。#文章力の基本
◎キーワードを抜かさない
— ざくろ\♡/ (@oto_kkr) July 17, 2019
話の大前提となるキーワードは、書き手にとって当たり前でも、抜かさない
× このような記事は、プライバシーにかける
○ このような記事は、プライバシーに対する配慮にかける
× 開店当初はお客さんが10人だった
○ 開店当初はお客さんが1日10人だった
#文章力の基本
まとめ
第4章には「わかりやすく書く」ことについて、ユーザー目線で書くための方法が書かれていました。
具体例がたくさん載っていることで、何が分かりづらい点なのか、何が書き手側の都合なのかが分かりました。
いかにユーザーに負担なく読んでもらえるか、書き手の意図を正しく伝えられるかが重要だなと思いました!
ユーザーが初めて読んでも素直に伝わる文章を目指したいと思います◎
第5章からは、また別のnoteでまとめますね!
読んでいただきありがとうございました(♡")