令和5年度 東京都立西高校 推薦入試 作文 解答例
冬になり素裸となった木のありさまには、葉というかつては自分の一部であったものの喪失を見てとれる。したがって、冬の木の姿がどこか物悲しく、自身の一部を失った不幸なもののあり方を象徴しているように思われる。しかし、このことばはそうした木のあり方が不幸ではないと否定する。それでは、自身の一部であったものを失った存在が、不幸ではないといわれるのはなぜだろうか。
ここから先は
412字
¥ 3,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?