えとせとら230912
■日常
身体のことをもう一度考えてみる
身体を再構成してみる
ということで
色々診断してもらい、いわゆるパーソナルジム的なところに通うことにした。
去年から会社を辞めて色々不摂生を直したいと決心し運動したりタバコをやめたりしていたものの、コロナになったり、思いっきり体質を変えた影響もあるのか結果的にかなり体重をおとしたものの、体調不良でまた不摂生な生活に戻ってしまっていた。朝のランニングと夜の散歩なんかもして割とストイックに続けていたのだが、これも突然の帯状疱疹のためで中断して以降、止めていたり・・・。
口上が長くなってしまったがとにかく健康が心配ということで、色々診断してもらうことに。
とにかく筋力が限りなくない。そして体が死ぬほど硬いってことで
週2回いじめかというほど腰や足といった下半身の筋肉をしごかれている。
生まれてこの方、運動に関しては全く達成感を感じたことのない音痴にもほどがある経験しかないと・・・・。
好きなスポーツは”歩行”ですというくらいの人間だと知ってもらえればどれくらいダメかわかるでしょう。
毎回終わりにトレーナーさんが体をほぐしてくれるのだが
「うわっ・・・・・まじか・・・・硬っ」
とつぶやくほど。ひいている。
そんな人間が1時間怒涛の筋トレとストレッチをするのがどれくらいの激しさかというと。川尻監督の『走る男』みたいにずっとなってるよ。
リアルに低い声で悲鳴を上げるくらいには地獄です。
人生でこういう身体に対する負荷を意図的に自分に与えているのは本当に初めてだと思う。
目指せ筋肉質な体。腰の強度は確実に上がってる。
辛い反面、パーソナルジム的な訓練が結構楽しいのは座学もあるところだったりする。身体の通常時の温度（平熱）を高くするように訓練して脂肪を燃焼するとか、筋力がない部分が限界に来ると、代わりにどこの部分がそれを補おうとしてよろしくないのか結構知識も必要なのがよい。
■日常２ 仕事とか
中期的な案件（そのうち１本はフレアさんの「スカイソナー」）を数本終え
※こちらもまた新しいお仕事発表されたらお知らせします！
長期的な案件が１本
※こちらも発表次第お知らせします
または来年以降の依頼がちらほらり
※引き続きお仕事募集中です！
という感じで進んでいるお仕事。
特に長期的な仕事との向き合い方が毎回自分の能力を凄く試される現場でなかなか日々悩んだり解決したり悩んだり悩んだりしている。
スケジュールは長くほしいのは勿論だけど、スパンがしっかりある作品は短期的な勢いではなく、モチベーションと大事なタイミング見極める能力が凄く求められる、また日々の生活に刺激をちゃんと入れていかないとどんどん画面を作るセンサーが鈍ってくると痛感する。
これに関してはひたすら地道に自分の感覚を限界まで鋭くしてチームを力強く引っ張っていくしかない。この案件をしっかりやり終えたら大きく自分の仕事に対する姿勢ももちろん、ものづくりに対する意識は変わりそうだなぁと思ったりする。
一方で自分たちのチーム作品に対してはちょっと10年以上考えていた思考を大きく転換してみている。
もっと理屈抜きのフィジカルで短期的な直感を使った映像表現ができないか模索している。とにかく世に出すかの有無すら判断しかねる散文的なものを形にする創作の反射神経みたいなものの必要性を大きく感じている。これ、年を経るごとに鈍っていくモノじゃないかと思う。
本当に10代の頃、20代の頃は、何も考えず思いつたことをどんどん形にする反射神経のようなものが確かにあった。
それは年齢と共に、そしてプロフェッショナルな映像制作者になって行くとともに、どんどん鈍ってくる。これはプロとしての自負やプライドも大きく関係していると思う。ただがむしゃらに動物的に表現に向き合っていく感覚は、結構今日的な表現には必要なんじゃないかということをひしひしと感じる。そういう意味ではアニメ業界という（ベテランの凄い技術や蓄積は超需要であるという大前提ではあるものの）能力があれば、若い人間が随時現場の中枢に関わってくる世界なのは大きい理由になっている気がする。
動物的な感覚嗅覚反射神経、この辺も衰えないように脳を刺激するのはとても大事だと最近本当に感じる場面が多い。頑張る。
インプット的な日常話でいうと最近は北野武映画を再履修しているよとか、北野武映画における青春と彼岸（異世界）の話とか、いしいひさいち先生の「ROCA」と最近読んだ「ROCAエピソード集」の感想とか色々書きたいことがあるけれどこれは次回以降にしておく（だらだらと長い）
■幻想世界音楽探訪 自分のためのメモも添えて
ーいつの日かの静かな夜
遠くで祭囃子が聞こえる
暗闇の向こうには滔々と暖色の灯りがゆれている
「どこかの神社の祭りだろう」
私はただただ、遠くに見える賑やかさに心地よさを感じていたー
おやすみなさい＞＜