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Photo by
erika_takahashi
「お母さんのいじわる~」と言われてガッツポーズをした理由
出勤の朝、
時間をチラチラ見ながら子供達にご飯を食べさせ&身支度、保育園の準備。
ボーッとしてなかなか動こうとしない長女に「早くして!」と怒る私。
「お母さんのいじわる~‼️」と言って泣き出した長女。
「自分の都合で怒る」という選択をとった自分にハッとしたと同時に、
心の中でガッツポーズをしました。
そう、まさに今の私は、しつけではなく「いじわる」だった。
それを娘が言葉にして、泣きながらも自分の意見として言えた!ことにです。
大袈裟かもしれませんが、私は自分の母に対して「いじわる~」と面と向かって言ったことがありません。
そのような発想がありませんでした。
親を否定してはいけない、という思い込みがありました。
ああ、でも考えてみたら結構いじわるされていたな、と大人になって育児してからようやくメタ認知してきています。
「~しなさい」とあたかもしつけのように、
そしてあたかも「あなたのためを思って言っている」ように、巧妙に仕掛けられていますけど、
実は完全に母自身のためだけに発せられている言葉。
でも子供の頃は気がつきませんでした。
母は、小さな子供にとっては(場合によって、意外と大人になってからも)世界のすべてです。
お母さんも間違ってることがあるんだよ、と娘には伝えたことがありますが、
自分で感じたことを「こう言ったら怒られるかも」と怖がらずに言語化出来る自由。
つまりアサーティブなコミュニケーション。
自分は30年以上経ってからようやく出来るようになってきていますが、
娘は少しずつ実践していってるなあ、と思った出来事でした。
いいぞ!いいぞ!