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現代アート研究

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現代アートを学び始めた外資系IT企業のプリセールス。 難解な現代アートを探求する学びの記録。
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2019年11月の記事一覧

ボルタンスキーに痺れた

現代アートって、こういうもの。 現代アートに定義は無いけれど、おおよそこんな感じという概念は捉えられたと思う。(思いたい。)ただ、現代アートの作品、展示会を見ても、「ふーん、だから何なの?」というのが正直な感想。 何かが足りない。 ともかく体験してみることが大事。8月末に、新国立美術館にクリスチャン・ボルタンスキーの回顧展『Lifetime』を見に行く。 予習もバッチリ。現代アートの巨匠と呼ばれているアーティストの大規模回顧展ならば、何かしらつかめるかもしれない。

学ぶためのスタートライン

現代アートを学び始めて、怒涛のような時間が到来する。 修士課程の一年目、アートの基礎鍛錬を付ける精読が待っていた。 社会人向けの大学院、時間をやりくりしながら学ぶ必要がある。 圧倒的に基礎知識が足りないため、精読した書籍は三冊。全部合わせると千ページを超える。 ・ゴンブリッチの美術の物語 ・ゴドフリーのコンセプチュアル・アート ・後藤繁雄のアート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻 『美術の物語』が面白過ぎた。 もともと歴史以前の歴史が好きだった。 プレローマ、プレイン

現代アートを学ぶということ

アートって、美術館に出かけて作品を見ることだと思っていた。 なんだか現代アートって面白そう、けれども難しそう。 難解そうにしていたら現代アートなのかな。それくらいの認識だった。 気になったら、納得するまで調べてみるクセがある。 現代アートを研究する社会人向けの大学院。その説明会の教授との面談で確認してみようと思った。 教授との面談、身構えていたところ、唐突な質問から始まった。 「職業は何?」 難解な現代アートの話から始まるかと思いきや、世間話から始まる。 僕のバック