これNG!! QR決済アプリの使い方
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
マネージャーの長澤つばさです。
皆さん、QR決済アプリ、活用していますか?
使えるお店がここ数年で一気に増えたので、使用頻度上がっている人も多いのでは?
とても使い勝手のいいものなのですが、
使い方を間違えると、アカウント停止などの対応をされてしまう可能性が・・・。
・QR決済アプリって何?
そもそもQR決済アプリとは・・・
スマートフォンを使って支払いをするアプリです。
有名どころだと・・・Paypayでしょうか。
お店にあるバーコードを読み取ってお金を支払う操作をするか、
店員さんに自分のアプリのバーコードを読み取ってもらって、引き落としされるか。
コンビニでもスーパーでもやってる人、増えましたね。
・QR決済アプリでできること
各QR決済アプリでできることは共通していて、主に2つです。
①お店にお金を支払う
②友人知人にお金を送金する
・決済と個人間送金の違い
決済とは
お店や個人から提供されるサービスの対価を支払うこと。
例えば、
・お店で何か商品を買う。
・飲食店での食事代を支払う。
・レッスン参加費を支払う。
商売に対してお客さんがお金を支払うときに使うのが決済です。
個人間送金とは
商売に関係ないお金のやり取りのことです。
例えば・・・
・飲み会で割り勘するとき
・友人に代わり何かの代金を払ってもらったとき
(立て替えてもらったとき)
・親から子、子から親への仕送り
商売関係ないですよね、これ。
以前、個人間送金の使い方として、
帰宅が遅くなってタクシーで帰らなきゃいけなくなった部下に上司がタクシー代を送金するってCMがありました。
商売に関係ない、個人間のお金のやり取りが個人間送金です。
・規約上NGな個人間送金の使い方
ここは具体的に書きますね。
フィットネスレッスン関係で具体的な例を示します。
フィットネスクラブ等の企業が主催するものではなく、
インストラクターやそのサポーターなど個人が開催するレッスンで、
「支払いはPaypayで」 と表記してあるのがあります。
さて、どうやって規約を通しているのか疑問です。
PaypayをはじめとしたQR決済を事業者が行う場合、実店舗が必要です。
実店舗、つまりお店です。(ちなみに、トラックなどを使った移動型店舗もOKらしい)
スタジオを借りている場合だとPaypayを決済用として使うことはできないはずなんですよ。
ちなみに・・・楽天Payは規約も読んだ上で問い合わせをしました。実店舗がないとNGでした。
PayPayに関しては、規約が一覧になっているのでリンクを貼ります。
ここに書かれているもので、今回に関係するものを抜粋すると、
PayPayサービス利用規約
利用規約 第2編 個別サービスの利用条件
第4条 支払方法
この中の3項目目に以下の文があります。
本サービスによる決済は、次の各号に定める時に完了するものとし、当該時点をもって、カードの会員規約、PayPay残高利用規約、その他各支払方法に適用される規約等に基づく支払いが完了したものとして取り扱います。
バーコード読取決済サービス:当社が利用明細に決済を完了した旨を表示可能な状態にした時
バーコード提示決済サービス:決済を完了した旨を当社が加盟店に通知した時
オンライン決済サービス:決済を完了した旨を当社が加盟店に通知した時
PayPay残高利用規約
第3編 PayPayマネー
第3条 譲渡(送金)
利用者は、当社所定の方法により、自己のPayPayマネーアカウントに記録された残高の範囲内で、PayPayマネーを他の利用者またはPayPayマネーライトアカウント保有の利用者に譲渡することができます。
以上、引用終わり。
個人間送金って譲渡なんです。
レッスン参加費は譲渡ではないですよね??
ってことで、規約違反でアカウント停止になっちゃうんですよ。
「知らなかった」は許されません。
だって、使うときに規約の同意をクリックしているはずだから。
正しく使うために規約の確認をお願いします。
アカウント停止になったら、普段使いにも支障きたしますよね。
Polarisではコロナ禍前からこの規約を確認し、PayPay等のQR決済アプリでの支払いは受け付けていません。
Polarisで採用した決済方法は以下の通りです。
1.現金払い
2.クレジットカード・交通系ICカード払い
3.銀行振込(Polarisが持っている口座は楽天銀行)
4.オンライン決済(クレジットカードのみ)
5.送金アプリPringでの送金
クレジットカード払いは、その決済サービスを利用するための手数料がかかります。
その手数料分を参加費に上乗せすることはできません(法律かなんかだった気がします)。
でも、利便性を考えたら、クレジットカード払いも必要ですよね。
最近になってまた問い合わせが増えたので、書いてみました。
「知らなかった」という人が少しでも減ることを願って、公開ボタンを押します。