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義務教育で学ぶことは知識よりも…

ずっと気になっていた『かがみの孤城』を
ついに読んでみました。

読み始めたら途中で止まらず
一気に最後まで(笑)

映画にもなったので
ご存じの方もいるかなぁ?

この記事では
ストーリーにはあまり触れず
私が感じたことを書いてみようと思います。

ざっくり説明するならば、これは
学校に行けない子どもたちの物語です。

最近、昔よりも
学校に行けない(行かない?)子供が増えたような印象を受けています。

私はどうだったかといえば

小学5年のときにいじめを受けて
それこそ
自殺しようか、と考えたりもしましたが

ありがたいことに
その反骨心で勉強にのめり込み

中学では
総合得点で学年トップを譲りませんでした。

そんな私が義務教育で学んだことは
知識よりも生き方だったんじゃないかな。

生き方、とは、

どうやって、クラスという小さな社会でうまくやっていくのか。権力のある大人(先生)とどう付き合っていくのか。
同級生とどう付き合っていくのか。
上級生(下級生)とどう付き合っていくのか。

そして、

与えられた課題(授業中や宿題)に対してどう取り組んでいくのか。

そのあたりを叩き上げられたなぁ、と感じているのです。

これってもしかしたら

知識よりも、社会に出てから大切になる能力なんじゃないかなぁと思うし

私は
義務教育を最初から最後まで受けてきてよかったなぁ、と思うのです。

あのとき、鍛え上げた能力は
私の中に、たしかに根付いています。

あのとき、鍛えてなかったら
社会に出てから、もっと、しんどかったと思うのです。

だから私は
義務教育を受けてきてよかったなぁ、と感じています。

大学名があったから就職できた、というのもありますしね。

ただしこれは、私の時代の私の体験なので、
今の時代の子どもたちには当てはまらないかもしれませんが
(しかも私は独身ですし)

なにか、誰かのヒントになればなぁ、と思って書いてみました。

読んでくださってありがとうございました。

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