復職訓練第2弾 まとめ
おはようございます。教員休職中のぽくこです。
4週間の復職リハビリテーション完了について、記録を残したいと思います。
同じように復職を目指す人にとって参考になればうれしいです。
もちろん、自分にとっても自信につながる経験だったので、自分のための記録でもあります。
最後には、給与から天引きされていた保険料等についてもまとめます。
長くなりますが、よろしくお願いします。
<1週目>
3日間は時短、2日間はフルタイムでした。
業務内容は主に事務作業やほかの人の手伝いです。
1週目に目指したのは、時間通りに勤務することと、教職員に挨拶をしたりコミュニケーションをとったりと、『職場に慣れる』ことでした。
改めて全員の前で挨拶をしたり、一人一人にまわって挨拶をしたり…ということはなく、話せるときに話せるだけという感じで、まったく関わる機会がなかった方もいらっしゃいました。
1週目は、体が肩が凝ったり背中が痛くなったりと、体の痛みを感じましたが、今思うと筋肉痛のようなものだったと思います。
<2週目>
1日だけ時短、4日間フルタイムでした。
業務内容は、授業や定期テストの採点業務、その他事務作業です。
2週目に目指したのは『仕事に慣れる』ことでした。
幸い、長く滞在することで幅広い業務に携わらせていただいたことで、だいぶ自然体でいられました。
「学校で働くってこういうことだったな」ということが思い出せてきました。
少し風邪気味になってしまいましたが、無理しないことを第一になんとかやり抜けました。
<3週目>
5日間フルタイムでした。
3週目に目指したのは『自分から動く』ことでした。
授業をはじめ、自分で仕事を探してなるべく多くの人にとってはたらきやすい環境になるように心がけました。
学校は備品などが使いっぱなしになりやすく物が紛失しやすい場所なので、事務の方に確認をとりながら手をつけても良い範囲で動きました。
授業にもだいぶ慣れて、自信をもつことができてきたのを実感しました。
休日には図書館に行ったり、美容院に行ったりと、仕事以外のことを楽しむ余裕ももてるようになりました。
<4週目>
5日間フルタイムでした。
4週目に目指したのは『仕事を楽しむ』ことでした。
学期末でみなさん忙しくしているところでしたので、なるべく邪魔にならないように、それでいて自分も積極的に動くために、色々なことを楽しむことを意識しました。
楽しむというか、機嫌よくというか、一緒に働く人にとって、自分がいることで少しでも楽な気持ちになってくれたら…なんて、少し大きなことも考えたりしました。
たった数回の関わりにも関わらず、年度内の本格復帰がないということを惜しんでくれる子供もいて、ちゃんとやれていたのかな…とうれしくなりました。
<4週間の感想>
とにかく計画通りに実施できたことにほっとしています。
自信もつきました。
現時点で決められた時間に自分の立場を理解して理性的に働くということができた自分に安心しました。
本当の復職を迎えたとしても、今の自分ならばなんとかなるのではないかな?と思えます。
確か5月ごろに、復職の時期について決断をせまられた時には、こんなに早くどうして、この先どうなるんだろう、もう全部やめてしまいたい…と落ち込んでいましたが、そこからなんとか立ちなおることができてよかったです。
正直、休職したての頃や5~6月の頃の記憶は曖昧です。多分相当落ち込んでいたのでしょう。
それがここまで変われるのか…と、うれしくもあり、不思議でもあり、人間って本当にわからないなと思います。
本格的な復帰はもう少し先になりますが、健康第一と、今回の経験を大切にして残りの期間、心穏やかに過ごしていきたいです。
<お金の話>
私の場合
病休3か月→給与全額支給
休職1年→給与8割程度支給
休職2年目以降→無給 ※傷病手当金申請により6割程度支給
となっています。多くの公務員がそうなのでしょうか?
現在、無給の時期まできているので、現在傷病手当金の申請中です。
好きでこの時期まで休職になったわけではないので、正直不満ですが(職場と医者がもめて休職期間が1年以上先まで設定されてしまった)、今回傷病手当金の仕組みをしるいことができてよかったと思うことにしています。
傷病手当金は申請から支給まで少し間があきます。その期間は無収入です。
ただし、年金や保険料などは、その期間も請求されます。
普段は給与から天引きされていたものが、自宅に書類が郵送され、自分で支払いをすることになります。金額は休職前と変わりません。
ですから、とても大きな出費が無給の無収入の時期に発生します。
ただでさえお金の心配をしてしまう休職中ですが、タイミングによっては大きなショックになってしまう場合もあるので、注意が必要です。
私はお金に関しては常に不安なタイプで、休職になってからは色々と気を付けていたので、ショックではありましたが、まぁそうだよな…と受け入れられました。
傷病手当金の手続きさえ滞らずに行えれば、とりあえず生きていくことはできるはずですし、私の復職が予定通りに進められれば4月からは収入も戻るというか、安定しますので、それを頼りにしばらく頑張りたいです。
仕事な色々と大変なことも多いですが、こうした保障が整っていることは本当にありがたいです。
ということで、自分の中では大きな出来事、復職リハビリテーション4週間の記録でした。
自分の人生にとって大切な時間だったと思います。
何かに真剣に取り組んだ経験というのは、自分を助けてくれるものになるとよく聞きますが、確かにそうかもしれないと思います。
一生忘れられない時間です。
ありがとうございました。ぽくこ