育休のススメ~やりたいこと、やらせて頂きます~
私には1歳4か月の娘がいます。
9月に生まれ、翌々年の1月(今月)から仕事復帰しました。
自分なりに必死に頑張ってきた仕事を一旦休むこと、180度変わる生活になることを決断しました。
そんな私が育休中に感じたことをお伝えしたいと思います。
育休に入るまでが一番不安だった
妊娠がわかって、嬉しさよりも不安が押し寄せてきたことを覚えています。
結婚して4年、仕事を頑張りたいし、自分が満足できるまで子どもは・・・と思っていました。
しかしいつまで経っても仕事は落ち着かないし、30代も見えてきて、
よし、やっぱり子どものことを考えてみようと思いました。
幸いなことにしばらくして子どもを授かることができました。
でも・・・覚悟していたつもりだったのに。
「仕事ってどうなるんだろう」
「自分の生活どうなるんだろう。寝不足になって、自分の時間を持てないって聞くし、頑張れるかな・・・」とか、くだらないけど、結構切実に悩んでしまいました。
そして、妊娠発覚とほぼ同時に始まるつわりも相まって、
どんどんネガティブになっていきました。
やがてつわりが落ち着き、どんどん大きくなるお腹に、嬉しさを感じつつも、やっぱり不安は膨らむばかり。
ネットでいろいろ調べたりしたけれど、不安を完全になくすことはできませんでした。
そんなこんなで産休入り、あっという間に出産。
生まれたばかりはお猿さんだった娘(笑)
新しい生活が始まりました。
子どもへの接し方を考えた
自分で自分の性格について思うことは、ワガママというか、意思がハッキリしているなーです。
物事の好き嫌いや、興味の有無がハッキリしていて、その価値観が変わった経験はあまりありません。
だから、子どもが生まれたからと言って、自分のペースを崩すことはできないんだろうなーと(笑)
妊娠中からここが心配だったんですが、考えてもあまり良い解決策を出せなかったので、諦めることにしたのです(笑)
よって、私が娘と接するのに意識していたことは
私もワガママになる!です(笑)
具体的には、
・疲れたときは子どもと遊ばない
(安全が確保された場所で一人で遊んでもらう。泣いてどうしようもないときは、やれる範囲で少しだけ遊ぶ)
・やりたいこと(体メンテナンス、金髪にする)をやる
∟妊娠前より7キロ太ったので、産後6か月からダイエットにはまっていました
お昼寝中にYouTubeで筋トレしたり、踊ったり。
インスタでキレイな女の人を見てモチベを上げたり。
金髪は一度してみたかったので、思いっきりブリーチしました。
が、自分が一番戸惑って、すぐに戻しました(汗)
・人(おばあちゃん、夫)に頼る
∟幸いなことに実家が近いので、平日に自分の予定を入れて、
おばあちゃんに預かってもらう、ということを頻繁にしていました。
土日は夫に預けて、一人でフラフラしたりもしました。
・ベビーカーに乗せて、たくさん散歩する(2~3時間/日笑)
∟ダイエットの一環です。
あとは泣いてどうしようもないときにも。
歩くと体も心もスッキリするので、良いですよね。
・離乳食は1週間分をまとめてつくる
∟料理が嫌いなので、土日に夫婦2人(ほぼ夫)で作ります。
自分に対して諦めがあったからこそ、自分の機嫌を損ねないように過ごすことを意識しました。
そのためか、あまりストレスは感じませんでした。
(もちろん、愚痴を聞いてくれる友達やおばあちゃん、夫の存在は大きく、感謝しています)
ワガママになりたい私だからこそ、娘に対して常に考えているのは、
「娘は今何がしたいのかな。何を考えているのかな。」です。
生後数か月の頃から「何したいの?」と話しかけていました(笑)
今もそれは変わらずで、欲求はどんどん増えていますが、
聞いたり、観察したり、予測して、それに応えられるように準備して・・・というのは続けています。
でも、危険だったり、事情があって希望に沿えない場合は、
しっかり「できないよ」と伝えるようにしています。
(もちろん伝えても泣いて大暴れすることばかり。
でもまずは伝えてから、と思っています)
自分は自分、娘は娘。
娘と過ごしていて、よく感じることです。
こちらがいくら頑張ってもどうにもならない(笑)
そして自分だって、娘とは違う。
だから、私も娘に100%は応えられない。
それを少しでもわかってほしくて、
できないことはできないとちゃんと伝えるようにしています。
今も、大泣きしていて、
抱っこしても何をしても泣き止まないときなんか、
すーぐ諦めてしまいます。
寝かしつけが難航したら、家事がたまってしまったら、
遠慮なく夫にパスします。
(パスできなかったら、思い切って放置)
全部飲み込んで一人でやるのは
大変で、疲れますから・・・
(皆さんもそうですよね、きっと)
それでも生活は一変したし、自分なりに我慢していることもあります。
そんなときは好きなドラマや本を見たり、友達としゃべったり、
通販で爆買いしたりでストレス発散しています。
我慢しないように!頑張り過ぎないようにしないと!と思うと、
我慢したことが浮き彫りになって、逆に意識してしまいせんか?(私だけ?)
それより、自分のやりたいことに従ってみる、思っていることを口に出す(対大人だけでなく、娘に対しても)、の方が私にはしっくりきました。
思ったより家で過ごすことが苦じゃなかった
昼間に家にいることなんてほぼなかった生活から、本当に180度変わったなと思います。
妊娠中は「家にずっといるなんて無理!」と震えましたが、
実際そうなってみると「案外いけるな」と思いました。
もちろん、上記の通り、我慢し過ぎなかったことが大きな要因です。
それと、家の中でもやりたいことを見つけられたというのも大きかったと思います。
私の場合、YouTubeで筋トレ、映画・ドラマ鑑賞、note、副業、インテリア・・・などなど
今までやらなかったのがもったいなかったな、と思うくらい。
あとは、想像より家に引きこもらなくて良かった、ということ。
コロナだったので気は使いましたが、散歩だったら行き放題だったので、とっても楽しかったです。
次はこんなことしてみようかな?とワクワクしながら考えて、
やってみて、結構充実した育休を過ごせた気がします。
さいごに
今月から仕事復帰して、また生活がガラっと変わりました。
この段階で一度育休を振り返りたくて、noteを書いてみました。
振り返ってみて、
前よりも、自分の気持ちを見つめられるようになり、
新しく何かを探したり、楽しむ力が強くなって、
プラスだな、レベルアップしたなと、自信を持って言えます。
育休に入る前の私よ、
そんなにビビる必要なかったよ(笑)
こんなにも楽しんで過ごせたよ。
そして、これからの人生においてたくさんの良い気づきがあったよ。