視聴感想文【WINNER'Sの紅白戦】を見て。
※この記事は個人の感想であり、特定の人物・団体を貶める意図はありません。
開幕、保険スタート
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この記事を書いている人
pokopan_black
前回記事にした過呼吸以来体調を崩しがちでしたが、大分安定してきました。
あれから運動が億劫になっているので軽い運動から始めないとな~と思っています。(思っているだけ)
今回は夏休みの宿題らしく、最近見たYouTube動画について読書感想文ならぬ視聴感想文を書いていきます。
WINNER'Sとは?
WINNER'Sとは、「日本で1番見られるサッカーチーム」へ というスローガンを掲げ、監督は元サッカー日本代表・那須大亮氏、更にメンバーは全員現役のYouTuberという異色の構成で活動するサッカーチームです。
スポンサーはゲームソフトの販売やスポーツクラブの運営等を手掛ける大手企業KONAMIが務め、多数のYouTubeクリエイターが所属するLuaazが運営するYouTubeチャンネルにてその活動を見ることができます。
※ こちらのチャンネルでは絶賛発売中のサッカーゲーム「eFootball」の宣伝に留まらず、国内外の有名選手とのコラボも実現する大変豪華なチャンネルとなっております。是非ご覧ください!
【劇的展開|紅白戦試合フル】感想
見た動画
【劇的展開|紅白戦試合フル】スタメンの座を巡り、最後のアピールチャンス!味方同士の火花散る白熱の紅白戦は、衝撃の展開を迎える・・・!!
結論から書きます。モヤモヤした気持ちでいっぱいになりました。
この動画は和倉ユースという石川県で開催される高校生サッカー大会に電撃参戦することになったWINNER’Sが、新しい舞台で勝負するために行った強化合宿での一幕となります。
WINNER'Sは全員YouTuberということもあってか、今まで20分ハーフ(20分x2回)での試合でした。
これは一般的な小学生カテゴリーでの試合時間です。
※ プロ→45分x2回 中学・高校生→30~40分x2回
和倉ユースは30分ハーフということや、相手は現役バリバリの高校生ということからWINNER'Sには根本的な体力面の強化が求められていました。
そのため練習にも熱が入り、ハードなトレーニングに怪我人が続出する異常事態でした。
その合宿の最後に行われたのがこの動画にある紅白戦でした。
そして、この紅白戦にてとある事件が起こります。
それは、出演者の一人である「あざっす」氏(以下、あざっす)が、試合の途中で半ば試合放棄とも言える言動および行動を取ってしまうというものです。
これには那須監督も珍しく声を荒げて注意しており、それもあってかチームメンバーの口調も心なしか優しいものとなり、コメント欄ではチームの雰囲気を褒め称えるコメントが散見しておりました。
この空気が、僕の心をモヤモヤさせました。
これだけ書くと何が問題なのか理解できないと思います。
そこで、今回の事件を僕の視点から振り返っていきたいと思います。
なぜ今回の事件が起こったのか?
そもそもWIINNER'SはYouTuberだけを集めたサッカーチームでありますが、その内訳は元プロ経験者や全国高校サッカー選手権出場経験者であったりと、いわゆるサッカーエリートな面々が名を連ねています。
そのため、あざっすも元々サッカー経験者であるようですが、チーム内では序列が低く下手なプレイヤーという立ち位置となっています。
(失礼な表現で申し訳ありません)
それゆえチーム内でも他のメンバーに指導を受ける場面が多く、あざっすの成長もWINNER’Sの1つの見どころとなっています。
改めて紅白戦に話を戻します。
チームスポーツ系の部活動に入っていた方ならイメージしやすいと思いますが、今回の紅白戦は普段試合に出場するメンバーを集めたAチームと、補欠メンバーを集めたBチームに分けて行っていました。
ただし、怪我人続出の都合上 7人 vs 7人という変則マッチで、普段Aチームのメンバーも一部Bチームに混ざっていました。
※ 普通は 11人 vs 11人
また、怪我人の中には普段主力として活躍しているメンバーもおり、彼らはそれぞれの監督役としてベンチに入ります。
あざっすはBチームでプレーしていたのですがそのプレーに粗が目立ち、ベンチやチーム内から指示や指導の声が多く飛び交います。
※ 実際に動画を見ていただいたら分かると思いますが、他の選手に比べ何倍もの声かけがあります。
それでも中々改善しない状況に、Bチーム全体にフラストレーションが溜まっていきます。
あざっす本人もパニックになってしまい、何をしても上手く行かない悪循環に陥ってしまいます。(これについては後に公開された動画で真意を語っていました)
その結果、「もう無理ごめん。わかんない。」という発言をし、その後のプレーも投げやりなものになってしまいました。
その後、チームメンバーの歩み寄りや那須監督の熱い指導によりチーム状況は良くなり、最終的にAチームといい勝負となりハッピーエンド。というのがこの動画の内容になります。
これはハッピーエンドなのか?
この動画の途中から僕は辛い気持ちでいっぱいでした。
それはなぜかというと、あざっすの立場にすごく共感できたからです。
僕もサッカーをやっていたのですが、今のあざっすと同じくチーム内で落ちこぼれ扱いでした。
試合中何をやってもうまくいかず、敵にパスを出して味方に〇ぬほど詰められたことを10年以上経った今でも覚えています。
そんな僕がこの試合を見て感じたことは、あざっすだけが謝るのはおかしくないか?ということです。
編集の都合でカットされていたり動画の裏でそういった声かけはあったかもしれませんが、僕が動画を見た中ではあざっすに対して謝罪している声は聞こえませんでした。(見落としてたらすみません。あったらコメントで教えてください。)
今回あざっすはチーム戦術の理解不足によって多くの指導を受けた結果、分からないことを分からないと開き直ってしまい自暴自棄になってしまったことが問題視されているのですが、周りにも責任があるというのが僕の考えです。
この動画を通して思ったこと
この動画で特に気になったのは、指導の方法です。
指導の量に関しては僕も一番下手だったので一番言われるのは仕方ないです。でもその言い方はもうちょっと気を付けられないか?という話をします。
今回は紅白戦の最中ということもあり、多くはベンチからの声かけでした。
また、選手との距離が離れているため、声を張り上げたものばかりでした。
ですが、このピッチ上での指導というのは他のメンバー全員にも当然聞こえているわけで、言われている側は教室で一人立たされて公開説教されているのと何ら変わりありません。
ただ、サッカーのような1秒2秒を争うような激しいスポーツで、
「その考えは分かるんだけど〇〇みたいな問題があるから××した方がいいかも~!」
みたいな声かけが現実的ではないことは分かっています。
だからこそ、ベンチに戻ってからの優しい声かけが必要だと思います。
ですが、全員フラストレーションが溜まっているせいか、ハーフタイムにベンチに戻ってからも全員が言いたいことを言っているように見えました。
なぜできないのか、
なぜわからないのか、
なにがわからないのか説明してくれ。。。
解決してあげたいという善意からの行動なんだとは思いますが、僕からすると「なぜこんなことも分からないのか?」と馬鹿にされているように感じました。
そのため、「厳しく言ってごめん」とか「一緒に頑張ろう」という前置きが一つあるだけで、全然イメージは違ったと思います。
そんなこというと「幼稚園じゃないんだからw」という声が聞こえてきそうですが、そもそもWINNER'Sはお金で契約したプロではないはずです。
どちらかというと部活に近いイメージだと思います。
(スポンサーがついているので一概には言えないですが。。。)
プロであれば使えない選手は試合から外して契約更新しなければいいだけです。選手側もそれが分かっているから必死にやっています。
でもあざっすは同じチームの仲間で、もう居なくてはならない存在で、一緒に頑張りたい友達じゃないですか。
そういう意味でモチベーションをアップさせるための声かけは絶対必須だと思います。
僕だって迷惑かけたくてサッカーやってる訳じゃないんですよ。
試合に勝ちたいし貢献したいし必死についていこうと頑張って自分で考えて行動した結果上手く行ってなかっただけなんですよ。
そのうえで散々注意されたあげく「俺は勝ちたいんだ」なんて言われたら凹みますよ。悔しいですよ。
俺だって勝ちてーよ。
言われても分からないし出来ないし申し訳ないからこっちは謝ることしかできないんですよ。
これはヘタクソな人間の開き直りですし、そんな弱気なマインドだから上達しないんだと言われると全く反論できないのですが、それでも僕は声を大にして言いたいです。
優しい声かけしてくれ~~!!!
出来る人からしたら弱い人間の考えなんて理解できないかもしれません。
でも僕みたいな弱者の心情も少しくらいは分かって欲しいなって言う感想でした。
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あとがき
書いてて色々思い出してちょっと泣きそうになりました。
今回の件で言うとチーム分けもよくなかったと思います。
あざっすと一緒に守備を行っていた「こーじろー」氏(以下、こーじろー)もあざっすと同様に分からないと言っていたので、チーム練習という意味で言うとやはり分かっている人間と一緒に組ませて実戦で身に付けさせていくのが良いのではないかと思います。
今回の記事はどちらかと言えば批判的な内容になってしまいましたが、
WINNER’Sの動画は出演者全員が大人になっても真剣にサッカーに取り組むさまや、それぞれの成長の物語が魅力となっています。
皆さんも一緒にWINNER'Sを応援しましょう。
そして
がんばれ、あざっす。
俺たち弱者の希望の星になってくれ。
最後に一つだけ、
勝手に弱者側で肩組んでごめん。
それでは、また。