40歳を超えると編集者が若くなって扱いづらくなり、仕事が減る。よく言われることです。仕事を得るための戦略ではなく、今後の人生をどうやったら豊かに生きられるのかを考える会にしたいと思っています。
メンバー同士で掲示板によって交流できます。
掲示板に参加できるほか、僕の現在進行形の日記を見ることができます。40代以上のフリーライターっていったいどんなもんで、どんな活動をして、どういう将来のプランを描いているのかを知りたい方は、ケーススタディとして有益だと思います。
掲示板の利用、マガジンの閲覧に加えて、単発でメンバー限定の記事を不定期でお届けします。僕へのドネーションプランだと思ってもらってかまいません。
神田桂一
日々のリアルな日記です。
こんにちは! ライター/編集者 として活動している、神田桂一と申します。いまさらながら、自分のキャリアの棚卸しとして、これまでのこと、お仕事としてお受けできることや、やってみたいことを#私の仕事 noteとして書いておくことにしました。 最近、色々模索しているところなので、こんな案件どう?レベルでもいいのでぜひお問い合わせをいただけると嬉しいです。 PROFILEキャリアのスタートは、週刊誌の記者です。5年ほど勤めたのち、お笑いの会社に転職。お笑い雑誌の編集として働きまし
ありがたいことに、『もしそば』が1年足らずでまた重版とのことです。 ヒット作は身を助ける。もう一冊くらい書きたいものです。 お買い上げくださったみなさま、ありがとうございます。
大阪ラーメン。なんて影の薄い存在だ。京都ラーメンは、天下一品や、醤油豚骨の第一旭、醤油マシマシの新福菜館など枚挙にいとまがない。 東京ラーメンも、確固たるものがある。他にも、熊本ラーメン、徳島ラーメン、喜多方ラーメン、札幌ラーメンなどなど御当地ラーメンが幅を利かせるなか、大阪といえば、うどんのイメージがどうも強い。 しかし、そのうどんでさえ、さぬきうどんや福岡うどんに押され気味である。 現在、大阪ラーメンといえば、今では、神座か(次点で金龍?)という感じであるが、大阪の
ニュースレター最新号配信いたしました! よかったら読者登録お願いいたします!
さて、一応、こちらにも書いておきます。下記の投稿についてです。 石黒さんは重大な記憶違いを色んなところでしているようです。まあ、一方的な言い分を書かれてもこちらも困るので、僕から見えた景色も書いておきますね。まず、喫茶店で僕が締切を守らないせいで思いあまって泣いたと書かれていますが、僕の記憶では、石黒さんに30万の借金を頼まれて、僕が無視していたら、喫茶店に呼ばれて、おカネが苦しいと一方的な感情を述べられて泣かれたと記憶しています。僕はどうしていいかわからず押し黙っていまし
誰かに、海外での旅で印象的な出来事はと聞かれると、僕は、すぐにアレッポ石鹸のことを思い出してしまう。そう、今は幾分か沈静化したが、もうずっと大変なことになっていたシリアのアレッポ名産の石鹸のことだ。何がどう違うのかわからないが、肌によく女性に人気とされているアレッポ石鹸。実際に使ったことはないけれど、灰色でゴツゴツしていて、美肌になるとはとても思えない。実際に使った人の意見を聞いたことがないのでなんとも言えないのであるが。 2008年、僕はとある事情でやむなく勤めていた出
僕が昨年、上梓した『台湾対抗文化紀行』(晶文社)は、いっときの流行りで売りさばくものではなく、長い年月をかけて売る本だと僕は思っています。そのために、中身もなるべく普遍的なものを目指しましたし、何歳の人が、どんな立ち場の人が読んでも、新しい発見があるように書いたつもりです。 なので、書店でなるべく長く置いてほしい。そのために、これからもイベントや露出を積極的に行っていきたいと思っています。この本を読んでよかったと思って一緒に盛り上げたいと思われたかたはいつでも僕に連絡くださ
今日の日経新聞朝刊読書面、あとがきのあとというコーナーで、『台湾対抗文化紀行』(晶文社)についてのインタビューが掲載されています。僕の本を選んでくださったことが素直に嬉しい。一生懸命語ったので、よかったら読んでください。よろしくお願いします。 こちらはウェブ↓(無料会員登録すれば読めます)。 こちらは、本書から外したボーナストラック的な章になります。↓こちらも 合わせて読んでいただけると、お得感満載です。 引き続き、『台湾対抗文化紀行』(晶文社)をよろしくお願いします。
この文章は、『台湾対抗文化紀行』(晶文社)を執筆時に、全体の色に合わないと僕が判断して、外した章になります。 異国の地に自由を求めて移動する人々はいつの時代にも多い。隣の芝生は青く見えるものだ。大抵は、どこの土地にもそれぞれの土地の自由さ、不自由さがあり、対してどこも変わらないという結論に達するのだが、僕が台湾に見た自由さも、ひょっとしたらそのたぐいのものなのかもしれない。 台湾に初めて旅立ったとき、僕は確かに日本でなにもかもがうまく行っていなくて、ふと旅した台湾に自分が
拙著『台湾対抗文化紀行』を読まれた様々な分野の第一線で活躍する方々から、アツいメッセージが届いております。今回は、そのメッセージを一挙公開したいと思います。君に届け!このメッセージ!もし少しでも届いたら、本を読んでいただけるとこんなに嬉しいことはありません。 神田桂一 ゲストハウスで激甘ミルクティーを飲みながら菓子を頬張り、ひたすらPCを見ていた神田さん。何やってるんだろうと思っていたのですが、この本を読んで答え
11月刊行予定の本『台湾対抗文化紀行』から第3章を全文公開します。もし、少しでも心に響いたり、引っかかったら、シェア、いいね、RT、スキなどしていただけるととてもありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 神田桂一 「2019年、5月17日、台湾で、アジア初となる同性婚を認める特別法が、立法院で可決された」(注1) ブラウザを開くと、こんなニュースが流れてきた。なぜ、台湾は、こういう先進的なことをいち早く行うことができるのだろう。それは、台湾の複雑な事情によること
タイトル 旅の偶然、旅の必然(仮) 内容 かつて、バックパッカーの道と呼ばれるものがあった。情報が限られていた時代、数少ない情報を頼って旅をするため、みんな同じ道を通る。したがって、どこにいっても同じ人と顔を合わせることになるというものだ。秘境に行けば行くほどそういう傾向があったと聞く。すると、「偶然の」出会いが「必然的に」多くなるわけで、旅人は、これは運命としかいえないのでは、という出会いや、偶然というには出来すぎているという出来事のエピソードを誰でもひとつやふたつは持っ
今から半年前くらいに、僕は文庫になったばかりだった沢木耕太郎のエッセイ『ポーカーフェース』を読んでいた。その中の1編「マリーとメアリー」という文章を読んで、僕は面白い事実に突き当たった。その瞬間、僕の中で何かが腑に落ちたような感覚があった。それは、僕が、今まで抱えていた、形のない思いに、輪郭を与えてくれた事件でもあった。 エッセイはこんな話だ。 普段はお酒に無頓着な沢木だが、唯一、こだわりを持っているお酒がある。それがブラッディー・マリーだった。それは、初めてハワイ行き
6月に、2回台湾に取材にいってきた。今、僕は、台湾で起きている様々な事象を取材してまとめ、単行本にするために原稿を書いている(もうあとは直しだけ)。 台湾インディー音楽の系譜を聞きに、ある音楽関係者に取材したのだが、話はどんどん別の方向に向かっていった。具体的には、政治の話だ。