適正値で戦う事の難しさについて
こんにちは、こんばんは!KuZです!
最近、ポーカーのプレー以外でやる事が
出来たのでそちらが忙しく、
全くnote更新できてませんでした、、、
コロナの影響で外に出ることも
なかなか出来ないので
最近のトピックとかプレーしてて
の気付きとかをこれから
更新していこうと思います!
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今回のnoteはプリフロップの適正値について
の話になります。
先日、ツイッターにて参加率についての
話が少し話題になりました。
簡単に結論をまとめると
「参加率がタイト過ぎる(VPIP 19%以下くらい)
だと長期的に勝ち越すのは、かなり難しいので
適正な参加率でプレーする事が大切」
「かといって誰もが適正値にやみくもに
近づけることがベストとは限らない」
大体こんな感じの内容でした。
僕は両方のツイートに同意したんですけど
「なんでタイト過ぎると勝ち越しにくいの?」
「なんで誰もが適正値に近づける事がベストではないの?」
この部分に関して自分の考えを書かずに
肯定してしまってたので
自分の思う理由とかを含めて
今回はnoteにしようと思います。
(あってるかは分かりませんがw)
「参加率の適正値」
まずそもそも参加率の適正値って何?
って話なんですが、言語化すると
「上手く使いこなせれば
プリフロップでも、ポストフロップでも
つけ込まれることが少ない参加率」
って感じになるのかなと思います。
恐らく具体的な数値とかは
無いと思うんですが、
長期的に勝ち越しているプレイヤーや
プリフロップソリューション
(GTOツール等で解析・最適化したレンジ)
等を参考にすると、
6maxのCash gameなら
VPIPは20~26 PFRが17~20
くらいなんじゃないかなと思います。
ちなみに僕は大体
VPIP22~23 PFR 18~19くらいで
タイト~標準の部類ですね。
これを踏まえたうえで
じゃあ、これより参加率が
低い場合どういう違いが出るの?
って部分について説明していきます。
「参加率を落とす事のマイナス点」
仮に全く同じスキルを持つ上手いプレイヤーが
「適正値内の参加率」と「適正値を下回る参加率」
でプレーをした場合どのような違いが出るか
これは実験したことがないのであくまで
自分の経験則や推測になってしまうんですが、
恐らく二つの点が変わると思われます。
1、単純にポストフロップ次第では
利益を上げられるハンドを降りる事
から生じる利益の減少。
2、参加率が下がる事により
AA,KK等の強いハンドの価値が下がる。
1に関してはそのままで、
バリュー、ブラフを適切に行うことで
±0以上にすることが出来るハンドを
降りることにより
収益が減ることになると思います。
2に関してなんですが
長期的に戦い続けた場合、
適正値を下回る参加率
(例えば17%)でプレーすると
トラッキングソフト(HMやPT4等)
を使っているプレイヤーに
「タイト過ぎるプレイヤー」
だと認識されることになります。
そうなると当然相手はこちらに対して
本来のレンジよりも
強いレンジでアクションをしてくるため、
強いハンドの利益が減少する事から、
「レンジ全体で見た時の利益が減少するのではないか」と思います。
勿論その分相手から
スチール出来る割合も増えますが、
参加率をおとしている事から
スチールに行くハンドも少なくなっていますし
BBでディフェンスせずに降りるハンドも増えているので、
「適正値に比べて、利益が減少する」
という結果になるんじゃないかなと思います。
あくまで予測ですけどね。
恐らくそんなに的外れでもないと思います。
というわけでこれに関しては
「上手くプレーできるなら」
適正値の参加率で戦うことがベストになると思います。
ただし!!
ここには3つの落とし穴、というか
気を付けないといけないポイント
があるのでそこについて説明していきます。
「適正値に囚われないでの巻」
「適正値で戦うことは重要だよ~」
って話をしたんですがこれを実行するにあたって
個人的に気を付けた方がいいポイントがあって
1⃣ 「上手くプレーする事が出来るのか?」
2⃣ 「レーキはどのくらいなのか?」
3⃣ 「どのくらいのハンド数をプレーするつもりなのか?」
この3つをちゃんと考えてから自分の参加率のベースをどのくらい
に設定するか決める必要があります。
♦1⃣について
まずそもそもなんですが、
適正値でそこそこ上手くプレーをするという事
自体が かなり難易度が高いです。
前提として参加率を広くすれば
難しいスポットが増えます。
マージナルなハンドが増えるので、
微妙なバリューベットや弱いレンジを
守るためのチェック、
ブロッカーを利用したブラフなど
求められるプレーの技量がかなり異なります。
例えば、お互い100BB持ち Cashgame
BU 2.2bb open
SB(自分) 5♥5♦ 3bet 10bb BU call
Flop K♥7♦2♠
SB 33%bet BU Call
Turn J♥
こういう時にCheckするだけでなく、
2 barrel を打って自分より上のペア
7ヒット等を下ろすためのブラフを頻度で作る
しかも先ほど説明した
「レンジ全体での利益は上昇する」
という利点があるとはいえ、
レンジの下位のハンドはプレーが難しいわりに
単体での利益は微々たるものなので
プレーの仕方を間違えると
それ以上のマイナスになる事が
結構あると思います。
♦2⃣について
キャッシュゲームの場合
レーキがありレートや
プレーするサイトやカジノによって
その設定が違います。
低いレートに行けば行くほど
利益をレーキに削られる
比率が高くなっていくので、
「上のレートではギリギリプレー出来るハンド」
とかだと「マイナスのハンド」に転ずる場合が多く
適正値そのものが変わる場合があります。
♦3⃣について
最後に、この適正値というのは、
1⃣を満たしたうえで
長期的にそこそこのハンド数をプレーする際、
レギュラー(常駐しているプレイヤー)
に簡単にアジャストされないようにすることが
大きな利点になります。
自分がZoomを3~4面でプレーして
月40000~100000handくらいこなす場合は
1ヶ月経たずにこちらのスタイルが分かってしまうため
適正値に近づけたプレーは必須になります。
しかし逆に言えば1面で週1回
1~2時間程度のプレーをする方なら
自分がタイトなレンジでプレーしていても
あまりバレる事はありません。
僕は普段Zoomを4面でプレーしているんですが、
自分の履歴を見てみた所、
10000handプレーした場合
4面打ちプレイヤーのデータ 120~200hand
1面打ちプレイヤーのデータ20~30hand
時間帯の被り方とかプレイヤープールの多さには
寄りますがザックリこんなもんでデータがたまっていくと思います。
僕はVPIPの傾向を参考にするのは
最低80~150hand以上からが多いです。
(少ない時はメモとかで補う)
なのでプレー時間が少ない方は、
無理に適正値を意識したプレーをする必要はあまりなく
自分が扱いやすいレンジをプレーする方が良かったりする場合が多いです。
~まとめ~「自分に合った参加率でプレーする事が重要」
この3つのポイントのどれかで
思う事があれば無理に適正付近の参加率で
プレーする必要はないと思います。
1⃣に関しては自己評価が難しいと思うので
3⃣が判断基準になりやすいですね。
その場合はVPIPが16~18くらいが弱いハンドが
あまり無いので戦いやすいと思います。
(僕は10nl打ってた時15%とかの超ニットでしたw)
個人的には、
「50NLzoom以上で勝ち越したい!!」
が目標の方は適正値を意識した方が良いのではないかなと。
いきなり変えるのではなく徐々に参加できる範囲を
広げていくイメージで。
なので全部まとめると
「参加率の適正値内で戦えるのがベストだけど、
自分に合った(または目指す)参加率でプレーする事の方が重要」
って感じの結論になるんじゃないかなって思います。
今回はこんな感じです!!
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
「告知と雑談」~硬いプレイヤーの注意点~
お疲れ様です!!
1ヶ月くらいnote更新していなかった、、、
まだあんまり告知していないんですけど、
5月からチーム3億円のteruhisaと
ポーカーを強くなることをテーマにした
学習サロンのサービスを始めるつもりでして
それの準備が忙しすぎて全然noteを書く
余裕がなくなってました、、、
サロンに関してはこれからちょくちょく
告知していくので良かったらチェックしてみてください!
↓↓↓
teruhisaの成績
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「硬くプレーする事の注意点」
まぁ、参加率は固くする方が
楽ではあるんですけど
めっちゃ硬い人と、めっちゃルーズな人は
結構すぐばれますからね、、、、
固くしている人が長期でやってて怖いところは
相手から見て、自分が固すぎるからナッツ級でしか
チェックレイズされていないのに
「なんか最近めっちゃ強いハンドばっかでてくるわ、硬くやってるのにひどい」
なんて感じで
自分にアジャストされていることに
気付きにくい所だと思います。
綺麗なハンドをちゃんと使っていると
こういう思考になりやすいので、
長期でプレーする人は
対戦相手も自分の事を見てる事を意識した方がいいかなって思います!
まぁそんな感じで今回は終わります!!
ありがとうございました~~
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