【子育て】お友達とケンカをしたときは話を聴いて肯定してあげる 20210114
保育園に到着するなり、ロンくんがダッシュで抱きついてきた。
さすがにそろそろパワーが強くなってきたから突進はきつい。
どうしたの?ときくと「ロンくんはやってないのに、やったって言うの。もう遊ばないって」と涙目で状況を伝えてもらった。
なんでもAくんが遊んでいた紙ヒコーキがぐちゃぐちゃになっていて、一緒に遊んでいたロンくんがやったんじゃないかという疑いをかけられていた。
当時の状況を見ていた先生が言うには、ロンくんはやっていないということなので、勘違いで紙ヒコーキぐちゃぐちゃ事件の犯人になってしまっていた。
Aくんは「もうロンくんと遊ばない!ロンくんがいるなら保育園にこない!」といってマスクまで地面に叩きつけて憤慨している。
ロンくんはずっとうつむいたまま「やってないのに…」と残念そうな表情をうかべていた。
それはそうだ。やってないんだから。
そんなこんなあった帰り道で、ロンくんが「本当にやっていないのに、どうしてやったっていうんだろうね?」と納得行かない様子だったので、立ち止まってロンくんの顔を見て「それは、いやだったよね。やっていないことをやったなんて言われたら誰だって嫌だよ」と気持ちを受け止めた。
そこから気持ちが切り替わったのか「まじょまじょ の 5ばんめ はやくみたいな!」とルンルン状態。
受け止めがきいたのか?
とにかく、今日学んだのは肯定するということで、相手の嫌な気持ちが少し軽減されるんだなということ。
絶対にやってはいけないのは、こんなケース
Aくん「ロンくんがヒコーキ壊したんだ!!」
ロンくん「やってないのに…」
パパ「ほら、お友達に謝りなさい!」
Aくん「ロンくんがヒコーキ壊したんだ!!」
ロンくん「やってないのに…」
パパ「ロンくんがやったんでしょ?」
いずれのケースも想像するだけでロンくんに罪悪感をもってしまいそうなシチュだ。ごめんロンくん。
以上のような子供の気持ちを無視した孤独にさせてしまうようなことは、してはいけない。
(とはいえ、そういう親を結構見かけるのが残念でならない)
追記:
20210115 Aくんのほうから「昨日は怒ってごめんね」と耳元でロンくんにささやいた。
以上。