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私はいつでも自分を正当化してて呆れる

昨日の夜の出来事。

いつもの様に中々寝れない子供達、下の子が23時過ぎにやっと寝て、
そして上の子、つけっぱなしのテレビのYouTubeやアプリのアニメ。
「あれ見てから寝る」
「麦茶飲んでから寝る」
「これ遊んだら寝る」
って寝る寝る詐欺を繰り返し23時を周り、23時半、0時、0時半。
時計を見る度に圧をかけられてる気分になりイライラが募る。
私も寝たい。寝たいのと早く子供から解放されたいのと。

0時ごろ寝室で電話していた夫が階段を降りてきてそのまま玄関を出て行ったのが分かった。
私は電話をしてるだけだと思って玄関を開けもせず、また余計に詮索しても苛立つだけなので余計な事はしなかった。

「最後にこれ見たい」
「ここだけだよ!終わったら寝るからね」
お気に入りのアニメのワンシーンをかける、すると今度は
「お腹すいた」
はぁ、最後だよ。納豆ご飯を食べさせて、ぁあーーーもう一回歯を磨かせなきゃ!
そしてやっと2階の寝室へ。

「パパがいない。パパどこ行った??」
と息子。そうだよね、外で電話してるよ。見に行こうか。
また階段を降りる。もう良い加減寝かせたいのに、と思い最後の最後の関門だと心を無にして。

玄関を開けて深夜なので小さな声で
「パパ〜〜」
呼んでも電話の話し声が聞こえるわけでもなく、気配もない。

「いないね、ちょっと待ってね。電話するね」

LINEは話し中だった。携帯番号の方にかけたら最初は中々出なかった。もう一度かけたら出た。

「何してるの?どこにいるの?」

「今死のうと思って高速道路の方まで歩いて行ってた。」

「は!?何してるの?早く帰ってきてよ!Rちゃん待ってるよ!!パパ居ないと寝ないよ!」

第一声はこれ。私は心配とか、そういう気持ちよりも先にこの言葉が出た。
第一声どころか、帰ってきても
「何してるの?早く寝かせたいんだよ!」
ってそれだけ。

そして事なきを得て、なんとそのまま私も息子と就寝。

そして翌朝、夫に言われた。

「俺のこと心配とかないんだね、自殺しようとしてる人にあの態度は酷すぎる。もう一緒に居たくない。離婚したい。」

私は結局、私と子供の事しか考えてないのだ。
だから夫に返す言葉が出ない。
うつ病の夫が嫌で、早く治して早く健全な生活を送りたい。
だけど、最悪な衝動に駆られていたはずの夫に、一番手を差し伸べて欲しかったタイミングで私は寄り添ってあげる事さえできなかった。
とにかく早く治して手を今の私に貸して欲しい。もっと家事、育児手伝って欲しい。

「私はもっとあなたと一緒に生きて行きたいし、死んでほしくないよ!子供達にも必要だよ。私も嫌だよ。確かに昨日は想像力が足りなかったよ」

想像力の欠如と言うオブラートを包んだが、「悪いけどアンタには構ってられないから」って言うのが揺るがぬ本音。あんな行動に出ても私はいつもの変わらない態度。それ以上でもそれ以下でもない。
きっと普段からこんな感じだからきっとTwitter仲間と話しながら発散してきたんだろうな。だって分からないものは分からないもん。
早く治って欲しいってそれだけなの。

夫「分かったよ。でも昨日の態度はもう変えられないし全てなんだなって思っちゃった。」

私「子供の事でいっぱいいっぱいなんだよ!」

夫「だからいつも言うけど、寝る時間にも囚われすぎなんだよ!朝だって遅れてもいいって保育園でも言われてるんだからいいんだよ!」

私「そうやっていつも言うけどさ、寝かせるのも起こすのも準備するのも私なんだよ!手伝えないのに言わないでよ」
ここは譲れなかった。

もうなんて思われてもいいし、離婚したければどうぞって感じなんだけど、
「でも今一人で生活出来ないよね?もう少し落ち着いたら行動すれば?」
って提案しておいた。

夫は他人に期待するタイプではないけど、妻である私にも「期待しない」烙印を押された。

なんて冷酷な人なんだって自分で思う。

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