tinderで洗濯機を借りたら最終的に3Pしてた話②
こんにちは。性にとても前向きなJDです。
これまでのあらすじ
電気を止められた私は洗濯機を求めてマッチングアプリをフル活用します。
洗濯機にありつけた私はそこで久々の温水シャワーにこの上ない幸福を感じます。
ホカホカになった私は30分前に初めて顔を合わせた男子大学生に「これから3Pするけど大丈夫そ?」と言われます。
いや、え?
大丈夫そ?とは?
逆に大丈夫そ?
てか、えー…
もう洗濯機借りちゃったじゃん...
これ断れないやつじゃん...
洗濯する前に言ってよ...
言うまでもありませんがいたいけな19の女子大生が3Pなんぞしたことあるはずがありません。
逃げようかな?と思ったけどそういや乾燥モードかけちゃってたーー。
完全にやらかした。
聞けばその子の親友がこれから家に来るそう。
様々な疑問が頭に浮かび上がりますが答えはYESしかあり得ません。
何故なら、洗濯機を借りているから。
綺麗なパンツが履けるなら、3Pくらいどうってことありません。
そういうわけで私は3Pデビューをすることに。
するとそこに佐藤くんの親友・田中くん(仮)がやってきました。
どうやって3Pのゴングが鳴るんだろうと緊張していた私をよそに佐藤くんと田中くんは恋愛リアリティーショーを見始めます。(テラスハウスみたいなやつね)
私が真ん中に座るカタチでテレビを見ます。
テレビを見ます。
...
あ、この番組普通に面白い。
...
...
え?これやんない?もしかしてやんないやつ?
と思ったのも束の間、ホラ貝が吹かれました。合戦の幕開けです。
「ベッド行こ」と佐藤くん。
「俺らの恋愛リアリティーショー始まる感じ?」田中くんが言います。
いや、やかましいわ。
そんなこんなで3Pデビューを果たした私ですが、初めてのことだったので驚きの連続です。
まず、二人ともまるで自分のポジションが決まっていたかのようにとてもスムーズに動く。
これは例えば田中くんがバックで突くなら佐藤くんはキスやフェラを、といった具合です。
このような連携プレーが次々と繰り広げられていました。お見事。
そして、3Pめちゃくちゃ疲れる。
当たり前ですね。一人で二人を迎え討つわけですから普通のエッチとは訳が違います。
性に前向きな生活を初めてまだ半年程だったので、この頃の私はオーガズムに達したことがありませんでした。
その旨を伝えると「俺らが絶対イかせてあげるよ!!」二人の少年は目を輝かせましたがこちとら初めての3Pでそれどころじゃありません。
さっきまでガンガン突かれてたと思ったら今度は風呂場にフィールドを変えられ、佐藤くんのハイスピード手マンが始まります。
え、これマジで死ぬやつ...
腹上死じゃなくてこの場合何死になるんだろ...
挿手死...?
性の喜びを感じていた段階はとっくに終え、体力が底を尽きていた私にとってその後のプレイは魂で対峙するしかありません。
もはや頂上決戦です。
ただ私は洗濯機を借りにきただけなのに...
ズボラな自分を呪いました。
若き二つの命に一晩中魂を吸い尽くされ、朝になりました。
スヤスヤと眠る二人に背を向けながら、私は乾燥モードもとっくに終わった洗濯物たちをカゴに入れます。
あ、今日1限じゃん...
時計を見ると12時くらいでした。
洗濯機は人に借りるものじゃないな、と思いました。
【洗濯機3P事変で学んだこと】
①3Pできるほど仲の深い友人がいるって良いな
お互いを知り尽くした二人だからこそあそこまでスムーズにかつ的確に動くことができたんだろうなと思います。持つべきものはfriendですね。
②体力がないと3Pはできない
上記の通りですね。私は50m走10秒切って死ぬほど喜ぶくらい運動神経がないので、これから性に前向きな生活をしていく上で体力という壁には絶対にぶつかるんだろうなと思わされました。
③払込を忘れてはいけない
こういうことが起きるからコインランドリーがあるんだなと改めて思いました。結果面白いから良かったけど危険な人も勿論いると思うので電気代は払うべきだなと思いました。
後日聞いたところ、二人には彼女がいたそう。
いや、ダメじゃん。
おわり
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