見出し画像

#37 感覚

こんにちは
lyonにある美術館に行ってきました
写真はダンボールで作った作品なのですがとても素晴らしくて見た時ダンボールとは思えませんでした
どんなものでも素晴らしいものができるんだと感慨深く、そして自分の事をもっと考えさせられた気がします


日本人


日本人は勤勉だと思います
日本人は仕事に対して心血を注ぐ
というような印象があると思います

真面目で在るべき
与えられた仕事に加えて自分でも考え、やれることを増やし効率性を高め
より多くの結果を出すことのほうが良い
日本人だから
日本人だからこそ

うーん
ちょっと違うと私は思ってます

確かに勤勉で真面目で他国の人よりも圧倒的に仕事に対してものすごく取り組む人が多いのは事実だと思いますし
そんな人を見てきました
私もそんな一人であると思いたいです

仕事に対して質と量の両方を求められるのが当たり前ですし
経営者としても、少ない人員で最良の結果を出せれば良し
経費が少なければなお良し
というような感覚でしょうか

今の日本での会社に属してるわけではなくフランスで日本人の経営する会社に属していた私の見解でしかないですけども


給料


フランスにある日本人の経営する会社全てとは断言はできません
100%はないですけど結構な高い頻度で
「給料払ってるんだから仕事しろ」
と発言する経営者を見てます

確かに店は経営者のもので
給料も経営者が出すものですけど
被雇用者は雇用者に全て従わなければならないというのは無い
結果に対する報酬を支払ったという話も聞いたことがない、実際年間売上を3倍にしたポイもボーナスすら出ませんでした

この辺の考え方というかバランスが凄く難しい

生きていくために仕事をしてるのに
仕事のために自分を削っては意味がない
まさに本末転倒

SMIC(フランスの規定最低賃金)
しか出さないで仕事をやれる人がやればいいという環境では誰しも長くは働けない、別の職場も視野に入れる
条件付きで長く働く人もいましたが限定的で専門に飲食店で働いてきた人ではないです

働く人がいなければ飲食店はただの箱
お金があっても払う相手がいなければ会社は動かない
ポイが見てきた経営者はどうやら人には興味が無くお金しか見たくない人ばかりだったようです
実際「プライベートがどうなろうが関係ない、仕事だけしてくれればいい」と言っちゃう人もいましたから
怪我も病気も自己管理が出来てないで終わらす人です


長い目で見た時


最低賃金で最高の結果を出せ
まぁ奴隷と言うか社畜なんですよね
何人かは違法な労働形態で仕事させてた経営者もいますし

経験と知識がある人材を
未経験の学生だったり若い人と同じ給料で待遇することはヤバイと思うんですよ

そんなことをしてると
職に困った人か言語的に他では難しい人が集まってきます
ワーキングホリデーと留学生です
この人材で飲食店構成しても無理がありますからね
日本食で日本人環境の飲食店はポイは警戒します笑

長期的に見ると人材育成と仕事の技術的側面で効率的に組み立てられる人がいないとヤバイっす
管理職って大事ですよね

経営者の大変さは間近で見てよくわかりますけど違法で成り立つところに行くと搾取されますよ




いいなと思ったら応援しよう!