#32 滞在許可証
こちらで飲食店で働いてると様々な衛生管理規約があり日本よりも細かく指定されていると思います
フランス人の衛生観念の知識は日本人と比べて周知されているレベルはお世辞にもいいとは言えないかな…?と思います
もちろんしっかりしてる方はきちんと知識もって仕事をしていますが
コロナでやっと手洗いうがいマスクをしだした国なので
そりゃあ感染爆発しますって
ビザ
滞在許可証
これがこの国に居続けるための最重要のものであり、みんなが欲してるもの
最短ルートは結婚
ポイは日本で既に結婚してたので配偶者ビザで申請して、1年更新を3回したあとに10年を取得出来ました
周りの日本人の方々と比べると早いほうらしいです
学生ビザは期間は詳しくわかりませんが半年から1年など短く
ワーキングホリデーは更新不可能の1年
必ず日本に帰国しないといけない
他にもアーティストビザ
スポーツ関係者のビザなど色々とあるようですが就労ビザについて
いつかは忘れたのですが結構経営者に負担がかかる内容でした
幾らかははっきりと聞いてませんが平均月給2ヶ月分以上の金額が申請時にかかる、就労ビザで働いてもその申請した会社でしか働けない、貰ってやめて他で働くには結構な年数が必要(何年か前に就労ビザの内容が変わったと聞いてます)
と、なかなかの縛りがあるなーと思いました
経営者としては辞められたら申請した時のお金は戻ってこないリスク
働く側には職場の環境、待遇、契約内容の違いがあった場合、不利な待遇の場合
辞めること=帰国 になるはずです
結構しっかりした契約内容の飲食店って自分の周りだと監査が入ったところか
本当に母体が大きい会社以外は違法なことしてるところが多いんですよね
税金でかなりお金取られるんで給料を最低賃金で明細を出し不足分は手渡し
(現金手渡しは違法です)
サービス残業させる、これも料理長などの役職につけて役職手当を給料に含まれているとしてサービス残業させる
等の色んなパターンがあります
契約書にサインして雇用者被雇用者とそれぞれ持つのが法で決まってますがヤバいところはサインすらしないところもありますから
話は戻って就労ビザですが
よく求人広告で「ビザサポート可能です」とか「ビザ取得考慮」とかありますが今まで働いてきてそれは広告に乗せるほど簡単なものではないと思えます
確信も証拠もありませんが
よほどの仕事ができる人とか
まして飲食店なら星付きでシェフやってましたとかなら別ですけどそんな人ならビザはなんとかなってるはずです
美味い話には何とやらと思っちゃいますね
早い話、ビザが欲しくてその話に飛びついても100%無理とは言わないけど
そんな簡単にビザを貰えるなんてあり得ないでしょうねーって言いたいです
10年ほどフランスにいて就労ビザを出してもらえた飲食店の人は片手で数えるほどしか出会えてません
星付きとか実力が物凄いところの人達は話が違うかもしれません
ざっと書きましたが
嘘か本当かはフランスで暮らしたいとなってビザ取得に動いたときにわかってくると思います
ポイは結婚でビザを手に入れた運だけいいバカなのでこのくらいの知識と経験しかありませんが
長くフランスに住んで、フランス語もビジネスレベルの就労に詳しい人ならきっともっとわかる話だと思います