#31 渡仏
こんにちは
グルノーブル方面の山の写真をお付き合いしている彼女が送ってくれました
ポイは仕事で行けませんでしたが
本当は一緒に行きたかったです
そろそろ9月の半ば
今年はセップ(ヤマドリタケ)が
たくさん採れたらいいなと秋を感じます
無計画
移住を考えだしたのは震災ですが
それは2度目のお相手がフランス人だったからというのと
日本で暮らしていくよりも
フランスに移民としてでも渡って
挑戦したほうがいいかなと思ったんです
30歳も越えて、ワーキングホリデーの資格はないし、フランス語も勉強しましたがポンコツでまともに覚えることもなく
渡仏したからこそ言えるんですが
その国の言語を理解出来ないと
まともに仕事も見つからない
地域に依っては英語も通じない
食文化が違うので合わない人は大変
滞在許可証の問題
色々とあります
言語がわからないと5歳児扱いです
身振り手振りでゴリ押しでなんとかなることもありますが
法的手続き等のきちんと理解する事が必須の場合厳しいことが多いです
むしろ門前払いをされる事も多々あり
自分が最初に滞在したのはブルターニュ地方ですが
当時日本人コミュニティがほぼ皆無で
日本と呼ばれるものはほぼ中国系ベトナム系でした
日本食材店も非常に少なく
今でこそ日本食材店、日本の文化に関わるお店、日本食レストランは日本人経営者が増えて来たと思いますが
その当時は日本人経営者等数えるほどしかいなかったです(ブルターニュ地方)
そんな中、言語も理解できず
勉強しても伸びない、会話することも難しいのでできないまま
結構な年月フランス語ポンコツで生きてました
この時に「フランス語を徹底的に学んでおけば良かった、自分は本当にバカだ」
と痛感しましたが、それは今でもあまり変わってません笑
当時よりも全然会話も聞き取りも出来るようになりましたが
言語は自分の武器にも商売道具にもなり得ると思います
勉強の仕方は人それぞれだと思いますが
全く言語の才能が無いポイは
頭で考えるよりも感覚で詰め込んで慣れていく方法でしか上達できなかったです
これが才能のある人ならば
勉強し、実践して、経験を積んで
そう長い期間もかからずフランス語を理解していけるんだと思うんですよね
才能ある人に嫉妬する!笑
それでもなんとか生きて行けてます
自分をバカだなぁと心の底から思っちゃってますが
食文化
日本人なら米!
ぶっちゃけ美味しいお米を見つけることは出来なかったです
デザート用のジャポニカ米を安っぽい炊飯器で炊いて食べてるうちに
諦めてパスタパンクレープなど小麦粉製品にシフトチェンジしました
ポイは慣れましたけど、今までに出会ってきた日本人の方々はやはり米を欲しています
今の職場でも日本人はいますが
やはり米を欲していますね
リヨンは日本人コミュニティが大きく
日本食材店、日本食レストランも多く
経営者で日本人の方々も多くいらっしゃいますが、それよりはるかに多くのエセ日本食レストランも多いです
この10年で物凄く変わってきました
チーズ、ワイン、食肉加工品
デザート、郷土料理等と
様々な美味しいものはありますけども
日本人同士の会話だとやはり
日本の基準の食べ物を欲する話になります、そりゃ日本の食文化を見ると総合的にレベルが高い、安くて美味しい
そうなるのでは?と比べてしまうと思います
安いファーストフードで買って食べても
平均20€はしちゃいますからね
1食3000円ほどは高い!