見出し画像

新卒入社した会社が失敗だった時の対処法。

私が新卒入社した会社は第一志望ではなかった。
卒業間近で、内定がその会社から出なかったから仕方なく入社した。

自爆営業(ノルマ達成の為に自腹を切る)がある事は、入社してから知った。

クレジットカード会社だったから、督促業務やお客様からの問い合わせ対応など電話対応が多かった。
電話対応が下手な私にとっては苦痛だった。

あるローンを組んだ事をきっかけに、真剣に転職について考える様になった。

①まず、今までの経験から何が嫌(やりたくない)のかを洗い出した。
・自爆営業がある会社は嫌
・電話応対が多い(顧客と直接やり取りする)仕事は嫌
・営業や販売(ノルマがある)、体力仕事は無理

②嫌な事を排除した上で、何がやれそうなのかを考える。
・顧客対応(不特定多数の人)ではなくて、社内の人相手の対応の方がいい
・電話対応ばかりで手が止まらない仕事、自分のペースで出来そうな仕事がいい
・他の会社に行っても経験が活かせる仕事、専門性があった方がいい

色々な部署の仕事を思い浮かべてみて、経理・総務などの管理部門が浮かんだ。
経理・総務はどの会社でもあるし、専門性もある。電話応対よりも、つぶしが効きそうだと思った。

③そして今の自分に足りない所を考える。
経理・総務の経験はないから、未経験転職だと厳しいと思った。
日商簿記検定3級を取得した。

④そして、職務経歴書に記載する為に今までの経験でアピール出来る点を探した。
「入会申込書の不備チェックやデータ入力作業での正確性」や、「電話応対での話し方に気をつけた事」「簿記を取得すると言った学ぶ姿勢」など管理部門でも活かせそうな点をアピール材料に探した。

自分が嫌な事、出来そうな事(やりたい事)、職務経歴書の準備や資格取得等の準備が整った段階で、実際に転職活動に挑んだ。

休みと待遇よりも、実務経験が積めるかを重視して活動をした。
一般事務の様な内容の求人よりは、経理総務の業務が高いウエイトを占めてそうな求人を探した。

辞めると決めてから1年程(準備期間が長い)で、転職が決まった。
休みと給与は減ってしまったけど、未経験なので妥協した。
うっすら、経験を積んだらもっと良い待遇の会社に転職しようと考えていた。
とにかく実務経験が欲しかった。


最初の就活が失敗しても、そこで終わりではない。
若いうちに、どうするか考えて行動する事で道が拓ける。
上手く行かない事の方が多いし、就活が成功した人の方が少ないのでは?と思う。
大事なのは、これからどうするか、どうしたいのかを考えて行動する事だ。

いいなと思ったら応援しよう!