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日記を書くこととメンタルヘルス向上の関係

こんにちは、さつきです!「日記を書くこと」がメンタルヘルスに与える効果について聞いたことはありますか?実は、日記を書く習慣にはストレス軽減や感情の整理、さらには幸福感の向上など、多くのメリットがあることが研究で示されています。今回は、そのメカニズムと効果的な方法について掘り下げてみます。


1. 日記がストレスを軽減する理由

書くという行為は、心の中にあるモヤモヤを言葉に変換するプロセスです。このプロセスが、頭の中を整理し、ストレスを軽減する助けになります。特に「感情表現の日記(エクスプレッシブ・ジャーナリング)」は、トラウマや強い感情を抱えている人々の心理的な回復に効果があるとされています【1】【2】。


2. 自己理解を深める効果

日記を書くことで、自分の行動や考え方のパターンに気付くことができます。自己分析が深まり、問題解決能力が向上することも。これは「メタ認知」と呼ばれ、心の健康を保つ重要なスキルです【3】。


3. ポジティブ思考を育てる

感謝日記のように、ポジティブな出来事に焦点を当てて書くことで、幸福感が高まります。研究では、感謝の記録を続けることで、うつ病の症状が軽減された例も報告されています【4】。


4. 睡眠の質を向上させる

寝る前に日記を書くことは、不安を軽減し、リラックスした気持ちで眠りにつく助けになります。考えを紙に書き出すことで、翌日の計画や悩みを整理し、睡眠の質を高める効果があると言われています【5】。


効果的な日記の書き方

  1. 目的を明確にする
    ・ストレス発散、感謝の記録、自己分析など、自分のニーズに合ったテーマを設定する。

  2. 定期的に書く
    ・1日5分でも構いません。短時間で継続できる習慣を目指しましょう。

  3. ルールを作らない
    ・完璧な文章を書く必要はありません。思いついたまま、自由に書くのがポイントです。


まとめ

日記を書く習慣は、忙しい毎日を少しだけ豊かにしてくれる小さな工夫です。ストレスを軽減し、心のバランスを整えるために、ぜひ取り入れてみてください。

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参考文献
【1】Pennebaker, J. W., & Beall, S. K. (1986). Writing about emotional experiences as a therapeutic process. Psychological Science.
【2】Smyth, J. M. (1998). Written emotional expression. Journal of Consulting and Clinical Psychology.
【3】Flavell, J. H. (1979). Metacognition and cognitive monitoring: A new area of cognitive–developmental inquiry. American Psychologist.
【4】Emmons, R. A., & McCullough, M. E. (2003). Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being. Journal of Personality and Social Psychology.
【5】Morin, C. M., et al. (2009). Insomnia: Psychological assessment and management. Guilford Press.

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さつき/言語聴覚士(リハビリ)
これからも有益な情報の発信に努めてまいります。ふつつかですがよろしくお願い申し上げます!