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夜のストレッチはタイミングが重要!眠る直前のストレッチは寝つきに影響する?

こんにちは、さつきです!
夜にストレッチをする人は多いですよね。体をほぐしてリラックスしたり、日中の疲れを取るためには確かに効果的です。でも、「寝る直前のストレッチは寝つきが悪くなる」という話を耳にしたことがある方もいるのでは?

今回は、夜のストレッチが寝つきに与える影響や、最適なタイミングについて詳しく解説していきます!

寝る直前のストレッチが寝つきに悪影響を与える理由

1. 交感神経が活性化する

ストレッチ自体はリラックス効果が期待できますが、激しい動きを伴うストレッチや深い呼吸を伴わない動きの場合、交感神経が優位になってしまうことがあります。これにより、体が「活動モード」になり、寝つきが悪くなることがあります。

2. 体温が上がりすぎる

ストレッチで筋肉を動かすと、体温が一時的に上昇します。体温が下がるときに人は眠くなるため、寝る直前に体温を上げると、寝つきが悪くなる場合があります。

夜のストレッチの効果的なタイミング

理想的なタイミング:就寝1~2時間前

この時間帯にストレッチを行うと、体が適度にリラックスして副交感神経が優位になります。また、ストレッチ後に一度上がった体温が徐々に下がることで、自然な眠気を誘発する効果も期待できます。

軽めのストレッチなら寝る直前でもOK

ストレッチが激しすぎたり、時間が長すぎたりしなければ、寝る直前でもリラックス効果を得られます。特に、深い呼吸を意識したヨガや簡単な全身の伸びはおすすめです。

おすすめの夜用ストレッチ

1. 前屈ストレッチ
• 足を伸ばして座り、両手をつま先に向けて前屈する。
• 太ももの裏や腰をゆっくりと伸ばします。

2. 仰向けの股関節ストレッチ
• 仰向けになり、片膝を胸の方に引き寄せる。
• 股関節や腰回りがほぐれ、リラックス効果が高まります。

3. 猫のポーズ
• 四つん這いになり、息を吸いながら背中を丸める。
• 息を吐きながら背中を反らして胸を開く。

これらのストレッチは軽めで、呼吸を整えることもできるので寝る前にぴったりです。

ストレッチに関するエビデンス

いくつかの研究では、寝る直前にストレッチを行うと、一時的に交感神経が活性化する可能性が指摘されています。ただし、ストレッチの種類や強度に依存するため、すべてのストレッチが寝つきに悪影響を与えるわけではありません。

一方、ヨガや呼吸を伴う軽めのストレッチは、深い睡眠を促進することが示されています(Sharma et al., 2017)。特に、寝る1~2時間前に行うストレッチは、睡眠の質を高める効果があるとされています。

まとめ

夜のストレッチは、タイミングと方法を工夫することで、寝つきや睡眠の質を向上させる効果があります。寝る直前に激しいストレッチを避け、就寝1~2時間前に軽めの動きを取り入れるのがおすすめです。ストレッチを活用して、質の良い睡眠を手に入れましょう!

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さつき/言語聴覚士(リハビリ)
これからも有益な情報の発信に努めてまいります。ふつつかですがよろしくお願い申し上げます!