食事介助の面接コーデ
前回は…
履歴書を書くのを異様にめんどくさがり、注目されるはずもない自分の顔を証明写真で撮る事すら「すいません!間に合いませんでした!」作戦で撮らずに済ませ、一応なんとか書き上げたワタシ。あとは家を出るばかり…?
さて、面接時間はAM11時。
30分もあれば着くが、念の為に1時間前には家を出よう。不安神経症だからという訳ではないが、時間に遅れるのを異様に恐れ勝手に一人ドキドキしてしまう(残念ながらときめきではない)
おっと!いけない。まだパジャマだ。あぶないあぶない。
白いロンTと黒のジョガーパンツをパジャマにして一日中このままで過ごしてる。theパジャマな感じがしないし何より着心地良く楽。朝散歩やヨガもできるしスーパーに行っても問題ない。(自分の中では問題ないけど他人から見ると大問題かも)
もうワンセットこの組み合わせを持っているので、夜の入浴後は再び同じ格好になっている。だから家族は私がお風呂に入ったかどうか判断がつかない。朝も夜も毎日同じ格好だから。
いつも同じ服着て飽きない?と娘に言われるが、スティーブ・ジョブズは発想力を高める為に服選びのエネルギーを節約して同じ服を着てたらしいと答える。
娘は………黙る。
わかってる。わかってるよ娘や。
ワタシはジョブズじゃないよ。
iPhoneみたいな発明をするほどの発想力はないけど、すぐに最悪な事を考えて一人パニクり過呼吸になってしまう不要な妄想力があるだけ。
自分の中では、デスノートのエルと同じファッションだと思っているところも痛々しさに更に拍車をかけている。
ヘアスタイルもエルっぽく仕上げてるつもりだが、どうみてもキノコだ。まぁいい。そんなに多くは求めてない(実はすんごく求めてるし、どんなにセットしてもキノコに見えるのが悩み)
さすがに面接ではそれなりの服を着た方がいいだろうがスーツはありえないし、ジーンズもどうか…
無難に ジャーナルスタンダードのロンTと黒スキニーにしてみる。
どうかしらと鏡を見ると、パジャマと同じやないかい!!
UNIQLOからジャーナルスタンダードになっただけのモノトーンコーデ。これにダンナさんの無印の黒ジャケットを羽織る。
おしゃれは首、手首、足首の3首を見せるのがセオリーだと言われるが今でもそうなのか?ダンナさんが、俺は4首いっちゃうぜと乳首を出そうとしてたのはだいぶ昔の話だ。時が止まっている感覚なのでもう時代遅れかもしれない…とりあえずジャケットの袖を軽くまくり襟抜きしながら着崩す。
この着崩しがホント難しい。トップスを前だけインしたり色々やってみるがどうしてもインスタで見るキラキラしたおしゃれな感じにならない。ただの疲れてだらしない人に見える。あきらめも大事と言い聞かせオールインっ。
ニット帽被ってマスクをしたら、まるでセレブのお忍びスタイルじゃないか。サングラスをかけたらバッチリだが午前中の面接には場違いだ。(たとえ午後の面接でも場違い)
履歴書オッケー、財布オッケー、スマホオッケー、マスクオッケー、ハンカチティッシュオッケー、ソラナックスオッケー(ソラナックスは抗不安薬。肌身離せないワタシの友であり今まで何度も窮地から救ってくれた恩人)
よし………では…
いざ出陣!
つづく。